【news】「学校がもっと好きになる絵本シリーズ」誕生!課題図書常連のベストセラーコンビが再結集!
元小学校教諭の大人気作家くすのき しげのりさんと個性豊かな画家が描く、心温まる絵本シリーズ
新学期、新入学にピッタリの「学校がもっと好きになる絵本シリーズ」(東洋館出版社)全3作が2018年4月に発売されています!小学校低学年から高学年まで楽しめる内容でです。絵本ナビでは、発売を記念して、くすのきしげのりさんにお話を伺っています。掲載されているインタビューをぜひご覧くださいね。
教科書では教えられない大切なこと、絵本にしました。
勉強が好き。スポーツが好き。絵が好き。音楽が好き。
子どもたちは学校で、たくさんの好きなことを見つけます。好きという気持ちから、個性的な未来が始まります。
でも、どの「好き」だって最初は「学校が好き」という気持ちから始まるのだと思うのです。学校が嫌いだ、という子をひとりでも減らしたい。
そんな想いから「学校をもっと好きになる絵本」シリーズを刊行することにしました。相手の気持ちになること。友だちを大切にすること。自信を持つこと。
教科書では教えられない大切な内容を、絵本として綴じました。
読んだすべての子どもたちが、月曜日を待ちわびるようになりますように。
転校ばかりのはるかちゃんは、
こんないなかの学校に、本当は来たくなかった。
でも、この学校は、今までとなんだか違う!?
分校での出会いが、内気だった女の子を変える!
青少年読書感想文全国課題図書「メガネをかけたら(小学館)」のコンビの最新作!
男子と女子に分かれ、けんかになったユウトくんのクラス。
マリナちゃんと一緒のクラスなんかじゃ、力を合わせるのなんてむり。
けんかをしてしまった2人は、 仲直りできるのでしょうか?
けんかはどれも、学びのきっかけ。
立場や意見が違うからこそ、分かりあおうとすることが大切なのです。
おねえちゃんのおさがりを恥ずかしがる、なっちゃん。
そんななっちゃんに、先生がおさがりの思い出を話してくれます。
そして、ともくんのおうちにも、おさがりをあげられる赤ちゃんが。
モノを大事にすると、まわりのすべてが愛おしくなる。
おさがりって、なんて素敵なんでしょう。
「学校がもっと好きになる絵本」シリーズに込められた思い
● こどもたちへ
主人公の悩みは、きっと、みんなの悩み。
この本の登場人物は、特別ではありません。みなさんと同じことに悩み、喜びます。自分の物語として楽しんでもらえたら嬉しいです。
● 保護者の方へ
絵本が好きな子どもを 学校が好きな子どもに。
易しい言葉で、小学校入学前から読んでいただけます。一方で、普遍的なテーマを扱い、高学年のお子様にも気づきがあります。登場人物を自分に重ね、読んでいるうちに、学校が楽しみになる絵本シリーズです。
作者紹介 くすのき しげのりさん
1961年、徳島県生まれ。鳴門市在住。
小学校教諭、鳴門市立図書館副館長などを経て、児童文学を中心とする創作活動と講演活動を続けている。
絵本『おこだでませんように』が2009年、『メガネをかけたら』が2013年、全国青少年読書感想文コンクール課題図書に選定。(ともに小学館)。
また、『ふくびき』(小学館)、『ともだちやもんな,ぼくら』(えほんの杜)が、ようちえん絵本大賞を受賞。その他の絵本に『みずいろのマフラー』(童心社)、『ええところ』(学研)、『Lifeライフ』(瑞雲舎)など多くの作品がある。
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