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絵本ナビニュース2018

【news】毎日の一瞬のきらめきを描いた詩の絵本『はるなつあきふゆの詩(うた)』発売!

詩人である石津ちひろさんの美しいことばで描いた訳も必見!

美しい言葉と絵で彩られた四季を絵本で感じてみませんか。

ゆったりと落ち着いた気持ちと毎日を慈しむ優しい気持ちになれる絵本が発売されました。

 

『はるなつあきふゆの詩』(ジュリー・フォリアーノ:詩/ジュリー・モースタッド:絵/石津ちひろ:訳/偕成社)は、何気ない日々の出来事が、日記のようにつづれた詩が48編収録されています。

はるなつあきふゆの詩

春の訪れを教えてくれる、一羽の小鳥。夏の海べで食べる、しょっぱいピーナッツバターサンド。秋の風を感じて、きゅうに恋しくなるセーター。冬の日あたたかい部屋でゆっくり過ごすしあわせ。──なんでもないふつうの日の、トクベツな一瞬のきらめきを、女の子のまっすぐな目でみつめ、日記に書き留めたような詩が58編。翻訳を手がけたのは、巧みな言葉遊びでも知られる、詩人の石津ちひろさん。原詩の世界感をそこなうことなく、うつくしい日本語におきかえた。ずっと眺めていたくなる、季節の詩情あふれる絵とともに、大切な宝物になりそうな一冊。

『はるなつあきふゆの詩』は、どんな絵本?

春の訪れを教えてくれる、一羽の小鳥。夏の海べで食べる、しょっぱいピーナッツバターサンド。秋の風を感じて、きゅうに恋しくなるセーター。
冬の日あたたかい部屋でゆっくり過ごすしあわせ。そんなふつうの日の一瞬のきらめきが女の子の目線で書きつづられています。

3月の終わり。まだ雪も残るなか、小鳥のさえずりや小さな花が春の訪れをおしえてくれます。

6月になると、夏至に向かって日も長くなり、生まれたばかりの草や虫のさざめきがよく聞こえてくるようになります。

9月も後半になると、まだまだ暑い日もあるけれど、風がだんだんと涼しくなってきます。あたたかいセーターが恋しくなってくる季節です。

 12月、日に日に寒さが厳しくなってくる頃ですね。朝起きて外が一面真っ白だとなんだかワクワクします。

 石津ちひろさんの訳がとても美しく、海外の作品の翻訳であることを忘れてしまうくらい自然に季節の移り変わりやまわりの変化を感じ取ることができるはずです。
ぜひ、大切な宝物にしていただきたい1冊です。

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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