【絵本アクティビティ】『ツリーハウスがほしいなら』を読んでマイツリーハウスを作ろう～こども園さくら編～
STEAM教育 
連載
幼児～小学生にピッタリ！絵本を読んで得たアイデアを、自由に作り上げていく“絵本アクティビティ”。記念すべき第1回に用いた絵本は『ツリーハウスがほしいなら（ブロンズ新社）』です！
ツリーハウスがほしいなら
文：カーター・ヒギンズ
絵：エミリー・ヒューズ
訳：千葉 茂樹
出版社: ブロンズ新社
ツリーハウスがほしいなら、想像してみよう。どんな木がいいかな？ 背が高い木？ それとも枝をいっぱい広げた木？ 花だんや本棚があったらすてきだね。すてきなものでいっぱいの、きみだけのツリーハウスをつくろう。ツリーハウスから広がる、想像力の絵本。
こちらでは実際にやってみた園やご家庭の様子をご紹介。みんなはどんな発見を受けて、どんなものを作ったのでしょう？子どもならではの視点や試行錯誤が満載。みんなヒラメキまくってますよ！
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今回の“絵本アクティビティ”の内容はこちら
こども園さくら年中組（栃木県栃木市）
【DATA】
作ったクラス：年中組（4-5歳、60名）
今回は、大きな木を作りたいチーム（画像左）と、落ち葉の絨毯の家作りチーム（画像右）にわかれて制作しました。途中、ロールスクリーンの影絵が絵本に出てくるシアターに似てる！と大発見。さあ、どんな家ができあがるでしょうか？
読み聞かせ後は3パートに分かれて作業が開始。まずはツリーチームからご紹介。
『ツリーハウスがほしいなら』を先生に読み聞かせしてもらい、真剣に見入っています。ここからいつのまにかツリー、絨毯の家チーム制になって、それぞれのミッション遂行へ。
ツリー班では紙管を集めて木にします。ひもでくくって1本の幹に見立てます。
段ボールで囲みさらに強度・太さを増していきます。装飾もしやすくなります。
「木は茶色だよね～」と色塗りを開始。
牛乳パックを重ねて高い木を作ろうと、給食室へ資材を交渉。
「あの絵本の中に出てきた地球を作ろう！！」
こちらは木の枝を作ってよりリアルに表現。
「木ができたら雪を積もらそう！」発砲スチロースを細かく刻みます。
茶色く塗った紙を巻きつけました。
こちらでもツリーハウスの飾り作りが進みます。
給食室で手に入れた牛乳パックを重ねて高くしていきます。
葉っぱ作りが進みます。本物の葉をスタンプにしてよりリアルに。
紙管と牛乳パックの幹が合体！安定させるために土台にはブロックの遊具を活用。
葉っぱが付けられました。この時期（冬）にピッタリのクリスマスの装飾も…。
影絵で大発見
この日はたまたまアトリエスタ（「こども×おとな」をアートで繋ぐイベントチーム）とハロウィンの製作をする日。
ペープサート等を作っていきます。
「ツリーハウスの絵本に出てくるシアターだ！」
影絵のペープサート！
アトリエスタが光を使ったステンドグラスを教えてくれたので
作ってみることに。
シアターと融合しました。
絨毯の家チーム
設計図作りに着手。
みんな落ち葉に興味を持ち始めました。
発見！落ち葉って温かくてお布団みたいだ。
落ち葉を集めて絨毯を作ろう。
こんなに集まりました！
落ち葉の絨毯を敷く場所を決めます。
みんなで場所をお片付け。
片付けをしながら新たな発見です。なんと２メートル10センチの根！
大きな木の根も見つけました。
落ち葉の絨毯のツリーハウスを作ります。
雨が降っても大丈夫なように…
ビニールの屋根を制作。
設計図とも照合OK！
...Coming Soon
まだまだ子どもたちのツリーハウス作りは進行中。どうなるのかお楽しみに！
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