ゾロリと3つの試練に挑んでプログラミング思考を育てよう
『かいけつゾロリ』は、キツネのゾロリと、ふたごのイノシシ、イシシとノシシが大冒険をくりひろげる大人気のおはなしシリーズ。魔法使いのでしになったり、ドラゴンを退治したり、恐怖の館でこわい目にあったりと、たくさんの冒険をしてきたゾロリたちが、ドリルで新たに3つの冒険に出発! ところが冒険の途中には、ゾロリたちの行く手をはばむ試練が待ち受けていました。そこで子どもたちの出番です。先に進めなくて困っているゾロリたちを助けてあげましょう。
ぼうけんの途中に出てくる問題を解いて、プログラミングのチカラを身につけよう!ゾロリといっしょに、ひらめき解決!コンピューターなしでも、プログラミングの考え方が楽しく学べるかいけつゾロリのプログラミングドリル!
小1の子もひとりで読める、短いおはなし3本立て! 「かいけつゾロリ」シリーズのおためし読みに
原作の児童書シリーズはもちろん、テレビアニメも大人気の「かいけつゾロリ」シリーズのおはなしは、1冊103ページのボリュームがあります。大人に絵本を読み聞かせてもらうだけでなく、学校で字を習って、ひとりで読めるようになったばかりの子には、ちょっぴり長いかもしれません。
でも『かいけつゾロリのプログラミングぼうけんBOOK ゾロリクエスト』のおはなしは、20ページくらい。これなら、ひとりよみを始めたばかりの子でも通しで読めそうです! 「テレビでゾロリが気になっていたけれど、ひとりでおはなしを読むのが難しそう」と思っていた方には、本格的にゾロリを読む前のおためし用としてもおすすめです。
文章は小学生低学年の子が読めるようにひらがなが多く、漢字にはよみがながふってあります。大きな字で読みやすいし、どのページにも絵が入っていて、絵を見ていくだけでもなんとなくおはなしがわかるようになっています。
小学1年生の子どもがいる絵本ナビスタッフからも、こんな耳寄り情報が!
小1の子は「かいけつゾロリ」が大好き!
寝る前に物語の本のゾロリを読んで欲しいとお願いされて、何度か読んだことがあるのですが、やっぱり少し長くて、全部読み終わる前に子どもが寝てしまったり、読んでいる私が力尽きてしまったりしたことがありました。
でもこのドリルのおはなしは、寝る前の読み聞かせにぴったりの長さ。ドリル自体もナゾ解き感覚で楽しく取り組んでいましたが、問題を解いた後でもおはなしが楽しめるし、短くてもちゃんと「ゾロリ感」があっておもしろかったです。これまでに何度か、寝る前にお布団にこのドリルを持ちこんで、親子で楽しんでいます!
しかも、ドリルはぜいたくな3本立て! 1つのおはなしを通しで読むことができた満足感を味わえるだけでなく、2つ目、3つ目と続けて読むことで、どんどん自信がつくでしょう。そうしたら、さらに楽しい冒険が満載の「かいけつゾロリ」シリーズを、思いっきり楽しめそうです。今年35周年を迎えた「かいけつゾロリ」シリーズは、なんとシリーズ71冊が発売中! この夏ドリルをきっかけに、子どもが読書家に進化するかもしれませんね。
「かいけつゾロリ」シリーズが読みたくなったらこちらをチェック!
「順序」「繰り返し」「分岐」3つのテーマでプログラミング的思考を育てる
『かいけつゾロリのプログラミングぼうけんBOOK ゾロリクエスト』では、プログラミング的思考を育てる3つのテーマを学ぶことができます。
1つのおはなしで扱うテーマは1つですが、形合わせやルールの理解、矢印迷路に言葉づくりなど、いろんな種類のチャレンジ問題が用意されていて、飽きずに取り組むことができます。
1つ目のおはなしは、旅の途中でハラペコになったゾロリたちが、森の中でみつけたおかしの家で、おかしを食べるために奮闘する「おかしで まんぷく 大さくせん」。目の前においしそうなおかしがあるのに、次々と問題がふりかかって、ゾロリたちはなかなか食べることができません。
おはなしを読み進めると、「チャレンジもんだい」が出てきます。このおはなしのテーマになっているのは「順序」。物事を順番通りに進める考え方を学習するために、順番に並べたり、記号や文字を順番にたどっていく問題が出てきます。
正解しなくてもだいじょうぶなので、最初は自分だけで考えてみることが大切です。どうしてもわからなかったら、巻末の答えをみても良いし、大人と一緒に考えてもOK。おはなしの続きが気になりすぎて集中できなかったら、おはなしだけ先に読むのもアリです。
このように、おはなしの合間に出てくる「チャレンジ問題をやりながら読み進めるのが、このドリルの使い方です。残り2つのおはなしも、少し紹介しましょう。
2つ目は、ロボットコンテストで優勝して「しろ」をもらうおはなし「はちゃめちゃ! ロボットコンテスト」。ここでは「繰り返し」がテーマ。同じ作業を繰り返す、反復の考え方を学習します。
3つ目のおはなしは「分岐」がテーマになっています。なんだかアドベンチャーゲームを解くみたいで、おもしろそうですね! おはなしはぜひ、ドリルでお楽しみください♪
ドリルの取り組みで一番大切にしたい、楽しんでやること!
みなさんは、ドリル=お勉強だと考えていませんか? でもどんなに楽しいことも、「ノルマ」があったり「正解・不正解で点数をつけられる」と、とたんにつまらなくなってしまい、やる気が起きなくなることも。せっかく学習習慣をつけるために始めたドリルなのに、逆に子どもが苦手意識を持ってしまっては残念ですよね……。
そこで、ひとつアドバイスです。
子どもがドリルをやっている間、大人はできるだけ口出しをせず、子どものペースで好きなように楽しむ様子を見守ってあげてください。『かいけつゾロリのプログラミングぼうけんBOOK ゾロリクエスト』の目的は、正解することではなく、自分なりに考えてみること。ですから「どんな答えでも、子どもなりに考えて見つけたものなら大正解!!」くらいのおおらかな気持ちで、子どもといっしょにおはなしを楽しんでみてはいかがでしょうか。
子どもにまちがいをソッと教えたい場合は、「私はこう思うなー?」とあくまで自分の意見として子どもに伝えてみましょう。「えー、ちがうよ!」なんて言い返されることもありますが、そうしたら「そっか。じゃあ教えて?」と言って一緒に問題に取り組むと、やっているうちに「あれ?」と子どもが気づくこともあります。ちょっぴり面倒かもしれませんが、かつて「ブッブー、まちがい!」とクイズ番組さながらに調子に乗って不正解を伝え、子どもの自尊心をタイヘン傷つけてしまったママの反省をこめて、お伝えします(子どもが大きくなってから「アレはいやだった」と怒られました)。
これからドリルに親子で取り組むみなさんは、ぜひ一緒に楽しんで欲しいです。
あわせておすすめ!「かいけつゾロリ」シリーズのドリル
テレビアニメに登場したキャラクターたちが大集合! ダジャレで漢字も覚えだじゃれ(なされ)
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「かいけつゾロリ」シリーズ35周年記念アプリ「かいけつゾロリ バーチャルゾロリ城」ダウンロード開始!
2022年は「かいけつゾロリ」シリーズ35周年。すでに発売されているシリーズは71作なので、1年に2冊のペースで新しいおはなしが作られていることにびっくり。そして35年も経ったのに、まだゾロリは「しろ」も「お嫁さん」ももらえていない……ということで、なんとポプラ社が感謝の気持ちをこめて「ゾロリ城」をプレゼント!
ゾロリの夢と欲望をアレコレ詰めこんだ「ゾロリ城」は、まさに今、絶賛建設中! ゾロリ城は、みんなが自由に入れる部屋がたくさんあって、みんなで一緒に楽しめる素敵なところ。ゾロリがおしろを手に入れるまでのおはなしがHPで読めるので、さっそくチェックしよう!
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