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月別児童書ランキングBEST10

【ランキング】11月の児童書売上ランキングBEST10は?

今、絵本ナビで売れている児童書は?ロングセラーの中でも特に人気なのはどんな作品?
話題になっているのはどんな本?なかなか見えづらい児童書の売れ傾向ですが、少しでも児童書の旬をお伝えできるよう、1ケ月分のランキングを毎月発表していきます。

さて2017年11月は、どんな児童書が人気だったのでしょう?

11月の児童書売上ランキングBEST10【2017/11/1~11/30】

2017年11月売れ筋ランキング第1位

根強い人気! 3ヶ月連続で1位に輝いたのは、やっぱりこちらのお話!

ふたりはともだち

仲よしのがまくんとかえるくんを主人公にしたユーモラスな友情物語を5編収録。読みきかせにもふさわしいローベルの傑作です。小学校の教科書に採用されています。

2位も3ヶ月連続で、こちらの作品でした!

エルマーのぼうけん

動物島に捕えられているりゅうの子を助けるため、エルマーは冒険の旅にでかけます……。広がる空想、ユーモア、リアリティー。幼年童話の最高峰の一つとして読みつがれています。

9歳の男の子エルマーは、親しくなった野良ネコから、“どうぶつ島”で野蛮な動物たちのとりこになっている、かわいそうなりゅうの子どもの話を聞いて、助けにいくことにしました。家を抜け出して船に忍び込み、“どうぶつ島”についたエルマーは、トラやサイやライオンなど獰猛な動物たちにつかまりそうになりますが、そのたびに機転を利かせて危機を切り抜け、ついにりゅうの子を助け出しました。

クリスマスギフト用に、セットもよく売れています。通常版と愛蔵版、お好きな方を!

エルマーのぼうけんセット

エルマー少年とりゅうの子の冒険物語3部作。ユーモアたっぷりのお話は、読むものの心を空想の世界に羽ばたかせながら、物語のリアリティーに引き込みます。幼年童話の最高峰として読みつがれているロングセラー。

愛蔵版 エルマーのぼうけんセット

エルマー刊行60周年を記念して、ぜいたくな愛蔵版をつくりました! 3冊セットでケースに入れ、挿絵も本文も新規に作り直し、しっかりした作りの美しい本になりました。
●セキユリヲによるおしゃれなデザイン
●背はクロス装。タイトル文字は箔押し。
●さし絵は新規製版により、より鮮明に。

また上位に上がってきました!他の「かんぱい」シリーズも合わせて読んでみて下さいね。

人に言えない失敗は、だれにでもあります。達也のおねえちゃんは、小学校のリレーで、失敗をしてしまいます。
朝ごはんも食べられないくらいおちこむおねえちゃん。そんなとき、おじいちゃんから電話がかかってきて…。


 

4位 『なぞなぞの好きな女の子』

なぞなぞのすきな女の子

なぞなぞあそびの大好きな女の子とはらぺこのオオカミが、森でばったり出会いました。うまそうな女のこだぞと舌なめずりしたとたん、女の子になぞなぞを出されて、オオカミは大弱り。さあ、どんななぞなぞかな?なぞなぞがいっぱい出てくる楽しい幼年向童話。

5位 『たんたのたんけん』

たんたのたんけん

八月二十九日はたんのたんたの誕生日です。と、どこからかふしぎな地図がまいこみました。矢印や△じるしの書いてある、たんけん地図のようです。さっそく、たんたはたんけんに出発です。すると、どこからか、へんなひょうの子があらわれて……。

6位 『はれときどきぶた』

はれときどきぶた

あしたは「はれ,ときどきぶたがふるでしょう」。則安君が書いたでたらめの日記。ところが,本当に……。大人気のベストセラー童話。

7位は同数で5作品並んだので、どどどっと紹介します。

大どろぼうホッツェンプロッツ

おばあさんの大切なコーヒーひきが、大どろぼうホッツェンプロッツに盗まれてしまいました。大魔法使いツワッケルマンや妖精も登場して、少年カスパールとゼッペルの大活躍がはじまります。

ネコのタクシー

飼い猫になったトムは、ご主人へのお礼にタクシーを始めます。ケーキを運び、救急車になり、泥棒を追いかけ……。小さな町のネコのタクシーは大忙し。愉快な楽しい幼年童話。

ガラスのうま

自分のせいで足をおったガラスの馬を追って、すぐりは、ガラスのいきものたちの世界へ飛びこんだ!幼年向け冒険ファンタジー。

新版ヒキガエルとんだ大冒険(1) 火曜日のごちそうはヒキガエル

雪の野原でミミズクにつかまったヒキガエルのウォートンは、ミミズクの誕生日のごちそうにされることに。その日は一週間後。ウォートンは逃げ出せるのか…? 大人気シリーズが、大幅に訳を改めて再登場!

ぼくはめいたんてい(1) きえた犬のえ(新装版)

世界じゅうで翻訳され、こどもたちに愛されつづけているシリーズ。日本語版の新刊発売につづき、既刊も新装版となって登場!第1弾は『きえた犬のえ』。めいたんていのネートはなかよしのアニーにたのまれて絵をさがすことに・・・・・・。

いかがでしたか?

11月の児童書ランキングは、ロングセラーでおなじみの作品が並びましたね。

最後にクリスマスの読みもので今人気のある作品を少しご紹介したいと思います。

人気のクリスマス読みものベスト3!2017年11月

クリスマスに読みたい児童書 第1位

クリスマスがちかづくと

セロはクリスマスが大嫌い。クリスマスはいつも、おとうさんもおかあさんも家にいないから。おかあさんはデパートの仕事がいそがしいし、おとうさんもどこかに出かけたまま帰ってこない。10歳になったセロは、おかあさんに思い切ってきいてみました。「どうして、おとうさんはクリスマスがちかづくと、家に帰ってこなくなるの?」おとうさんの驚くような秘密を知って、セロの小さな閉じた世界は開かれ、大きく広がっていきます。

クリスマスに読みたい児童書 第2位

12月のおはなし クリスマスクッキング ふしぎなクッキーガール

お友だちと絶交中でちょっと不機嫌な小学二年のれいなちゃんは近くに住む三年のゆうだいくんと高校生のお姉さんのみさちゃんからクリスマス用のジンジャークッキーづくりに誘われます。みさちゃんにクッキーのつくりかたをおそわりながら、こねた生地から女の子の形を抜いていると、クッキーの女の子と、抜けた生地の女の子の形の穴がしゃべりだし、けんかを始めます。実はゆうだいくんも親友のたくまくんとけんかをしていて、ゆうだいくんがクッキーの男の子を抜いていると、やはりクッキー達がけんかをしだしました。今も昔も永遠にかわらない、女の子同士、男の子同士のけんかの理由とそれぞれの仲直りをしたくなる気持ちをユーモアあふれるストーリーで描きます。

巻末には世界中のクリスマススイーツの紹介やジンジャークッキーのレシピもついて、家族やお友だちみんなで楽しめる一冊です。

すべての見開きに山田詩子氏のかわいい挿絵入り。

クリスマスに読みたい児童書 第3位

愛蔵版 クリスマス・キャロル

クリスマスの前夜,強欲で嫌われ者の商人スクルージのまえに,かつての共同経営者の亡霊があらわれる.三人のクリスマスの幽霊の訪問をうけ,過去,現在,未来へと連れていかれたスクルージが見たものは…….恐怖が喜びに転じるクリスマス・ストーリーの傑作を,贈り物にぴったりの美しい造本でお届けします.

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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