絵本ナビスタイル トップ  >  絵本ナビ便り   >   月別児童書ランキングBEST10   >   【ランキング】2020年3月の児童書売上ランキングBEST10は?
月別児童書ランキングBEST10

【ランキング】2020年3月の児童書売上ランキングBEST10は?


今、絵本ナビで売れている児童書は? 話題になっているのはどんな本? なかなか見えづらい児童書の売れ傾向ですが、少しでも児童書の旬をお伝えできるよう、1ケ月分のランキングを発表していきます。

 

さて、2020年3月の児童書は、どんな作品が人気だったのでしょうか? ロングセラーが中心のようではありますが、1位は話題の本がランクインしたようですよ。2月と3月に刊行となった新刊情報も最後にご紹介しますので、ぜひ新刊もチェックしてみて下さいね。

2020年3月の児童書売上ランキングBEST10【2020/3/1~3/31】

第1位は、人間関係のヒントが盛りだくさん。子ども版『人を動かす』の登場です。

カーネギーおじさんに教わるシリーズ(1) こども『人を動かす』友だちの作り方

出版社からの内容紹介

「カーネギーおじさんに教わる」シリーズ第一巻!デール・カーネギーの世界的ベストセラー『人を動かす』を、カーネギーおじさんが教えてくれるアドバイスに沿って、教育学者の齋藤孝がわかりやすく解説する。親子で楽しく読んで、学校生活やその後の人生に役立ててください。

◎本書の特徴
・多くのビジネスパーソンに愛読されている不朽の名著を、子ども向けに解説。
・対象年齢は小学校低学年から。
・総ルビなので、子どもひとりでも読めます。
・Q&A方式になっており、興味のあるページから読み進められます。

40年以上読み継がれる幼年童話の傑作。心が和みます。

ふたりはともだち

出版社からの内容紹介

仲よしのがまくんとかえるくんを主人公にしたユーモラスな友情物語を5編収録。読みきかせにもふさわしいローベルの傑作です。小学校の教科書に採用されています。

合わせて読みたい「がまくんとかえるくん」シリーズ

意外に解けないナゾの面白さにハマリます。全17巻あるので続けてどんどん読んでみよう!

みどころ

9歳のネートは探偵です。
今日もネートの元に1本の電話が入りました。
仲良しの女の子アニーから、なくなった絵を探してほしいとの依頼です。

すぐにアニーのところへ駆けつけるネート。
まず、アニーの話をじっくり聞き、部屋の中をくまなく調べます。
次に、その絵を見た他の人たちー仲良しのロザモンド、弟のハリー、犬のファングについて丁寧に調査していきます。
はたしてネートは、アニーのなくなった絵を発見することができたのでしょうか。

一見、すぐに解けそうと思わせておきながら、意外になかなか解けないナゾの面白さと、ネートのツボを押さえた探偵ぶりに子どもも(大人も!)たちまち心を掴まれてしまいます。
また9歳という年齢でありながら、どんなナゾが来ても常に落ち着き、周りから頼りにされているネート。子どもたちは、自分と同じぐらいの年齢の子の活躍とカッコよさにたちまち憧れてしまうのではないでしょうか。一方でパンケーキが大好物で、気が付けばいつもパンケーキを食べているところには親しみを感じてしまいますね。
(続きはコチラ>>>

第4位 エルマーのぼうけん

5、6、7歳の子に読んで聞かせてあげたい、幼年童話の最高峰!

エルマーのぼうけん

出版社からの内容紹介

動物島に捕えられているりゅうの子を助けるため、エルマーは冒険の旅にでかけます……。広がる空想、ユーモア、リアリティー。幼年童話の最高峰の一つとして読みつがれています。

9歳の男の子エルマーは、親しくなった野良ネコから、“どうぶつ島”で野蛮な動物たちのとりこになっている、かわいそうなりゅうの子どもの話を聞いて、助けにいくことにしました。家を抜け出して船に忍び込み、“どうぶつ島”についたエルマーは、トラやサイやライオンなど獰猛な動物たちにつかまりそうになりますが、そのたびに機転を利かせて危機を切り抜け、ついにりゅうの子を助け出しました。

第5位は2タイトルが同数で並びました。

第5位 『はれときどきぶた』

はれときどきぶた

みどころ

とにかく面白く、笑えるお話です。自分の日記をお母さんに読まれていることを知り、「あしたの日記」としてウソの日記を書きはじめた主人公の則安。けれども日記に書いたウソが本当に起こりはじめたから、さあ大変! 本が苦手な子でも無理なく読め、笑える1冊でありながらも、大人になってからも楽しいエピソードが心に残り続ける名作です。

第5位 『たんたのたんけん』

たんたのたんけん

出版社からの内容紹介

八月二十九日はたんのたんたの誕生日です。と、どこからかふしぎな地図がまいこみました。矢印や△じるしの書いてある、たんけん地図のようです。さっそく、たんたはたんけんに出発です。すると、どこからか、へんなひょうの子があらわれて……。

合わせて読んでみよう

第7位も、2タイトルが同数で並びました。

第7位 『大きい1年生と小さな2年生』

大きい1年生と小さな2年生

みどころ

体は大きいけれど弱虫のまさやと、体は小さいけれどしっかり者でけんかにも強いあきよ。まさやはあきよとの関わりを通して大きく成長します。1970年に刊行されてから40年以上たった今でも全く内容が古くならず、等身大の子どもの悩みや成長がしっかり描かれているところが大きな魅力です。ぜひ親子で一緒に出会ってほしい1冊です。
 

第7位 『番ねずみのヤカちゃん』

番ねずみのヤカちゃん

みどころ

ドドさん夫婦の家の壁と壁のすき間に住む、おかあさんねずみと、四ひきの子ねずみ。そのうち四ひき目は、「やかましやのヤカちゃん」とよばれていました。
どうしてこんな名前がついたかって?

それはね…このヤカちゃん、とてつもなく声が大きかったからなんです。

たとえばこんな風。おかあさんねずみが、ドドさん夫婦に存在を気づかれないよう「けっして音をたててはいけない」と注意している時も「うん、わかったよ、おかあさん」と答える声のなんと大きいこと!他にもおかあさんねずみの注意に対して、全部うんと大きな声で答えるヤカちゃんのお返事の繰り返しが何とも愉快でたまりません。でもお返事のしかたから、ヤカちゃんがとっても素直でまっすぐで良い子だということが伝わってきて、どんどんヤカちゃんを応援したくなってしまいます。けれどもやっぱりその大きな声のせいで、ドドさん夫婦の家にねずみがいることがばれてしまって…。ここからドドさん夫婦のねずみ退治作戦が始まります。ドドさん夫婦とヤカちゃんの対決の結末やいかに…?
(続きはコチラ>>>

つづいて第9位も、3タイトルが同数で並びました。

第9位 『ながいながいペンギンの話』

ながいながいペンギンの話

みどころ

初めてこのお話が出版されてから50年以上もたっているにも関わらず、今読んでも古さを感じるところは全くなく、たくさんの親子に愛され続けている名作です。勇敢だけれど危なっかしいお兄さんペンギンのルルと、弱虫だけれど心優しい弟キキの毎日は、冒険の連続!子どものペンギンが様々な出来事を通して力強く成長していく姿にご注目下さい。

第9位 『かあちゃん取扱説明書』

かあちゃん取扱説明書

出版社からの内容紹介

ぼくんちで、一番いばっているのはかあちゃんです。今朝も朝からガミガミうるさくって、ぼくはハラがたちました。かあちゃんにいいたいのは、何日も同じごはんをつくらないでほしいです。さいごに、かあちゃんはすぐ「早く」っていうけれど、ぼくが「早く」っていうとおこるのは、やめてほしいと思います。
……ぼくの作文を読んだ父ちゃんは大笑いして「かあちゃんはほめるときげんがよくなるんだ。とにかくほめること。パソコンもビデオも扱い方をまちがえると動かないだろ、それと同じさ」
扱い方! そうか、扱い方さえまちがえなければ、かあちゃんなんてちょちょいのちょいだ!
哲哉はこうして、かあちゃん取扱説明書を書きはじめたのだが…。

第9位 『新版ヒキガエルとんだ大冒険(1) 火曜日のごちそうはヒキガエル』

新版ヒキガエルとんだ大冒険(1) 火曜日のごちそうはヒキガエル

みどころ

一匹のヒキガエルが、ある冬の日に恐ろしいミミズクにつかまって、誕生日に食べられる!?

長い間、小学校国語の教科書にも取り上げられているこちらのお話。大人の方にはあっと懐かしく感じられた方も多いのではないでしょうか?1982年に日本で初めて刊行された後、2008年に訳を新たに装丁も大きく変わり、さらに読みやすく手にとりやすくなりました。

土の中で暮らしているヒキガエルのきょうだい、ウォートンとモートン。ある日ウォートンはモートンが作った美味しい砂糖菓子をおばさんに届けるため、寒い雪道をスキーで出かけます。しかし途中で足をケガして、たちの悪いミミズクにつかまってしまうのでした。ミミズクは6日後の自分の誕生日の特別なごちそうとして、ウォートンを食べるといいます。けれどもウォートンとミミズクは毎晩、お茶を飲んでたくさんおしゃべりをするように。もしかしたらミミズクの気が変わるかも?と淡い期待を持つウォートンとともに読者である私たちもウォートンがどうか食べられませんように、と祈らずにはいられません。そうするうちにもミミズクは、カレンダーの日付を1日1日「×」で消していき、誕生日はどんどん近づいて…。果たしてウォートンは食べられてしまうのでしょうか?

(続きはコチラ>>>

それでは最後に2020年2月と3月に刊行された新刊の中から、おすすめの作品をご紹介します。

秋山朋恵(絵本ナビ 児童書担当)

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
人気連載
JavaScriptをOnにしてください