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【体験news】かがくのとも創刊50周年記念「あけてみよう かがくのとびら展」に行ってきました!

夏休み最後のおでかけにも!「あけてみよう かがくのとびら展」

月刊科学絵本『かがくのとも』創刊50周年を記念して、親子で科学の面白さを感じられる体験型展示会「あけてみよう かがくのとびら」展が、2019年8月23日(金)より9月8日(日)まで、アーツ千代田3331(東京都千代田区)にて開催されます。

 

夏休みも残りわずか。夏休み最後のお出かけにおすすめのこちらの展覧会を、絵本ナビスタイル編集部が一足先に体験してきましたよー!

「かがくのとも」は2019年で創刊50周年!

かがくのとものもと 月刊科学絵本「かがくのとも」の50年

「かがくのとも」は1969年4月、世界でも類を見ない月刊の科学絵本として創刊され、このたび50周年を迎えました。この50周年記念誌は、増刊号を含め601作品すべての表紙とあらすじ、50年の工夫の数々、1冊の「かがくのとも」ができていく課程、第一人者たちの語る科学絵本観、幻の付録などを盛りだくさんに収録。「かがくのとも」のことを知っている人も、知らなかった人も、楽しくページをめくるうちに、いつの間にか科学観が一変します。

各展示エリアには子どもの知的好奇心をくすぐるしかけがいっぱい!

会場入口には創刊からこれまでに発行された「かがくのとも」全601冊の表紙がずらり。壮観!

会場に入ると目に飛び込んでくるのは「みんなうんち」のメインビジュアル。

写真の右下にあるトイレの模型に座れば、このビジュアルの一員に仲間入りできちゃいます。会場に着いたら、まずこのビジュアルの前で記念撮影を!

みんなうんち

子どもにとって興味のある、そして大事な「うんち」をユーモアいっぱいの絵本にしました。「いきものはたべるから、みんなうんちをするんだね」というお話。

展示コーナーへ向かう通路には「おおきなまよいみち」が。 どのルートが一番早いかな?

展示コーナー1「きみとめぐる しぜん」

恐竜からねずみ、微生物まで!?いろいろな生き物と背比べができそうです。

身近な自然には不思議がいっぱい!

 

地中にもぐって土の中の昆虫が成長してゆく様子を観察したり、蝉の鳴き声を聞き比べたり。

アリの視点で他の昆虫を見上げる体験ができるスペースもあり、「アリって、他の生き物がこんなに大きく見えているのかあ…」と、思わずアリの気持ちに思いをはせてしまいます。

そして床には「みんなうんち」のあみだくじが。「みんなうんち」が大好きな子どもたちなら、一目で答えがわかってしまうかもしれませんね。

 

こうしたさまざまな体験から身の回りの生き物や植物のひみつを発見&観察できるコーナーです。

蝉の種類別に鳴き声を聞くことができるコーナー。アブラゼミとミンミンゼミの鳴き声はどう違うかな?
せみとりめいじん

ごんちゃんはセミ採りの名人。初心者のてっちゃんにセミの採り方を教えます。手製の道具を使ってセミを採るための秘訣が満載の絵本。子どもたちを虫採りの楽しさに誘う絵本です。

せみとり名人のごんちゃんが、セミを捕まえるコツを、網の持ち方からセミへの近づき方まで、たっぷり教えてくれる絵本です。作者のかみやしんさんは、子どもの頃、自身が本当の“虫採り名人”でした。そして、「今の子どもたちにも、虫採りのすてきさを知ってほしい」という願いから、この絵本が誕生しました。作者が長年の間に培った、セミを採るためのノウハウがいっぱい詰まっています。でも、単にセミの採り方を伝えるだけでなく、この絵本の根底には、生命の尊厳を真摯にみつめる作者のまなざしがあります。子どもはセミを捕まえると、たいていは死なせてしまいますね。
でも、「子どもは小さな生き物の死にあまりとんちゃくしないようでいて、実は心の奥底の鐘を激しくならしている」と作者は語っています。採って初めて理解できることもたくさんあるのです。さあ、この絵本を楽しんだ後は、この夏、大人も子どもも“せみとりめいじん”になりましょう!

昼間の森や公園にはここに描かれたような生き物がたくさんいますが…
夜の森や公園ではどんな生き物が活動しているかな? 懐中電灯を片手に、暗幕の中を探検します

展示コーナー2「きみをしる からだ」

目の仕組みやはたらきをカメラやモニターで観察できるコーナーも。
めのはなし

ふだんなにげなく使っている目。その目の働きを楽しく、ユーモアいっぱいに描きます。ものを見るためには光が必要です。ものが見えるのは、眼球の奥の網膜にものが映り、それが視神経を通して脳に送られるからです。では、睫毛がついてるわけは? 瞳孔や虹彩はどんな働きをしているの? 驚異に満ちた目のしくみをわかりやすく伝えます。全く同じふたつのものが、見るときの条件によって、大きさや長さが違って見える錯視も紹介。

自分の心臓の音ってどんな音?目はどんな仕組みでものが見えるの?など、身体の「ふしぎ」を見つめるコーナー。

聴診器で心臓の音を聞いてみたり、明るさによって瞳孔はどう変わるかを観察したりできます。

自分の目をモニターに映してみる編集T。残念ながら、映った目を自分で見ることはできません…

また別の一角には「わたし」について考えるスペースも。

親から見れば娘だったり息子だったり、先生から見れば生徒だったりと、決して一面的ではない「わたし」。

じゃあ「わたし」って何だろう?うーん、哲学的!

 

普段はあまり気にしていない自分の心と身体について、ここで改めて観察してみると意外なことがわかるかもしれません。

鏡に映った「わたし」は、キリンから見ると小さいけれど…?
わたし

わたしは山口みち子、5才。お兄ちゃんからみると“妹”でも、犬からみると、“人間”。わたしはひとりなのに呼び名はいっぱい。社会関係を楽しく描きます。

展示コーナー3「きみをはぐくむ たべもの」

だいず、たまご、さかな、あずきなど1つの食材からできる食べ物を紹介するパネル

「味噌」は何からできている?どうやって作られているの?などの疑問や、普段食べている野菜や果物はどんな風に実ができて収穫されているのか、同じ食材から何種類くらいの食べ物が作られているんだろう?など、身体をつくるのには欠かせない「食べ物」についていろいろな視点から考えることのできるコーナーです。

大豆が味噌になり、最終的には味噌汁になるまでの過程をぐるっと回って見られる展示。
別の一角には「ばばばあちゃん」と夢のおやつを考えるコーナーも。大人も夢中になっちゃいそうです。
ばばばあちゃんのおりょうりセット(全6巻セット)

いつも元気なばばばあちゃんは、くいしんぼうでお料理大好き! アイスキャンデー、やきいも、おもち、よもぎだんごにむしぱんと、一年中、奇想天外、楽しさいっぱいの料理が次から次へ……。「かがくのとも」から生まれた6冊のお料理の本のセットです。

展示コーナー4「きみとたびする のりもの」

乗り物好きの子どもたちなら大興奮間違いなし!

最後の展示コーナーには乗り物絵本の原画が。

壁一面に描かれた車、電車、飛行機、船の絵とともにそれぞれの絵本の原画が飾られています。細かいところまで丁寧に描き込まれた原画には、絵本とはまた違った魅力がありますね。

絵本好きの大人も、乗り物好きの少年少女も大満足間違いなしのコーナーです。

どうろせいそうしゃ

夜、町の通りが静かになる頃、ロードスイーパーの出番です。散水車やトラックなどの他の車とチームを組み、それぞれの仕事の役割を分担しながら、道路をきれいに清掃していきます。道路工事車両、配達トラック、タクシーなど、夜の町で仕事をするほかの車たちを背景に描きながら、道路清掃車の構造やその仕組みを丁寧に解説し、道路清掃の仕事を紹介します。

実際の絵本も並べて展示してあるので、原画と見比べるのも楽しいです。
はしる はしる とっきゅうれっしゃ

子どもたちはたいてい乗り物が好きです。なかでも電車は、子どもたちには魅力的な乗り物です。電車にむかって手を振る子どもの光景は、よく見ます。パノラマ画面で描いた電車を親子で楽しんでみてください。


 小さな子どもは乗り物が大好きです。とりわけ電車は子どもたちにとって魅力的な乗り物です。轟音をたてながらはしる電車、ガタンガタンという線路のつなぎ目の音を響かせながらはしる電車、電車に乗るとどこか遠いところ、見知らぬところに連れて行ってくれるのではないかという期待感‥‥。電車はそんな魅力をもっているのでしょう。
 この絵本の舞台になったのは、東京・新宿~長野・松本間をはしる特急列車「スーパーあずさ」号です。乗り物絵本といえば、速度計やブレーキランプなどがある運転席、架線やレールなど事細かに描いたものが定番です。しかし、この絵本ははじめから終わりまで、パノラマ画面で特急列車を紹介します。つまり、読者は「スーパーあずさ」に乗車し、同時に外側からも「あずさ」のはしる姿を見ることができるのです。これまでにないパノラマ画面で展開する乗り物絵本をじっくりと味わってください。


帰る前には「かがくのとも」全点がそろった読書エリアとオリジナルグッズのチェックも忘れずに

それぞれの展示を楽しんだ後は、靴を脱いでくつろげる「かがくのとも としょしつ」で「かがくのとも」を手に取って読むことができます。

年季の入った「かがくのとも」がぎっしり並んだ本棚は、さながら本物の図書館のよう。

展示を見ながら気になった過去の作品や、このコーナーで初めて出会う「かがくのとも」もたくさんありそうです。

そして、読書スペースの奥ではかこさとしさんの「あなたのいえ わたしのいえ」の壁面展示と、「かがくのとも」の編集工程をまとめた展示も見ることができます。

 

オリジナルTシャツやクリアファイル、かがくのとも創刊50周年記念誌などが並ぶグッズショップ。

展示を見て、気になっていた「かがくのとも」を読んで、かわいいお土産も買ったら、さあ出口。

素敵なのれんをくぐって、気をつけて帰りましょうね。こののれんも、くぐったらいったん振り返ってみてください。最後に「映え」ちゃう写真が撮れそうなスポットです!

さよう おなら
掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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