東京・立川に新しい美術館「PLAY! MUSEUM」が4月10日オープン
※4/3追記※「PLAY!」は、新型コロナウイルス感染症対策の影響から、4月10日(金)に予定していたオープンを4月24日(金)以降に延期いたします。詳細は公式サイトにてご確認ください。
2020年4月10日、東京・立川北口に開業する新街区「GREEN SPRINGS(グリーンスプリ
ングス)」内に、絵とことばをテーマにした新しい美術館「PLAY! MUSEUM(プレイ
ミュージアム)」が開館します。
オープン記念の企画展として 「tupera tuperaのかおてん.」、オープン記念の常設展 「エリック・カール 遊ぶための本」を開催します。
同施設の3階に併設する「PLAY! PARK(プレイ パーク)」も同時オープンします。
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「ありそうでない」美術館 PLAY! MUSEUM
PLAY! MUSEUMは、大人から子どもまで、誰もが楽しめる美術館です。絵やことば、映像
や立体物を通じて自由に感じ、発見し、さまざまな体験ができる場所を目指します。
展示は、年間を通して著名な絵本作家を紹介する常設展示と、ユニークな視点で作家や作
品を特集する企画展示と、ベクトルの異なる2つの展覧会を同時開催します。さらに一般
的な展示のほか、来場者が展示に参加したり、ワークショップを通して作家の制作に関わっ
たりと、これまでありそうでなかった美術館の楽しみ方を提案します。
また併設するPLAY! SHOP、PLAY! CAFEは、展示にちなんだオリジナルグッズやメニュー
を多数ご用意します。
オープン記念企画展 「tupera tuperaのかおてん.」
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クスクス、ドキッ、ゲラゲラ、ワクワク
tupera tuperaとたくさんの顔で遊ぶ、新しい展覧会。
オープニングを飾る1回目の企画展は、さまざまな絵本賞を受賞し、人気のクリエイティ
ブ・ユニットtupera tupera(ツペラ ツペラ)が「顔」をテーマにした展覧会を開催します。
人間のもっとも個性的なパーツ「顔」は、tupera tuperaにとって、ブレイク作となった絵
本『かおノート』をはじめ、アイディアとユーモアの源泉です。本展は、『かおノート』『こ
わめっこしましょ』など「顔」をテーマにした人気の絵本原画を紹介するほか、映像作品「か
おつくリズム」、さらに謎の「床田愉男(ゆかだゆかお)」との顔遊び。また2メートルの大
きな顔が並ぶ新作「かお10(テン)」など、平面・映像・立体とさまざまな表現の新作を多
数展示します。一方来場者には「かおシール」で変身し、「かおてん.」の一部となって鑑賞
するなど、来場者どうしが楽しむ仕掛けを用意しています。さらに、自宅でも引き続き展
示の余韻を楽しめるかおみやげ付きです。大人から子どもまで、ゲラゲラ、ドッキリ、ワク
ワクが続く楽しい世界へと誘います。 なお、本展開催にあわせ、併設するPLAY! SHOP、
PLAY! CAFEでも、顔にちなんだオリジナルグッズやメニューをご用意します。
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プロフィール:tupera tupera(ツペラツペラ)
亀山達矢と中川敦子によるユニット。絵本やイラストレーションをはじめ、工作、ワーク
ショップ、アートディレクションなど、様々な分野で幅広く活動している。著書に『かおノー
ト』(コクヨS&T)『やさいさん』(学研教育出版)『いろいろバス』(大日本図書)『うんこし
りとり』(白泉社)など多数。海外でも様々な国で翻訳出版されている。NHK Eテレの工作
番組「ノージーのひらめき工房」のアートディレクションも担当。絵本『しろくまのパンツ』
(ブロンズ新社)で第18回日本絵本賞読者賞、Prix Du Livre Jeunesse Marseille 2014( マ
ルセイユ 子どもの本大賞 2014 )グランプリ、『パンダ銭湯』(絵本館)で第3回街の本屋が
選んだ絵本大賞グランプリ、『わくせいキャベジ動物図鑑』(アリス館)で第23回日本絵本
賞大賞を受賞。2019年に第1回やなせたかし文化賞大賞を受賞。京都造形芸術大学こども
芸術学科客員教授。
tupera tupera さんの作品ピックアップ
オープン記念常設展 「エリック・カール 遊ぶための本」
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世界的ベストセラー作家が生み出す、
おもちゃのような絵本の世界
絵本の魔術師とも称され、日本でも人気の高いアメリカ人の絵本作家エリック・カール。
本展はアメリカ・マサチューセッツ州のエリック・カール絵本美術館との共同企画で開催
します。これまで絵本の物語と原画の展覧会が多く開催されてきましたが、本展では絵本
を「おもちゃ」に見立てた新しい視点でご覧いただきます。
エリック・カールは、ユニークな仕掛け絵本づくりを得意としており、世界的なベスト
セラー絵本『はらぺこあおむし』は、あおむしが食べ物をかじった穴が実際にくりぬかれ、
子どもたちは目を輝かせて穴をのぞきこみます。そのほかページがポップアップしたり、
光ったり、虫の音が鳴ったりする絵本は、まるで「おもちゃ」のようです。子どもたちは、
おもちゃのような感覚で本で遊びながら、動物や昆虫の習性、月の満ち欠けなどの自然
の摂理、数や色、小さな生き物を見守る眼差しなどをいつの間にか学ぶことができます。
本展では、エリック・カールの絵本を「くぐる」「きく」「うごかす」「みつける」など、10
の遊び方に分けて紹介しながら、大型の造作物や映像、エリック・カール独自のコラージュ
で描かれた美しい原画を展示します。
Eric Carle: A Book to Play is organized by The Eric Carle Museum of Picture Book Art, Amherst, Massachusetts, United States.
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プロフィール:エリック・カール
1929年アメリカのニューヨーク州に生まれ、ドイツで育つ。シュツットガルトの美術アカ
デミーを卒業後、アメリカに戻り、グラフィックデザイナーとして活躍。1968年に絵本
『1, 2, 3 どうぶつえんへ』(ボローニャ国際児童図書展グラフィック大賞)を発表して以来、
世界中で親しまれる絵本作家となる。代表作に『はらぺこあおむし』『くまさんくまさんな
にみてるの?』『パパ、お月さまとって!』などがある。2003年にローラ・インガルス・ワ
イルダー賞を受賞。2002年には、アメリカ・マサチューセッツ州にエリック・カール絵本
美術館を創設。カール作品だけでなく、国内外の優れた絵本の原画を幅広く収集して、絵
本に関するさまざまな展覧会を開く。
エリック・カール さんの作品ピックアップ
関連施設
- ミュージアムショップ「PLAY! SHOP」
エリック・カールの「はらぺこあおむし」やtupera tuperaのさまざまな顔をあしらった文具、雑貨など200種類以上のオリジナルグッズを販売します。そのほか、PLAY! のロゴをあしらった会場限定商品も販売予定です。
カフェ「PLAY! CAFE」
PLAY! MUSEUMやPLAY! PARKを楽しんだあと、余韻を楽しめるカフェです。展覧会に関連し、エリック・カールの「はらぺこあおむし」やtupera tuperaのユニークな顔を取り入れた、オリジナルのフード、スイーツ、ドリンクを提供します。そのほか、定番メニューもご用意いたします。「PLAY! PARK」 同施設3階
「PLAY! MUSEUM」の上階には、子どもたちが自由な発想で遊び、創造力を高める施設「PLAY! PARK」が併設されます。「未知との出会い」をテーマに、建築家やクリエイター達による「見たことがない、よくわからない、遊び方が決まっていない」オリジナルの大型遊具を開発・制作します。子どもたちは自分で考え、自由な発想で遊び方を体験できるほか、親子で遊べるスペースも充実しています。ふたつの施設間での相互割引やタイアップ企画を予定しています。
- サテライトスポット「PLAY! KICHIJOJI」
PLAY!のコンテンツや情報を吉祥寺から発信する「PLAY! KICHIJOJI」では、関連展示やワークショップを随時開催します。
PLAY! MUSEUM 施設概要
施設名:PLAY! MUSEUM
所在地:〒190-0014東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS内 W3
開業: 2020年4月10日㊎
開館時間:10:00-18:00(入場は17:30まで)
休館日:無休(展示の入替、年末年始をのぞく)
入場料(税込):一般1500円、大学生1000円、高校生800円、中・小学生500円
*未就学児無料
*「企画展」「常設展」の2つの展覧会をご覧になれます
*特典つき(「かおてん.」開催中はかおシール、おみやげ)
*相互割引:「PLAY! MUSEUM」の来場者は、利用当日に限り、
同施設「PLAY! PARK」を当日料金の半額で利用できます(本人のみ)
*会場内はすべて写真・動画撮影可
■常設展「エリック・カール遊ぶための本」
会期:2020年4月10日(金)~2021年3月28日(日)
■企画展「tupera tuperaのかおてん.」
会期:2020年4月10日(金)~9月6日(日)
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