【夏休みに読みたい】『子どもSDGs版 地球がもし100cmの球だったら』発売
山崎直子さん推薦!SDGs・地球環境について考える時に役立つ本
世界文化社から、地球を直径100cmに縮めることで地球環境の様子を実感できる本『子どもSDGs版 地球がもし100cmの球だったら』が、2022年7月29日(金)に発売されました。本書は2002年刊行『地球がもし100cmの球だったら』を改訂し、子どもたちがSDGsの考えを理解しやすいように新たに解説ページを設けました。親子で一緒に環境問題について考える時に役立ちます。
子どもSDGs版 地球がもし100cmの球だったら
地球がもし100cmの球だったら、富士山は0.3mm、エベレストは0.7mmの高さ。
飲める水はスプーン一杯、空気の層は、1mmしかありません。
宇宙規模で地球を見ると大切なことが見えてきます。
2002年刊行のベストセラー絵本『地球がもし100cmの球だったら』の改訂版。
天文学の専門家である著者が、宇宙規模で地球のことを考え、
温暖化って?砂漠化って?オゾン層の働きは?などを解説します。
巻末に、SDGsについての解説ページを新規作成、
自由研究や、親子でSDGsを考えるときの参考図書に最適です。
紙は再生紙を、インクはベジタブルインクを使用。
地球がもし直径100cmだったら? 環境問題を自分ごと化できるようになる本
地球がもし直径100cmだったら、どうなるでしょう? 日本一高い富士山は高さ0.3mm、空気の厚さは1mm、飲み水はわずかスプーン一杯ほどしかありません。本書は、地球を全体が見えるスケールに縮めることで小学校中・高学年(10歳~)の子どもたちに地球が人間によって環境破壊されつつある現状を分かりやすく教え、小さなことから地球にやさしいことを始めましょう、と伝える本です。
SDGsがよくわかる!ひとりで、親子で一緒に考える時のヒントに
本書を読んで子どもがひとりで、または親子で一緒にSDGsへの取り組みを考えるときのヒントになるよう、解説ページでは「SDGsのきほん」にはじまり、SDGsの17の目標と本の内容をページごとに対応させています。
著者・永井智哉さんよりメッセージ「いまを生きるみなさんへ」
宇宙から見た地球という天体を、どのくらい知っているでしょうか。あなたは、ここ100年の地球環境の変化をどのように感じているでしょうか。
20年前、地球とその周りの様子はどのようになっていて、地球環境とその変化の様子はどうだろうか、そんな疑問を地球のスケール(縮尺)を変えて実感していただこうと、この本を書きました。
それから20年。その間に、日本では東日本大震災があり、地震津波という地球の自然現象による被害に見舞われました。それだけでなく、停電などによって、エネルギーや放射能という現代の科学技術による問題を身近に感じるようになりました。さらに、持続可能な開発目標、SDGsが知られるようになり、環境や社会貢献への意識が高い人が多くなったように思います。
最近では、新型コロナウイルス感染症やウクライナ情勢といった、地球全体に関わるグローバルな影響をもつ変化を経験しました。そのなかで、私たちは地球に生きる人類のひとりとして地球や社会の状況を理解し、できることは何かを考えて行動することがますます必要になっている気がします。
地球を直径100cmに縮めることで地球環境の様子を実感し、みなさんが普段している行動をふり返って、ひとりでも多くの人が自分のこととして、できることを前向きに考えてもらえることを期待しています。
(本書 まえがきより)
帯で宇宙飛行士・アースショット賞 評議員(*) 山崎直子さん推薦!
*「わたしたちの地球環境を回復させること」を目的に、イギリス・ウイリアム王子の財団が設立した世界的な賞。山崎直子さんは世界の様々な分野で影響力のある有識者12名からなる評議員の1人で、唯一の日本人。
書籍紹介
『子どもSDGs版 地球がもし100cmの球だったら』
著:永井智哉
絵:木野鳥乎
発売日:2022年7月29日(金)
定価:1,430円(税込)
発行:株式会社世界文化ブックス
発行・発売:株式会社世界文化社
著者プロフィール
著:永井智哉(ながい・ともや)
名古屋生まれ。 1999年、東京大学大学院理学系研究科で天文学を専攻修了。理学博士。専門は理論天文学。国立天文台で星形成の過程について理論的な研究を行ったあと、当時の宇宙開発事業団(NASDA、現JAXA)を経て、日本科学未来館に勤務。現在は、高エネルギー加速研究機構の素粒子原子核研究所理論センター特任准教授、神戸大学惑星科学研究センター特命准教授。スーパーコンピュータ「富岳」を利用して、物質と宇宙の起源と構造、惑星環境変動を解明する研究のプロジェクトマネージャーを務める。これまで、宇宙を中心とした科学教育普及活動を数多く行っている。
絵:木野鳥乎(きの・とりこ)
イラストレーター、絵本作家。東京生まれ。幼少期にオーストラリアで過ごし、マザーグースなどを愛読して育つ。青山学院大学卒業後、フリーのイラストレーターとして広告、出版物等の制作に関わる。2003年に自主制作絵本『なないろえほん』が、2004年にイタリア語で綴った絵巻物『Il Panorama Parlato (ことばのけしき)』が、ボローニャ国際絵本原画展に入選。著書に『ミツバチと花の迷宮』、『おなかぺこぺこオノマトペ / I'm PEKO-PEKO Hungry!』など。水彩、コラージュ、線画など、コンセプトに合わせて様々な画材や技法を使い分ける。
https://kinotori.com/
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