好き嫌い克服!嫌いな食べ物は魔法のお皿でやる気アップ!
「本物の食は子ども達の未来を輝かせます」というスローガンの元、食に一番興味がある3歳から9歳の頃から食の大切さを感覚的に学べるのがキッズ食育です。
お母さん達がキッズ食育を学ぶことで、子ども達が食事の時間を楽しみ、お母さんの願い通り好き嫌いなく、すくすく育ち、食の大切さを楽しく伝えることができます。日常の中では食事の時間のコミュニケーションが大きなポイントです。
大切だとわかっていても日々の生活の中で食の大切さを伝えるということを完璧にこなすのは、なかなか大変なことも少しの魔法でいつもと違う!という喜びが得られるかもしれません。
お母さん達もやる気アップの魔法を使って子育てを少し楽にしてみませんか?
第一回目は「好き嫌い克服!嫌いな食べ物は魔法のお皿でやる気アップ!」
好き嫌いなく食べ健康でいてほしいというお母さんの思いは魔法を使って叶えましょう!
のべ2000人以上の子ども達とのレッスンから学ぶあゆみ先生のやる気アップの魔法!
子ども達に好き嫌いなく食べてほしい!という思いはあっても、野菜嫌いや少食など様々な悩みを抱えているお母さんも少なくないですよね。
野菜を食べてほしいのも、きちんと完食してほしいのも、子どもの健康のためなのに、食べてくれず、心が折れそうというご相談も耳にします。
「体にいいから食べなさい!栄養バランスがいいから食べなさい!せっかく作ったのだから食べなさい!」という言葉、NGワードです。
実は、子ども達にとって、体にいい、栄養バランスがいい、せっかく作ったという言葉は通用しないことがほとんどで。大人になれば風邪気味だと思えば体を温めるなどケアをしますが、その全ては風邪をひいた経験や、風邪気味の時に予防をし、風邪をひかずに済んだという経験があるからこそわかることです。
風邪をひくという予測が立たなく、栄養バランスがいいと固い言葉で言われてもピンとこないのが子ども達です。せっかく作ったというのも、作る大変さを知らないと通用しない言葉ですね。
じゃあその言葉がわからなければ好き嫌いなくならないの!?と心配になったお母さん、ご安心ください。
今日は、1つ子ども達の好き嫌いを減らす魔法をお伝えします!
普段使っているお皿などは、子ども達が落としても割れないようなお皿ではありませんか?
子ども達が持っても重くなく、使いやすいように工夫されたお子さん専用のお皿やお茶碗でしょうか?
子ども達の目線になった時、お皿が重いと食べるのも一苦労になってしまってはかわいそうですし、落として割られたら危ないという思いが先行しますよね。
でも、もしも好き嫌いで悩んだら・・・
「お家のひとと(お父さん、お母さん)と同じかっこいいお皿にしたからね」
といいながらいつものお子さんのお皿ではなく、大人が使っているようなお皿で盛り付けてみてください。
「パパと同じでかっこいいね!素敵なお皿だと全部食べられるね!」
と目をみて笑顔で言うだけで、なんだか魔法にかかったかのように「食べられる!」とニッコリ笑顔で返してくれる子がほとんどです!
のべ2000人以上の子ども達と食で心を通わせてきましたがこの言葉の魔法を使い失敗した記憶はありませんよ!
栄養バランスのお話よりも、大好きなお家のひとがつかっているかっこいいお皿を使うことで、子ども達の好き嫌いは1つ克服できるかもしれませんね!
そして一番大切なのが食べられた時に「ほめる」ことです。
大人にとっては当たり前のことですが子ども達は一生懸命食べています。
初めておっぱいを飲んだ時、初めて離乳食を食べた時、初めて1人でスプーンを持てた時、思い出してみてください。嬉しくってたくさん褒めてあげましたよね。
その時のことを思い出し、いつもと違う大人と一緒のお皿を使い食べられた一口目は忙しくても見守って、褒めてあげてくださいね。
いかがでしたか?
優しい魔法使いになれた時お子さんの好き嫌いも少しは減っているかもしれません。
ぜひ試してみてくださいね!
教えてくれたのは・・・
日本キッズ食育協会 チーフトレーナー
爲我井 あゆみ(ためがいあゆみ) さん
幼稚園教諭を経て2014年6月子どものための食育スクール青空キッチンOpen。現在全国に10店舗あり、子どもの頃からの食の大切さを伝え、食を通して学校、家庭に次ぐ第三の教育の場を提供している。保育園での出張食育レッスンやイベント登壇、青空キッチンカリキュラム制作、キッズ食育トレーナー養成講座開講など、子どもと食のプロとして子どもの頃からの食育=キッズ食育の普及に励んでいる。
(社)日本キッズ食育協会とは
正しい食は子どもの将来を輝かせる
「キッズ食育」は、子どもに料理を教えるのではなく、人間力を高め、将来の可能性を伸ばすお手伝いをします。
大人になってからの「食育」では遅すぎるかもしれません。
小さなうちから平等に全員がキッズ食育の機会を持ってもらえるよう、「食育」が一般教養科目になるぐらい普及するよう努めます。
この記事が気に入ったらいいね!しよう ※最近の情報をお届けします |