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子どもと一緒に作りたい!旬を楽しむレシピ

秋が旬の里芋を使った大分県の郷土料理

野菜たっぷりで、麺伸ばしもとっても楽しい !子どもと作る「だんご汁」

秋から冬にかけて、寒い日に身体が温まるメニューに大分県の郷土料理の「だんご汁」があります。

大分県内の駅やデパートでもお土産として販売され、道の駅や里の駅での食堂で食べることができます。

だんご汁は、野菜たっぷりのお味噌汁の中に、小麦粉で作った麺を入れたものです。

給食に出てくるメニューでもあり大分県民にはお馴染みの一品なんですよ。

旬の野菜もたっぷり入れて、栄養たっぷりな「だんご汁」。ぜひお子さんと作ってみてくださいね!

だんご汁の主役里芋。ぬめりパワーで免疫力UP!

秋が旬の里芋は、ぬめりパワーが免疫力を高めてくれます。

里芋は、根ではなく地下の茎(球茎)が肥大して大きな親芋ができ、その周りにたくさんの小芋、孫芋が増え続けます。

このことから、子孫繁栄の象徴であり縁起の良い食べ物ともいわれているんですよ。

 

栄養成分は、たんぱく質やカリウム、食物繊維を多く含み、とても栄養価の高い野菜。

特徴的なぬめり成分にはムチンとガラクタンが含まれています。

ムチンは粘膜を保護する作用があり、胃炎や胃潰瘍の予防など胃腸の保護、風邪など感染症にも有効。

たんぱく質を効率よく吸収する働きもあり、肉や魚との食べ合わせで体力アップにもなるんですよ!

ガラクタンは脳細胞の活性化や血行の改善など、免疫力を高める効果があるといわれています。

また、体内の余分な塩分や老廃物を外に出すカリウムや腸の働きを促す食物繊維も豊富なので、むくみがちや便秘がちな方にもおすすめです。

美味しい里芋の選び方&皮のむき方

実は、里芋のおしりがふかふかしていたら傷んでいる証拠です。

切り口が赤や黒い傷になっているのはえぐみがあります。芋が硬く、変色していないものを選びましょう♪

 

皮をむくときは、頭とおしりを厚めに切り落として、底を持つと滑りにくくなり簡単にむけますよ。

手が痒くなる方は、里芋を蒸してから熱いうちに皮をむくとするっと取れます。

作って楽しい、食べておいしいだんご汁♪

材料 (お椀2人分)

  • 中力粉  80g
  • 塩    1g
  • 水    40㏄
  • さといも  小1個(約40g)
  • ごぼう   5cm(約10g)
  • 人参    中1/4本(約20g)
  • ★水    2カップ
  • ★干し椎茸 1個
  • ★出汁昆布 2g
  • 味噌    20g

作り方

  1. 鍋★を入れ最低30分おく。
  2. ボウルに中力粉と塩を入れて軽くまぜ、水を入れて生地がつるつるになるまで約5分こね、生地を耳たぶのかたさにする。
  3. 2の生地を親指大に分けて並べ、固くしぼったぬれ布巾をかぶせて15分ねかせる。
  4. ごぼうはささがきにし水につけ、人参は0.5㎝のいちょう切りに、1の干し椎茸をせん切りに、ねぎは小口切りにする。
  5. 1を強火にかけ、沸騰直前に昆布を取り出し、ねぎ以外の4を入れて煮る。
  6. 沸騰したら3の生地を伸ばして鍋に入れ、5分煮たら火を消し、味噌を入れ、器に盛りねぎを入れる。

 

 

お手伝いPoint

生地をこねるところと、麺に伸ばす時はお子さんにお任せ!

〝粉だったものが、塩と水を入れてこねていくうちに生地の塊になり、その生地をちぎってねかせてから伸ばすと、麺が出来上がる”

という工程がお子さんの新しい発見につながりそうです。

「さらさらした小麦粉が水を入れてこねたらお団子みたいになってきたね」

「塩を入れてこねて寝かせたから麺が伸びるんだよ、すごいね!」

など観察したことを言葉にしつつ、小麦粉の性状の変化を感じてみてくださいね!

一緒にお料理は楽しい!そんな記憶を子どもたちに。

料理上手な母に憧れて小さい頃から料理のお手伝いをして育った子ども時代。

だんご汁の麺伸ばしは子どもの頃から何度も手伝っていたので、いつしか「麺伸ばし名人」と呼ばれるようになったことが、私の小さな時の自慢です。

 

お子さんにお手伝いしてもらっても、最初はうまくいかないもの。

麺伸ばしのコツをつかむまでは長く伸ばせないかもしれません。でも麺を長く伸ばせなくても問題なし!

子ども達が自分の手で麺伸ばしを体験することで、「自分でも小麦粉から麺が作れる」という達成感につながりますよ。

麺が長く伸ばせない場合は、中央に指を入れて麺を割くと長くなります。麺伸ばしに失敗はないので、親子で楽しむことができますように!

「すごーい、麺みたいに長く伸ばせたね」「びよーんって伸びて麺ができるなんて楽しいね」と手作りで麺が作れる楽しさを体験できる麺伸ばし。

「麺を伸ばすの上手だったから、また作ってもらえたら嬉しいな。麺づくり名人になれるね。」と褒められると、お手伝いの意欲も沸いて子どもたちの笑顔が増えますよね。

 

いろんな形があるもの楽しくて思い出になりますよ!

 

秋の旬の野菜、里芋を使ってそれぞれのご家庭の思い出、そしてお野菜たっぷりのだんご汁を作ってみてくださいね!

今回教えてくれたのは…

西川 留美(にしかわ るみ)さん

 

キッズ食育トレーナー、栄養士、看護師、保健師。大分県由布市在住

夫、小2娘、年中息子との4人暮らし、青空キッチンはさま校開校。

自身の子どもの体調不良を経験後、米粉料理に夢中になり、薬を使わないための食生活を実践中。

食べる物が体を作ること、自身の小さい頃の料理体験から、将来を担う子どもの教育に食育が必要だと感じ、キッズ食育トレーナーになる。

 

子どものための食育スクール「青空キッチン」生徒さん募集中です!

 

青空キッチンとは?

 

料理(調理)と教育の融合。

「さまざまな食材・料理に触れる」「素材から調理する」「自分でやってみる」「お友達と協力する」「新しい知識や発見」料理を通じて、五感を育てます。

考える力表現力、社会性をはぐくみ、子ども達の潜在能力を引き出すお手伝いをします。

「青空キッチン」のカリキュラムは料理をイベント的に体験するのではなく、日常の一コマとして、また、体作りや将来作りのすべての土台を築くための多面的な取り組みをしています。

 

全国に拡大中!詳しくはHPをご覧ください。

http://aozora-kitchen.com/school/

 

 

一般社団法人 日本キッズ食育協会とは?

 「本物の食は子ども達の未来を輝かせます」というスローガンの元、食に一番興味がある3歳から9歳の頃から食の大切さを感覚的に学べるのがキッズ食育です。

https://88auto.biz/buenarica/touroku/entryform6.htm

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掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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