里芋のコロコロポテト!子どももおいしくたっぷり食物繊維がとれるレシピ
日の入りも早くなり、吹く風が少し冷たくて、秋の気配がどんどん濃くなるこの時期。
秋のお野菜と言えば、「さつまいも」の声が多そうですが、負けず劣らず美味しいお野菜が里芋です。
今回は、お子さんとも一緒にお料理できて、さらにお弁当にもぴったり!の里芋レシピをご紹介します。
和食だけじゃない!旬の里芋は栄養満点、万能野菜!
食物繊維が豊富で低カロリーな里芋は、まさにこれからが旬の根菜。また、食物繊維が多い他の食材と比べて、味もしみやすく柔らかいのでお子さまでもとても食べやすい万能野菜なんですよ!
筑前煮や豚汁など和食のイメージが強い里芋ですが、今回は簡単ヘルシーでお子さまもパクパク食べられる洋風アレンジのレシピをご紹介します!
子どもと一緒に!カンタン♪里芋コロコロポテト
材料は里芋と粉チーズの2つ!つぶして混ぜて焼き揚げるだけ!と作り方も簡単。粉チーズのサクサクっとした食感も楽しい1品です。
材料(4つ~5つ分)
- 里芋 1個~2個
- 粉チーズ 小さじ2
作り方
- 里芋のおしりを少し切り落とし、サッと汚れを落とす。※切り落としておくことで皮が剥きやすくなります。
- そのまま3分レンジにかけて、粗熱をとる。
- 粗熱がとれた里芋の残りの皮を剥く。
- ポリ袋に里芋と粉チーズは半分だけ入れ、つぶす。※熱いので注意してくださいね!
- ポリ袋の隅を切り1口大の大きさに絞り出しながら、粉チーズをまぶす。
- 少し多めの油で焼き上げる。粉チーズがこんがりきつね色になればできあがり!
※フライパンを小さく揺らすと、コロコロ転がりキレイな丸に仕上がります。
お手伝いPoint
- つぶす工程は子どもにおまかせ!トントントンっとリズムをとると子どもも集中して作ることができますよ♪
- 粉チーズをまぶすのはコロコロ~っと転がすだけ!子どもにお当番をお願いするのがオススメです!
里芋のお料理ポイント!
- 里芋は水に濡らすとぬめりが出てきます。水で洗ってから包丁で切るのは滑ってケガをする恐れがあるので、必ず洗う前に切ったり皮を剥いてくださいね!
- 里芋がピンク色に変色している部分はアクが強く食べにくいかもしれないので取り除くことをオススメします!
アレンジして運動会のお弁当にもピッタリな1品に♪
里芋とベーコンでひとくちコロッケ風
ベーコンを入れると風味がアップ!一口サイズなので、お弁当にぴったりですよ♪
作り方
- ベーコンを細かく切ってボイルする。
- レンジにかけたさといもと粉チーズと一緒にポリ袋に入れてつぶす。
- 丸めて粉チーズをつけて焼き揚げる。
おいしさアップ!+αのオススメテクニック!
- パン粉も一緒に混ぜてつけると、サクサク感が増しより一層コロッケっぽく仕上がります!
- ブラックペッパーを加えて混ぜれば、ちょっぴり大人な味に変身します!
- 秋と言えばさつまいも?!さつまいももこれからが旬でもっともおいしい時期です。食物繊維も里芋に負けないくらいたっぷり含まれています。同様の作り方でほんのりチーズ味のデザート風ポテトができますよ!さつまいもの場合は、レンジ5分、つぶす時にはちみつやオリゴ糖を少し加えるのがオススメです!
美味しい里芋を選ぶ方法
里芋のここをチェック!
ふっくらとして丸いものが里芋選びのポイントです。また泥つきで湿り気がある、はっきりとした縞模様があるものも新鮮な証拠だそうですよ!
反対にキズやおしりがふかふかしているものは、痛みやすいので早く使い切るか、輪切りにして冷凍保存するのもオススメです。
ぜひ、この秋はおいしそうな里芋をお子さまと一緒にチェックしてみてくださいね!
材料もシンプルで簡単!親子でお料理にピッタリな里芋
食物繊維が豊富な野菜といえば、ごぼうやたけのこなど繊維が硬くお子さまには口に残りやすく食べにくいイメージがあるかもしれません。しかし里芋はとても柔らかいので、お子さまでも簡単にお料理でき食べやすい食材です。
里芋ってどんな模様してる??と観察するのも面白いですよ!
我が家では、おしりがふかふか柔らかくないかどうか、子どもたちにチェックしてもらうと
「里芋におしりがあるの~!おもしろいねぇ!」「茶色いヒゲが生えてるねぇ!」と里芋に興味津々で、じっくり観察していましたよ!
また、今回ご紹介したレシピは、材料も少なくお子さまも作りやすい工程です。レンジから取り出す時や、焼き揚げる時は熱いので大人のお手伝いが必要ですが、自分で作りあげた里芋ポテトはきっとおいしさ満点なはずです。
「サクサクしてておいしい~!」と我が家の子どもたちはペロっと全部食べてしまいましたよ!ぜひお子さまと一緒においしい里芋を探して作ってみてくださいね!
今回教えてくれたのは…
澁谷 彩 (しぶや あや)さん
キッズ食育トレーナー・調理師。
6歳の息子・4歳の娘の母。自身が幼少期に長い入院生活を経験し「食べたもので体ができている」ことを学んだ母から食育を教わる。
当時はその必要性を分かっていなかったが、出産・子育てを経て子どもの頃から学ぶ食育の大切さに改めて気づきキッズ食育を学ぶ。現在は名古屋市とその近郊の地域を中心に、農業から食育を伝える活動とレシピ考案、おやこで楽しめるワークショップや食育イベントを行っている。
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料理(調理)と教育の融合。
「さまざまな食材・料理に触れる」「素材から調理する」「自分でやってみる」「お友達と協力する」「新しい知識や発見」料理を通じて、五感を育てます。
考える力表現力、社会性をはぐくみ、子ども達の潜在能力を引き出すお手伝いをします。
「青空キッチン」のカリキュラムは料理をイベント的に体験するのではなく、日常の一コマとして、また、体作りや将来作りのすべての土台を築くための多面的な取り組みをしています。
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