今年もクリスマスの季節がやってきました。この時期に読みたくなるのは、やっぱり気分を盛り上げてくれるクリスマスの絵本。でも、クリスマスの絵本ってどんな種類があるのでしょう?
読み継がれているロングセラーのクリスマス絵本、サンタさんが活躍するお話、飾りたくなるような美しい絵本。クリスマスのことを教えてくれる絵本もあります。もちろん、小さい子だって楽しみたいし、大人だって気分をしっかりと味わいたい。そんな希望にこたえてくれる絵本も揃っているんです。
「そんなにたくさんあったら迷っちゃう…。」という方へ、この記事ではテーマ別に人気&おすすめのクリスマス絵本ベスト100をわかりやすくご紹介していきたいと思います。
子どもたちのために。自分のために。そして、大切な方への贈り物に。ぜひ、参考にしてみてくださいね!
テーマ別 人気&おすすめのクリスマス絵本ベスト100
まずはおさらい!「2023年クリスマスの売上ベスト10」は?
今年のクリスマス絵本を選ぶ前に、昨年はどんなクリスマス絵本が人気だったのでしょう? 2023年クリスマス絵本売上ベスト10をご紹介します。
1位 メリークリスマス!せかいのめいさくえほん★アドベントカレンダー
クリスマスまでの日数をカウントダウンするアドベントカレンダー。24の窓を開ければ、誰もが知っている名作のミニ絵本が一冊ずつ入っています。
大好評『メリークリスマス!えほんでたのしむアドベントカレンダー』に続いて、2022年に登場したアドベントカレンダーが2022年のランキング第1位につづき、2年連続で2023年も人気第1位に!!誰もが知っている名作物語がミニ絵本になっていて、クリスマスまでの期間、1日1冊出会えます。
2位 メリークリスマス!えほんでたのしむアドベントカレンダー
1日1冊、絵本と出会える大人気アドベントカレンダー。本を開くと、12月1日からクリスマスイブまで、1日ずつカウントできる小さな24の扉が並んでいます。日付の扉を開けると、出てくるのは小さな小さな絵本! こちらも2022年の第2位につづいて、2年連続第2位となりました。
3位 『まどから おくりもの』
「きょうは どうやら クリスマス。」
サンタクロースが空からやってきましたよ。これから、みんなの家をまわって、窓から贈り物を配るみたい。部屋をのぞいてみると、みんなぐっすり眠っています。目が覚めたら喜ぶよね、きっと!
……ところが。
このサンタさん、なんだかちょっと慌てもので大ざっぱ!?
窓からのぞくと見える姿はねこさんの顔。じゃあ、贈りものは可愛いリボンね!
サンタクロースは投げ込みましたが、ページをめくると、なんとそこに寝ていたのは「ねこさん」の絵柄のパジャマを着たブタさんだったのです。
次にやってきた家の窓。今度はしましまの模様が見えます。
サンタクロースは、思います。
「ここは どうやら しましまさんのおうち。」
ページをめくってみると、やっぱり違う。
その部屋で寝ていたのは、なんと…!?
小さな子でも楽しめるしかけと、ページをめくれば想像を裏切ってくれる驚き。その繰り返しが人気の秘密。クリスマスだけでなく、年間を通して愛読されている五味太郎さんのしかけ絵本シリーズの1冊です。
4位 ディズニー ストーリーブック・アドベントカレンダープリンセス版
アメリカ、フランス、北欧など世界中で200万部強のベストセラー!
クリスマスまで1日1冊24話。
ディズニープリンセスと迎える特別なクリスマス!
●クリスマスまでカウントダウン
クリスマスまで1日1話、24のお話しを読む日々は、お子さんにとって特別な思い出になります。
●コンパクトで持ち運びに便利!
大人も子どもも一緒に楽しめるプリンセスの物語集として楽しめます。
●世界中で200万部強のベストセラー
アメリカ、フランス、デンマーク、フィンランドなどヨーロッパでもベストセラーに。
●12のプリンセスの物語を2話ずつ収録
クリスマス以外のお話しもあり、一年中いつでもプリンセスの物語を楽しめます。
クリスマスまでの楽しいカウントダウン! 2023年に登場したディズニープリンセスと出会えるアドベントカレンダーは、発売されるとすぐに大人気に♪ 1日1冊、開けるたびに嬉しい気持ちにさせてくれそうですよね。
5位 ぐりとぐらのおきゃくさま
森で雪合戦をしていたぐりとぐらが見つけたのは、大きなあしあと。きつねよりもくまよりも大きな、長靴のあしあと。一体だれのものなのでしょう。ふたりがあとを追ってみると、やがて一件の家があらわれます。
「おやおや。なんだか みたことのある…」
それはそうです。そこはぐりとぐら、ふたりが暮らす家だったのです! ドアを開ければ玄関には大きな長靴、壁には真っ赤なオーバー、まっしろなえりまきや、大きな赤い帽子までかかっています。そして暖炉の横には……。
こんな風に、ぐりとぐらと一緒にドキドキしながらページをめくっていくと、謎のおきゃくさまのヒントが次々にあらわれます。あれ、もしかしたら…? 少しずつ期待の気持ちが芽生えてきた頃、突然ふたりの鼻が何かを捉えます。
「ああ、いいにおい!」
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「ぐりとぐら」シリーズの中でも人気のあるこのお話。サンタさんの登場の仕方もドキドキしますが、やっぱり心を掴まれるのは、あの大きなケーキですよね。
6位 大判 ゆかいなゆうびんやさんのクリスマス
絵本の中のゆうびんやさんが届けてくれるお手紙が、実際に読めちゃう!
そんなワクワクするしかけのある「ゆかいなゆうびんやさん」シリーズは、イギリス生まれの人気お手紙しかけ絵本。
今作はクリスマスイブの日のゆうびんやさんのお話です。
たくさん雪がふった後、ゆかいな道を走りながら荷物を次々に届けます。
最初は4ひきぐまロッジ。届けたのは、クリスマスカードです。
誰からのお手紙かな?
次に届けたのは、赤ずきんちゃんのおうち。
やったー、ゆかいなゲームです。
他にもゆうびんやさんが届けたのは、ジグゾー・パズルやちいさな絵本、のぞき絵手紙まで。
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なんといってもこの絵本がすごいのは、それらのお手紙が全部実際に絵本の中の封筒に入っているということ!まるで自分が受け取ったみたいな気持ちになれるなんて、子どもたちがときめかない訳がないですよね。夢中になってしまうはず。豪華なおもちゃにだって負けませんよ。
7位 サンタさんありがとう
サンタさんの形なのが、たまらなくかわいい絵本。
ボードブックなので小さな子どもも扱いやすく、読んで飾って、クリスマス中活躍してくれそうですね。
子どもたちにはもちろん、大人向けのちょっとしたクリスマスギフトとしても喜ばれる1冊です。
8位 100にんのサンタクロース
ここは100にんのサンタクロースがすむ街。100にん色々なサンタクロースがいるのです。
サンタクロースたちは、1年間かけて特別な日「クリスマス」にむけて準備している・・・なんて知っていました?
プレゼントを配るおうちの地図をつくったり、クリスマスツリーや野菜や果物を育てたり、素敵な星空をつくる練習をしたり。
それはもう、100にんみんなが大忙しなのです。
なかでも1番大変なのは、プレゼントの準備!おもちゃを運んだり、包んでリボンをつけたり。
そして、とうとうクリスマスの日がやってきて・・・。
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子どもたちが大好きなサンタクロースの絵本。しかも個性豊かで愛嬌たっぷりなサンタさんが100にんも登場するなんて、みんな大喜びしちゃいますよね。愛らしいキャラクターやあたたかな色合い、そして絵本の中に入ってみたくなる雰囲気がとっても魅力的で、クリスマスのギフトにおすすめしたい1冊です。
9位 はたらくくるまたちのクリスマス
大人気〈はたらくくるまたち〉シリーズにクリスマスのお話が登場! 工事現場で今年最後の大仕事にはげむブルドーザーやショベルカー、ミキサー車、ダンプカー、クレーン車たち……。朝から晩まで働いた彼らに待っていたのは、とってもすてきなプレゼント! そして、彼らのがんばった仕事もまた誰かへのすてきなプレゼントで――。「おやすみなさい」がテーマのシリーズだから、クリスマスの夜にもぴったりの物語。のりもの大好きなお子さまたちへの最高のプレゼントとしてどうぞ。
大人気「おやすみ、はたらくくるまたち」シリーズから誕生したクリスマスのお話。おなじみのブルドーザー、ショベルカー、ミキサー車、ダンプカー、クレーン車たちはクリスマスの日も朝から晩まで大忙しで働いています。そんな彼らにも、クリスマスプレゼントが待っていました! クリスマスらしい温かなお話です。
10位 さんかくサンタ
さんさんさんかく さんかくサンタ
まんまるふくろを せなかにしょって
しかくいおうちに はいっていった
さんかく・まる・しかくで愛らしいクリスマスのおはなしができました。
この質感、手触り感。まるで織物のよう。
これぞ、tupera tuperaならではのあたたかさ。
シンプルな展開だからこそ、生きてくる味わいです。
ぜひ、手にとってご覧ください。
大切なひとへのプレゼントとしても最適です!
小さな子から楽しめるクリスマス絵本としてすっかり定番。表紙のサンタさんも存在感バツグン、飾っておいても雰囲気を盛り上げてくれそうですよね。
「2023年クリスマス 売上11位~20位」
楽しむ前に知りたいよね。「クリスマスってなあに?」
クリスマスを楽しむ前に、知っておきたい事。
子どもに「クリスマスってなあに?」と聞かれた時に、
一緒に読んでおきたい絵本をご紹介します!
『クリスマスおめでとう』
クリスマスの本当の意味を伝えたい、という作者の思いから生まれた絵本。クリスマスってどうしてお祝いするの?という子どもたちの問いに答えつつ、イエス様だけでなく、望まれて生まれてきたことの幸せを感じさせる絵本。
しかけえほん クリスマスって なあに
星にみちびかれて、東方の3博士の旅がはじまります。イエス・キリストの誕生の物語を通して、クリスマスのほんとうの意味を、子どもたちにやさしく楽しく伝える絵本です。
『クリスマスわくわくサンタの日!』
主人公は誰よりもクリスマスを心待ちにしている女の子レミ。なんてったって、サンタクロースになるのが夢なのです。
レミは毎日サンタクロースに手紙を書いています。12月に入り、レミが自分でつくったアドベントカレンダーを開け、いつものように手紙を書いていると…サンタさんのお手伝いをする「トントゥ」のベルがやってきてくれました!
これはいつものクリスマスとちがう、何かが起こりそうな「わくわく」の予感!?
『サンタクロースがうまれた日』
サンタクロースは、どうやって生まれたの? どうして自由に空を飛べるの? どうしていつも真っ赤な服を着ているの?……などなど、数々のなぞに包まれたサンタクロースの誕生秘話を描く、極上のクリスマス絵本が登場です。
アラン・スノウの幻想的でうつくしい絵と石井睦美さんの訳文で、子ども大人問わずに楽しめます。金箔押しの豪華な装丁は、クリスマスのギフトにも最適です。
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小さな子だってクリスマスを楽しみたい!
まだクリスマスの意味は理解できないけれど。その楽しい雰囲気は小さな子にだって伝わっているはず。可愛くて愉快なお話で、一緒にクリスマス絵本を楽しみましょう!
『ノンタン!サンタクロースだよ』
『クリスマスのおとしもの』
ひとつひとつ、落とし物をひろっていったら、すてきなクリスマスツリーができました。そして出会ったのは……。
『あめふりさんぽ』でおなじみの、人気絵本作家・えがしらみちこによる、初のクリスマス絵本。大好きな光景を絵本にしたい、という思いから一冊の絵本ができあがりました。子どもの心に寄り添った、クリスマスが楽しくなる絵本。
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サンタクロースに会いたい子どもたちへ
子どもたちの憧れ、サンタクロース。
「クリスマス・イヴの夜、サンタさんたちはどうやってプレゼントを持ってきてくれるんだろう?」
「サンタさんはクリスマスの日以外はどんな風に過ごしているんだろう?」
夢をこわすことなく、楽しい気持ちにさせてくれる絵本ってあるのかな。
『さむがりやのサンタ』
ベッドの中で熟睡するサンタのおじいさん。常夏のビーチでくつろぐ夢の途中で目覚まし時計に起こされ、忙しい12月24日の一日が始まります。「やれやれ、またクリスマスか!」。ベッドから出ると、まずはトナカイたちにご飯をあげて、自分もベーコンと卵で朝食です。包まれたプレゼントの山を荷車で運び出し、さあクリスマスのお仕事に出発!
『あのね、サンタの国ではね…』
「サンタクロースって、クリスマスの時以外は何をしてるんだろう?」
「サンタクロースの1年のくらし」というサブタイトルのとおり、サンタの国の1年間が1月から12月まで、月ごとに描かれています。サンタの国では畑でおもちゃの実がなることや、トナカイ学校があること、とても大切な「サンタ会議」があることなど、私たち大人も知らないことがあるんですよ。
『こぎつねのとくべつなクリスマス』
ここは、とおい きたのくに。
おなかをすかせた ひとりぼっちのこぎつねを たすけてくれたのは、やさしいおじいさん。
きせつはめぐり、こぎつねが おじいさんといっしょにむかえた はじめてのクリスマス。
それは、わすれられない とくべつなクリスマスとなったのです。
『サンタクロースっているんでしょうか?』
「サンタクロースって本当にいるの?」子ども達なら誰でも抱く素朴な疑問。その質問に新聞記者が真摯に答えています。100年前のアメリカの実際の社説です。子どもだけでなく、大人達にも感動を与え続けています。
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新しいクリスマス絵本を探している方は…「2023年 新刊クリスマス絵本」
人気のある定番絵本以外にも、新しいクリスマス絵本を知りたい!
そんな方たちへ、2024年の新刊クリスマス絵本をご紹介します。
メリークリスマス!せかいのめいさくえほん★アドベントカレンダー ブルーバージョン
クリスマスの贈り物にぴったり!
日付が書かれた窓の中には、一度は読んでおきたい世界の名作絵本が1冊ずつ入っています。
12月1日からクリスマスまで日々近づくたびに、新しい物語に出会えます。
24日の窓にはスペシャルな1冊が入っています。
ひとつずつ開いていくことで、ワクワク、ウキウキしながらクリスマスを迎えることができます。
はじめてのクリスマス
この物語の中で「はじめてのクリスマス」を迎えるのはいったい誰なのでしょう?
むかしむかし。サンタのクリスマスは、さびしいものでした。一年中おもちゃをつくり、クリスマスイブに世界中の子どもたちにくばり終わると、サンタは家に帰って眠ります。そしてクリスマスの朝、すぐにまたおもちゃづくりをはじめるのです。
「え、それだけ?」
その話をエルフたちに聞いて驚いたのは、ほらあなに住んでいるしろくまです。しろくまは、サンタさんのために何か特別で素敵なことをやらなくちゃ!とはりきります。まずはエルフたちの出番です。クリスマスの朝ごはんに特別なドーナツ、その後はクリスマスツリーを探しに出かけます。大きなツリーに飾り付けをし、靴下をつるします。それからそれから……。
人気絵本作家のマック・バーネットと国際アンデルセン賞画家賞を受賞したシドニー・スミスがタッグを組んだクリスマス絵本、期待が高まりますよね。実直なサンタの人柄、エルフたちの優しさ、そしてサンタを思う「誰かさん」の大活躍。それらが全て相まって、とびきりあたたかで幸せな一冊が誕生しました。
「メリークリスマス!」
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
ゆきのもりのおくりもの
あしたはクリスマス。でもソフィーのパパは仕事に追われて家の中はとても静か。クリスマスの朝、まだ暗くて寒いけれど、ソフィーはコートを着て外に出た。どこかで不思議で楽しい、特別ななにかに出会えるかもしれない、と。
雪のひとひらはどんどん大きくなって、やがて吹雪となり、激しい雪の嵐となったその中に、もじゃもじゃの毛の優しい目をしたヘラジカがあらわれた。
「わたしを のせてくれるの?」
ヘラジカの背中に乗ったソフィーはどんどん進み、知らない世界に入っていく。そこは今までに見たこともない大きな森。青く凍った湖のほとりにぽつんと立つ、ひとりぼっちの小さなもみの木を見たソフィーは、いいことを思いつきます! それは……。
ふりしきる雪、凍りつく森や湖、雪の中で元気に動き回る小さな動物たち、おどるオーロラ、そして光り輝くもみの木。小さな女の子ソフィーに連れられて、私たちも見たことのない、美しい北欧の森の奥の特別なクリスマスが目の前で繰り広げられます。なんだかそれは、これまでもずっとこうやってお祝いしてきたかのような。壮大だけれど、どこか懐かしいようなあたたかな時間。子ども時代に、そして大人になってからも。クリスマスの時期に開きたくなる一冊です。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
しごとを なくした サンタさん
こびとたちの作ったおもちゃを、クリスマスにこどもたちへ届けるしごとをしているサンタさん。ところがひとりのこびとが、だんどりの悪いサンタさんにふまんをもち、秘密の発明品を作りました。サンタさんはその発明品とどちらがうまくプレゼントをとどけられるか勝負をすることに…。ドキドキの展開がたのしい新感覚クリスマス絵本です。
さがしええほん クリスマスみ~つけた!
もうすぐ待ちに待ったクリスマス! ふたごのクリスとマリーは、町へお買い物に出かけます。クリスマス・イブに友だちをまねいてパーティーをするために、クリスマスのかざりや食べ物を準備するのです…。
ふたごといっしょに、クリスマスのすてきなものをさがして、見つけて、パーティーの準備をしよう♪
クリスマスマーケットにおもちゃやさん、ずらりと並んだリースやクリスマスケーキ…。ながめているだけでワクワクする、クリスマスのさがしえ絵本です。
はじめまして、サンタさん
サンタさんがうちに来た!
おてがみよんでくれたの?
サンタさんは、わたしのおじいさんより、おじいさん?
サンタさんにききたいことがいっぱい!
クリスマスは静かな夜を過ごしたい…という方へ
聖なる夜は、静かに心に染み入るお話を読んで過ごしたい…。そんな方におすすめしたいのは、美しく読み応えのあるクリスマス絵本。大人の方への贈り物にも。
『クリスマス・イブ 新版』
まちにまったクリスマス・イブの夜。あたりはしずかに雪がふっています。「ねむるまえにみんなでしたへいってクリスマス・ツリーにさわっておねがいごとをしよう」。ねむれない子どもたちは、そっとベッドをぬけだして、階下へ冒険にでかけました。そこで子どもたちがみたものは…。『おやすみなさいおつきさま』で有名なマーガレット・ワイズ・ブラウンの遺作に、イタリアの舞台美術家出身のベニ・モントレソールが絵をつけた、静かで美しいクリスマスの絵本。
『天使のクリスマス』
もしえんとつのないおうちだったらサンタはどうやって家に入るの?そんな細かい子どもの疑問にもきっちり答えてくれそうな140もの絵から成り立つ字のない絵本。サンタが子供を起こさないようにプレゼントを並べる緊張のシーンなど眺めているだけで臨場感が伝わってくる丁寧な絵とストーリーです。
『クリスマスのあかり』
チェコのクリスマスイブ。小さな男の子フランタが、ひとりで教会へむかいます。イエス様の生まれ故郷ベツレヘムから届いた灯りを、家のランプのろうそくにわけてもらうのです。しかし教会で思わぬ失敗をし、あわてて逃げだすことに。それでも、とちゅうで出あった気のどくなおじいさんを助けるために、知恵と勇気をふりしぼります。小さなフランタのやさしさに、心にぽっと灯がともるようなあたたかい気持ちにさせられます。
『ビロードのうさぎ』
ある日、ぼうやのもとにやってきたビロードのうさぎ。
たくさんのおもちゃにかこまれて、部屋のすみで小さくなっていたうさぎは
「子どもに愛されたおもちゃは いつかほんものになれる」
ことを知ります。
やがて、ぼうやといっしょにすごすようになったビロードのうさぎに まほうがおとずれて…。
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ほかの国では、どんなクリスマスを過ごしているのかな…
『 メリークリスマス-世界の子どものクリスマス-』
クリスマスは、たのしいお祝いのとき。世界の多くの国では、それぞれお祝いの風習が伝わっています。
一番星をまって、お祝いをはじめるポーランド。
妖精のために、おかゆを外に出しておくノルウェー。
着飾って行列をつくり、家々をたずねていくメキシコ・・・
世界18か国のクリスマスの過ごし方がやさしい言葉と美しいイラストで紹介しています。
また、6曲の讃美歌、ショウガパンや文字のケーキのレシピ、わらの星の作り方なども掲載。
市川里美による70点以上のイラストは可憐で繊細で魅惑されます。、クリスマスを最高に楽しめるクリスマス絵本の傑作。1983年冨山房から初版発行された絵本に加筆し、装いも新たに復刊いたしました。
『ハヌカーのあかり』
ハヌカーとは、清めのランプが8日間燃え続けた奇跡を祝い、毎年12月に行われるユダヤ教のお祭りです。ロバート・サブダが美しいポップアップに仕上げました。
こちらも合わせておすすめ!「世界のクリスマス」
しかけで楽しむクリスマス
美しく豪華な絵本が多いしかけ絵本は、クリスマスを演出するアイテムとして、また贈り物としてもよろこばれますよね。
『たのしいクリスマスどおり Christmas Street』
絵本をひろげると街があらわれる!
街の中では、たのしいクリスマスを過ごすために動物たちが準備のまっさいちゅう。
Aa Angel ツリーの てっぺんに てんしを かざろう
Bb Bow ちょうちょむすび じょうずに できるかな?
Cc Carol みんなで うたおう クリスマスを いわう うた
動物たちといっしょにクリスマスをたのしみながら、
クリスマスの英単語に親しめます。
フラップをめくってあそべる、ABCでクリスマスをたのしむしかけ絵本。
『クリスマス・アルファベット(特装版)』
AからZまで、カード形式のめくりがついているしかけえほん。白い紙でつくった構造物が、すばらしいでき上がりで、欧米でも100万部以上売り上げ、大ベストセラー。
こちらもおすすめ!「クリスマスしかけ絵本」
クリスマスのおはなし会におすすめ!
1年のうちでも最も力が入るクリスマスのおはなし会! プログラムの中に1、2冊はクリスマスのお話を入れたいですよね。さてどんなお話を入れようかしら? と迷ったら、ぜひこちらをご参考にどうぞ。
『おおきいツリー ちいさいツリー』
ウィロビーさんのおやしきにとどいた大きな大きなツリー。大きすぎて、さきっぽを切りました。そのさきっぽがまた切られ、どんどん小さくなって……森の動物たちも大よろこび! アメリカで長く愛されてきた、かわいらしいクリスマス・ストーリーです。
いろいろな動物が登場するくりかえしの展開は、読み聞かせにぴったりです。
『ぼうしくんのクリスマスプレゼント』
クリスマスの夜。”あわてんぼう”のだれかさんが忘れていった帽子が、ぽつんと森にいました。帽子のもとに、クリスマスだというのにひとりぼっちでプレゼントをもらえない動物たちが次々とやってきます。ウサギ、クマ、キツネ。帽子は、動物たちにプレゼントをあげてなぐさめました。ところが、そのあとトナカイがやってきたのです。帽子には、トナカイにはプレゼントできるものがなくなってしまいました。悲しくて泣く帽子とトナカイのもとに現れたのは・・・。
クリスマスにぴったり! 心あたたまる、やさしいおはなし。
『はたらくくるまたちのクリスマス』
大人気〈はたらくくるまたち〉シリーズにクリスマスのお話が登場! 工事現場で今年最後の大仕事にはげむブルドーザーやショベルカー、ミキサー車、ダンプカー、クレーン車たち……。朝から晩まで働いた彼らに待っていたのは、とってもすてきなプレゼント! そして、彼らのがんばった仕事もまた誰かへのすてきなプレゼントで――。「おやすみなさい」がテーマのシリーズだから、クリスマスの夜にもぴったりの物語。のりもの大好きなお子さまたちへの最高のプレゼントとしてどうぞ。