【お知らせ】イソザキ編集長「kufura」で『ゆっくり大きくなーれ!子どもの成長を感じる絵本』が公開中!
子どもの成長を感じる絵本
2月にご紹介しているもう一つのテーマは、『ゆっくり大きくなーれ!子どもの成長を感じる絵本』です。今回、編集長イソザキが選んだ絵本は、くもん出版の『ちいさいわたし』と童心社の『おおきくなるっていうことは』。詳しくは、「kufura」のコラムをご覧くださいね!コラムページでは、新着記事もあわせてお楽しみに!
仕事も家庭、どちらも大切にしながら忙しい毎日を送る女性のためのWebメディア「kufura(クフラ)」にて、絵本ナビ編集長イソザキの連載が掲載中です。こちらの連載では、月に2テーマずつ、おすすめの絵本を絵本ナビのレビューと共にご紹介しています。
「ごあいさつしなさい」って言われるともじもじしちゃう、
ひとりでなんてねむれない、おともだちとけんかしちゃったし…。
主人公の女の子は小さいから、いろんなことが上手にできません。
でも、けんかしたままじゃいやだから、ごめんねって言いにいこう―。
女の子はおともだちのところに走ります。
小さな子にも不安がある。
「うまくできないな」「できるようになるかな」
「けんかしちゃったどうしよう…」「またおこられちゃった」。
この絵本は、そんな子どもたちに、主人公の女の子の声をかりて
「いろんなことがだんだんね。いつかはできる きっと いまは そのとちゅう」と、
やさしく語りかけます。
子どもたちは、主人公に自分を重ね合わせてお話を聞くでしょう。
子どものできないところに目がいきがちなお母さん、お父さんは、子どもと一緒に
「そうだね。今は、いろんなことができるようになる、そのとちゅうだね」と、
親子のきずなを確かめあうことができる絵本です。
著者のかさいまりさんは、小さな子どもの心のゆれを表現する絵本を、数多く作られています。
それらの絵本は小学校の道徳の副教本にも採用されるなど、
子どもたちに伝えたいお話として小学校、保育園や幼稚園などで取り上げられています。
画のおかだちあきさんは、やさしい表情の子どもの絵が評判をよんで、
近年絵本でひっぱりだこの画家さんです。
子どもへのやさしい視線。
確かな信頼に裏打ちされたお話作りの名手と、
やわらかいタッチの画家が組んだすてきな絵本。
親子で読んでほしい1冊です。
絵本ナビではたくさんのおきがえの絵本をご紹介していますので、参考にしてくださいね。
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