ワーキングママに、夜の読み聞かせで読んであげて欲しい絵本 -『よるくま』
絵本ナビに日々寄せられてくるのは、ユーザーからのたくさんの生の声。実際に絵本を読んだ時の子どもたちの反応やエピソードからは、ストーリーを超えた魅力まで伝えてくれます。
「どんな絵本を選んだらいいのかわからない」「購入するかどうか迷ってしまう」
そんな方のために、絵本ナビユーザーがおすすめする絵本をレビューとともにご紹介します!
初めて読んだ時、涙がボロボロとこぼれました
まだ言葉もおぼつかない頃から託児所へ通い始めた「息子」と、息子が寝静まっている早朝のうちから仕事へ出掛ける「母」の私。
「よるくま」と「よるくまのお母さん」は、まるで私たち親子のようです。
そして、主人公の男の子もまた「よるくま」なのでしょうね。
この絵本を初めて読んだ時、涙がボロボロとこぼれました。
私の息子もきっと、主人公の男の子のように「言葉に出来ない思いを胸の内(夢の中?)に秘めている」事と思います。
「こんなに可愛い僕を置いてお母さんは何処に行ったの?探しても探しても、どうして見つからないの?助けて流れ星!」
よるくまのお母さんはこの後すぐ様、「お仕事してたの~」とのん気に現れます。(すぐ様現れて安心させてくれるので、うちの息子もこの絵本を怖がらず好きになってくれました。ここが良い絵本と言えるポイントだと思います。)
息子はこの後の「お前はあったかいねぇ。今日はこのままおんぶして帰ろう」という所が特にお気に入りで、この絵本を機に甘えたくなると「おんぶ」をせがむようになりました。
私自身も、息子をおんぶするとこの絵本を思い出して…
「お前はあったかいねぇ」と言いながら、愛しくてたまらない息子をおんぶ出来る喜びを、再認識するようになりました。
ワーキングママに、夜の読み聞かせで読んであげて欲しい絵本です。
恐らくママの方が号泣するかと…(笑)
(アラフォーママさん 30代・ママ 男の子3歳)
この記事が気に入ったらいいね!しよう ※最近の情報をお届けします |