読むと幸せな気持ちになる!かわいいお菓子、スイーツの絵本
ケーキ、クッキー、チョコレートなど、甘くて美味しいスイーツたち。
見た目も可愛いスイーツは絵本になっても可愛くて、読んでいると幸せな気持ちになります。
そんな、可愛くて美味しそうなスイーツ、お菓子の絵本をご紹介します。
お菓子、スイーツが主人公の可愛い絵本
可愛いスイーツたちが主人公の絵本を集めてみました。
プリン、クッキー、ケーキなど、みんなが大好きなスイーツたちががんばる可愛い絵本をぜひお楽しみください!
キュートなプリンちゃんがおしゃれに大変身!
きれいなたまご色がキュートなプリンちゃん。
おかしの国のおかしの家に住んでいます。
今日はどれにしようかな。そういって登場するのは素敵な衣装だなに並んだ
ホイップやチョコクリームのドレスやさくらんぼやキャンディーのかみかざり。
きれいで、かわいくて、ドキドキしてウキウキして・・・「ひゃーー」。
思わず声を出しそうになる私は、まだまだ女の子なんだって再確認しちゃったりして。
作者はなかがわちひろさん、絵を描かれているのはたかおゆうこさん。
更に編集の方も女性なのだそうで、女の子による女の子のための絵本をつくるために
「プリン会議」なるものを重ねて重ねて作り上げられたものなのだそう。
なかがわちひろさんの
「小さな女の子って、たまごいろで いいにおいのするプリンみたい」
という言葉どおり、もうプリンちゃんと小さな女の子の姿が重なって、愛しくてたまりません。
巻末には「プリンちゃんのうた」の楽譜まで付いて。
おしゃれ心がめざめた、全ての女の子たちにおすすめの絵本です!
娘には、可愛いより美味しそう♪みたい…(笑)
2歳10ヶ月の娘と読みました♪
可愛いもの、美味しそうなもの、愛らしいものが好きな、女の子&女の子だったママに、とってもとってもオススメしたい一冊です!!!
文章は少なく、ただただ話を読んでいくと、あっという間に終わってしまいます(笑)。
でも、それぞれのページに、い~ろいろ、たっくさん!
可愛くって、美味しそうなもの達が散りばめられています♡
「読み聞かせ」 というよりかは、
「一緒に本を開いて、ゆっくりと、目で眺めて楽しむ」 感じの絵本かな?と感じました。
プリンちゃんと一緒に、「○○ちゃんは、どれがいーい?」「ママは、どれがいいと思う?」 と、ワクワクと心ときめかせながら、デコレーションを楽しむ時間が、とっても楽しいです♡
…毎日読んでいると、娘が選ぶものが毎回同じな事に気づき、「好みがブレないなぁ~」と感心してみたり(笑)。
しかし、まだ2歳児の娘にとっては、「可愛く着飾る」よりも、「美味しそうなお菓子を食べる」方が、興味シンシンの様で、見開きいっぱいにお菓子が散りばめられたページに来ると…
一心不乱に、「あーん、パク!」 と、必死になって、色んなお菓子を食べ続けています。。。
まだ、「色気 (可愛らしさ) 」 より、 「食い気」 なのね…。。。
プリンちゃんも、せっかく着飾ったのに、オテンバして元に戻ってますしね(笑)。
そんな、女の子の可愛くて愛らしい一面も見れる、素敵な絵本だと思います♪
(あまママさん 30代・ママ 女の子2歳)
あまくて香ばしいクッキー姫のおとぎ話
バターとお砂糖、小麦粉をこねて、形を作ってオーブンへ。ふわーんと、あまーい香ばしい香りが広がって・・・。お菓子作りの中でも、クッキーを焼く楽しさって格別です。ココア生地と合わせて模様を作るクッキーや、気に入った形を生地から抜いて作る型抜きクッキー、卵白とお砂糖で色とりどりの飾りつけをするアイシングクッキー・・・。出来上がりの可愛らしさも、たまらないですよね。
そんな、女の子たちの、いえいえ、甘いもの大好きな人たちみんなの、「うっとり」がつまった、クッキーの絵本の登場です。表紙の、お砂糖みたいなピンク色に、こんがり焼けたクッキーたち。「かわいい!」「おいしそう!」という声が聞こえそう。
これは、クッキーのおうさまとおうじょさまのくらす、おとぎの国の物語。
クッキーのお城には、何でもほしいものを焼いてくれるクッキーのコックさんがいます。子どもがほしいおうさまとおうじょさまは、かわいいクッキーのおひめさまを、コックさんに作ってもらいました。そして、クッキーひめのために、たくさんのものが作られました。クッキーのコップやおさら、たくさんのぼうしや、くつ、ゾウやうま、楽器や、新しい部屋。
けれども、クッキーひめはひとりぼっち。遊ぶものがたくさんあっても一緒に遊ぶ子どもがいないのです。
クッキーひめは、いいことを思いつきました。
お城から、クッキーを焼くけむりが、もく もく もく。もく もく もく。
クッキーひめが思いついたこと、それは・・・?!
読み終わって、「今すぐクッキーを焼きたくなっちゃった!」 そんな方もご安心。絵本のカバーには、クッキーひめのクッキーレシピがついています。思う存分、自分だけのあまいお話の続きを味わってくださいね。
クッキーの国!
クッキーの国、すごいです。
必要なものは全部、焼いてつくるのです。
スプーンにフォーク、靴に服に、おひめさままで!
なぜって、クッキーだから!!
とっても可愛いクッキーひめ。
おうさまと じょおうさまが溺愛する様子も、共感でした!
でも、どんなに我が子を愛しく思っても、モノでココロは満たせない。
クッキーひめが本当に欲しかったものとは!?
なるほど~と感心し、ココロがほんわかしました。
(しゅうくりぃむさん 40代・ママ 女の子7歳)
お誕生日プレゼントにもピッタリ!夢の誕生日が叶う絵本
「いってきまーす!」と、ケーキちゃんが向かった先は、もちろんお誕生日パーティー。スプーンちゃんやフォークくん、おかしさんにジュースさん、くすだまくんまで加わって、あなたのお誕生日をお祝いにきてくれるのです! そうそう、大切なプレゼントさんも忘れずに。こんな誕生日があったらいいな……という、夢の誕生日がかなう一冊です。
<ここがポイント>
・乙女なケーキちゃんがかわいい!
・お店のシーンがリアルで楽しい!
・パーティーの主人公はあなたです
<編集者コメント>
あなたのお誕生日会を祝いたい! その一心で、どんどん走っていくケーキちゃん。あちこちで仲間が加わって、おうちに着くころには総勢44人に!!
なんという楽しい誕生日でしょうか。お誕生日に、ピンポーンとチャイムが鳴ってドアを開けてみたら、そこにケーキちゃんと仲間たちがお祝いしてくてうずうずしている……。その瞬間のうれしさを、ぜひ感じてみてくださいね。
素敵素敵
試し読みで私一人で読みましたが、これは絶対に、うちの子が好きな内容です。
買ってあげようかなと思いました。
ケーキちゃんが、お誕生日の子の家に行くまでのお話しなのですが、本当にかわいい!
美容室で「ケーキちゃんせんようワゴン」でおめかし(クリームでデコレーション)の場面は、
なるほどーと納得してしまう面白さです。
ケーキちゃんが誰の家に行ったのかは、わからないままなのですが、想像が膨らみます。
(なしなしなしさん 30代・ママ 女の子6歳、女の子2歳)
幾つになっても恋物語を読むのはほのぼのします
もう恋には縁遠い私ですが幾つになっても恋物語を読むのは、ドキドキするし、ほのぼのして楽しいです!大好きなスィーツの恋ですから、嬉しい限りです。フルーツタルトさんが働くタルト美容室では、デザートの頭にフルーツやクリームで飾りをつけるお仕事って夢があって素敵だなあと思いました。好きなことをやっているから、生き生きと楽しく働くことが出来るし、ブルブルのゼリーくんとの出会いがあって、恋に落ちるって凄くいいことだと思いました。絵も美味しそうんなので魅入ってしまいました。
(押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
さとうめぐみさんが贈る「あまいスイーツ絵本」シリーズ
スイーツやさんが舞台の絵本
スイーツのお店には夢がいっぱい!
そんな、憧れのスイーツのお店を舞台にした絵本をご紹介します。
ケーキ屋さんは夢のテーマパーク、スイーツのワンダーランド!
ユイちゃんのパパのケーキやさんは、子どもたちに大人気。
だって、動物や車など、とっても素敵なケーキがたくさんあるから!
「おべんとうはママのおてがみ」で心躍るお弁当を描いてくれた田島かおりさんが、今度はケーキの絵本で読者を夢のような世界へと誘います!
まずは「うさぎさんのいちごミルフィーユ」や「くるまのチョコレートケーキ」、「トイプードルのモンブラン」など、可愛くて美味しそうなケーキが次々登場。
そして、ユイちゃんのお誕生日、ユイちゃんもお手伝いして出来上がったお誕生日ケーキは、「ケーキ」という言葉では表現できない、まるで「スイーツのワンダーランド」!
大きなお城にプリンセス、汽車にこびとにパンダなどなど……見開きいっぱいに、テーマパークのように楽しいケーキが描かれています。
他のページもケーキや小物など細かい所まで楽しく描き込まれているので、「ここにヒヨコさんのケーキがあるね」「ライオンさんのたてがみはチョコクリームかな」などお話しながら、じっくりとそれぞれのページをお楽しみ下さい。
可愛らしすぎて和みます!
とても可愛らしい、愛らしい絵を描かれる作家さんですね。
歳を重ねた私もこの絵を見ているだけで
とても幸せな気持ちになってきます。
まほうの作家さんだと思います。
ユイちゃんのパパはケーキやさん。
こどもの好きなものをケーキにしていて、
子供に夢を与えてくれています。
こんなケーキやさんが実際にあったら、
素敵でしょうね。
わかりやすく 細かいところまできちんと描かれていて
見ているだけでもいいし、
小さいお子さんでもわかりやすいお話だと思います。
(koyokaさん 50代・じいじ・ばあば )
お腹も心も「まんぷく」になるドーナツ屋さんの物語
小さな町にある、青くて丸い看板のあるお店、それがポルカさんのドーナツ屋さん。
ポルカさんは、毎日、それはそれは美味しそうなドーナツを作ります。
材料を計って、こねこねまぜ合わせ、生地をのばして、型を抜き。
するっと油の中におとしていくと、ぷくっと、ふわっと丸い輪がふくらんで…。
手際の良さと、揚げたてのいい香りに、子どもたちも読者もうっとりです。
さて、最後の仕上げは、お手伝い隊の子どもたちが大活躍。
シャカシャカとお砂糖をまぶして…完成です!
みんなでお礼のドーナツを食べていると、不思議な手紙が届きます。
「おいしくて きれいな ドーナツ 100こ、
あした あなもりやまの てっぺんに もってくること!」
なんだか浮かない顔をしたポルカさん。どうやら春になる前に、毎年届くのだけれど、誰だかわからないのだと言います。子どもたちも不安な顔になります。だって、あなもりやまと言ったら、怪物がいるっていう噂があるんですから…!? ポルカさんと子どもたちは、この不思議な手紙の差し出し人に100個のドーナツを届けることができるのでしょうか?
全国の幼稚園や保育園の子どもたちに、プレゼントする企画として制作されたこの絵本。みんなでドーナツ作りのお手伝いをしている様子をみているうちに、一緒に参加したくなってきちゃうはず。お手伝いをした後のおやつがとっても美味しそうですものね!
最後は、ポルカさんと子どもたちの素敵なアイデアのおかげで、お腹も心も「まんぷく」。みんなでにこにこ美味しく食べることって、春の訪れを感じることと似ているのかもしれませんね。幸せな気持ちになれる1冊です。
ドーナツ大好きな娘と
ポルカさんのドーナツ作りが擬音語を使ってよく表現されています。
子どもたちと砂糖をまぶしたり、チョコで絵を描いたりとても楽しそうです。
小さな頃母によくドーナツを作ってもらっていたことを思い出しました。
もうすぐ3歳の娘は、最近お料理に興味津々でカウンター越しに私が料理する様子を見ていたり、お手伝いをしてくれたりします。
ドーナツはまだ使ったことがなかったので、一緒に作ってみたいなと思いました。
みんなで作った100個のドーナツ1つ1つに素敵な絵が描かれていて可愛かったです。
満開の花と春の訪れがとっても素敵で、手作りドーナツ持ってお花見したくなりました。
(ピーホーさん 30代・ママ 女の子2歳、女の子0歳)
可愛すぎる兄弟が作る、アイディアの光るオーダーケーキ
ポールとノエルのきょうだいが、マーケットで手づくりのケーキ屋さんを開きます。次々とやってくるお客さんの要望に応えて、兄のポールが作るオーダーケーキは、アイディアの光るおいしそうなものばかり! お手伝いをしていた弟のノエルも「いいなあ ぼくも たべたい」と、お客さんの最後尾に並びますが……? 「きょうだいがかわいすぎる!」と育児誌kodomoeの付録で大反響を呼んだ作品が、ついに単行本化。
みんな大好き、ホットケーキの絵本
身近なスイーツといえば、やっぱりホットケーキ。
家でも作れて朝食にもおやつにも大活躍です。
みんなが大好きなホットケーキだから、いろんな絵本になっています。
ふっくら美味しく、優しさあふれるホットケーキの絵本を集めてみました。
おばけと一緒にホットケーキを作ろう
かわいいおばけたちと遊ぶ、新井洋行さんのおばけの絵本シリーズ第二弾!
今回は、おばけたちとホットケーキを作ります。
ガイドしてくれるのは、ピンクのおばけルララちゃん。
まずは、「ひらけごま」の呪文を唱えて
冷蔵庫をあけちゃいます。パカッ!
冷蔵庫の扉が開くと、たくさんの調味料や材料がぎっしり!
ルララちゃんがホットケーキに必要な材料を教えてくれるので
いっしょにさがしてみましょう。
かまどに「ふーっといきをふきかけて」みたり、
パンケーキを一緒に「ひっくりかえして」みたり、
第一弾とかわらず、インタラクティブに物語に参加できるから子どもも夢中です。
絵本の中で言われたとおりにやってみてください。
ページをめくると魔法のようにお話が進んでいきますよ。
おばけたちの美味しそうなホットケーキのできばえにご用心!
おなかが空いちゃうかもしれません。
まずは、親子で一緒に絵本の中で挑戦してみましょうね。
オバケの粉がほしい!!
かけ声をかける所が何ヶ所かあるので低学年の読み聞かせなどにいいかなと思います。果物をかざったホットケーキがおいしそうで、実際につくれそうな所がいいです。最後のオバケの粉をかけて・・・の所は息子と「おおっ!」と声がでてしまいました。あのオバケの粉がぜひほしいです。(笑)
(どこもだけさん 40代・ママ )
■インタビューもぜひどうぞ
動物たちが運んでくる材料でホットケーキを作ろう
みんなが大好きなホットケーキを作りましょう!
この絵本の特徴で最大の魅力は、ホットケーキの材料である卵、牛乳、粉、砂糖を、それぞれ、うさぎ、ペンギン、タヌキ、ブタという、子どもたちが大好きな動物たちが、次々に運んでくるというところにあります。
ただ登場するだけでなく、
「ぴょんぴょん ぴょんぴょん
だれのみみ?」
と、質問のあとで、ページをめくって答えの動物が登場するクイズ形式になっていて、お子さんのワクワク感を誘います。
「ぴょんぴょん」「ぺったん」「ぽんぽこ」「ぶー」などの擬音も楽しく、動物たちの真似っこ遊びをしながら読むのも楽しいかもしれません。
作る工程もシンプルにわかりやすく描かれているので、小さなお子さんでも楽しんで読むことができるでしょう。
ひっくり返すシーンで空高く舞うホットケーキに、心躍ること間違いなしです!
ぴょんぴょん ぺったん ぽんぽこ ぶー
小さい子向けおはなし会用にセレクト。
動物たちが音を立てて現れ、材料をボールへ入れ、
混ぜて焼いてホットケーキが完成!という趣向です。
誰が来るんだろう?という一種のクイズ風にも楽しめますね。
一緒に、耳、足、お腹、鼻の場所も学びましょう。
卵、ミルク、粉、砂糖。
お料理本でもあります。
擬音がたくさんあり、ストーリーを盛り立ててくれますね。
みんなで作り、一緒に食べる楽しさも体感できそうです。
(レイラさん 40代・ママ 男の子22歳、男の子19歳)
ホットケーキ絵本といえば、これ!
まあるくて、大きくて、ふわっふわのほっとけーき。
焼きたてほかほかのほっとけーき。
おともだちと一緒に食べるほっとけーき。
子どもたちはほっとけーきが大好きです。
もちろん「おいしいから」。
でも、こんなにみんなが大好きなのは、それだけじゃないのでしょうね。
誕生から40年以上も経つロングセラー絵本『しろくまちゃんのほっとけーき』には、大好きな理由がたくさんつまっています。
お手伝いをしながらほっとけーきを作る喜び。
(調理器具を並べるだけでもワクワクしちゃいます)
ほっとけーきが完成していく様子をみる喜び。
(ぽたあん どろどろ ぴちぴちぴち ぷつぷつ…もう音を聞いているだけでツバが出てきちゃいそう)
そして、「おいしい」をおともだちと共有する喜び。
(自分でつくったことをほめてもらったりしてね)
鮮やかな「オレンジ」を基調とした色で描かれた数々の名場面は、子どもたちの心に強烈に印象に残っていき、大人になってもそのワクワクの気持ちが色褪せることはありません。
「子どもがはじめて出会う絵本」「子どもがはじめて出会うおともだち」、そんな絵本をつくりたいと大人たちが真剣に考えながらつくった「こぐまちゃん」シリーズ。その願いの通り、今もずっとこぐまちゃんは子どもたちのおともだちです。
心がお腹いっぱい
ほっかほかのホットケーキ!!
こんなにおいしそうにホットケーキが描かれている本は
そうないでしょう。
こぐまちゃんがお母さんと一緒にホットケーキを作るというシンプルなお話です。
特に、ホットケーキをフライパンに流し込んでからの
美味しそうな表現。
ぽたん どろどろ ぴちぴち ぷつぷつ やけたかな? まだまだ
世界広しといえども、ホットケーキが焼けるまでをこれだけ音で表現できるのは日本語だけかもしれませんね。
子供も、このページは完全に諳んじることができます。
最後に、友達のこぐまちゃんとお皿を洗いながら「おいしかったね」
というシーンは、この絵本の余韻をいっぱい残してくれます。
なんだか、心が満腹になれる絵本です。
(たいまるちゃんさん 30代・ママ 男の子1歳)
おうちでお菓子作り
可愛くて美味しいお菓子を、自分でも作ってみたくなったら……こんな絵本はいかがでしょう?
おうちでお菓子を作る絵本を集めてみました。
パパと一緒にクッキーを作ろう
さっちゃんはおなかがすいています。
きょうは日曜日。おかあさんはお出かけです。
さっちゃんは3時のおやつを探して、おとうさんと冷蔵庫や戸棚をのぞきますが、なんにも見つかりません。
さっちゃんはおとうさんとクッキーをつくることにしました。
「こなはあそこよ。おさとうはこっち」
何がどこにあるかちゃあんと知っているさっちゃんは、おとうさんと一緒に材料をととのえクッキーをつくりはじめます。
・・・と、そこへ、「さっちゃんあそぼう」
友達のたっちゃんがやってきました。
たっちゃんも一緒にクッキーをつくります。
たっちゃん、がんばってこなをかきまぜますよ。
(あ、この場面、「しろくまちゃんのほっとけーき」の1シーンにそっくり。こなはふわふわ、ボールはごとごと、だれかボールをおさえてて・・・と口ずさみたくなります)
個人的に好きな絵は、さっちゃんがちょっと身をかがめたおとうさんのエプロンのひもを結んであげるところ。そして、焼き上がった特大のうさぎさんクッキーと怪獣クッキーを手にした、さっちゃんとたっちゃんの笑顔!
実はこの本、「こぐまちゃんシリーズ」作者のわかやまけんさんが1970年代に描いた絵本の復刊なのです。
懐かしいようなかわいらしい絵柄、やさしそうなおとうさん、クッキー作りの楽しさが伝わってくるほのぼのした展開。ちっとも40年近く前に描かれたという年月を感じさせません。
昔もいまも、何てことない日が、クッキー作りであっというまに素敵な日に早変わり!しちゃうんですよね。
そんな魔法を感じる本。
日曜日、お留守番のパパやママや子どもたちにぜひ読んでほしいな。
特大のうさぎさんクッキーと怪獣クッキー
日曜日にどこかにお出かけすることばかり考えてしまう私ですが、さっちゃんのおとうさんのように、クッキー作りもいいなあと思いました。お揃いのエプロンも素敵だし、ほのぼのとして素敵な日曜日になったなあと思いました。たっちゃんが遊びに来て、たっちゃんは、特大の怪獣クッキーを作れたし、さっちゃんは、特大のうさぎさんクッキーを作れたし、二人のとびっきりの笑顔も素敵でした!クッキーが食べたくなりました。
(押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
10種類の世界のおやつを作るお料理絵本。レシピ付き!
ボクのまわりにはおやつ好きがたくさん。
みんなが思い出のおやつの話をするんだ。
そこでボクは・・・自分でおやつをつくってみることにしたよ!
「中国の杏仁豆腐、タイの焼きバナナ、フランスのクリームブリュレ…」
もっと色んな国のおやつをつくってみたいなあ。
「アメリカのポップコーン、インドのサモサ…」
すごい、すごい!世界のおやつ地図が描けちゃうくらい。
絵本の中のボクは、本当に全部自分でつくっちゃうんです。
可愛いイラストで、材料と道具を全部並べてくれます。
そして、丁寧なレシピ。
わかりやすくて面白い構成、これなら小学生でも作れそう。
ボクのお母さんは苦手みたいだけどね。
みんながそれぞれ語るおやつへの思い入れエピソードもユニークですよ。
世界のおやつレシピが10種類載っている、
新しいタイプのお料理絵本の登場です。
美味しそうだな、私がボクに作ってもらいたいおやつは…
あれ?次作が出るまで閉店だって!少しはボクも休まないとね(笑)。
食べたことのないおやつが次々に出てくる!
こういう絵本って珍しいですよね。なかなか絵本を開きながらお料理をするのは気が引けますが、これは作ってみたいと思いました。異国情緒溢れる世界のおやつを家庭でも頂きたいです!こんなに面白い絵本なのにレビューを書かれている方が一人もいないのは何故。
(梅木水晶さん 30代・ママ 女の子3歳、男の子1歳)
大人気メイシーちゃんちゃんとビスケットを作ろう
メイシーちゃんがきょう作るおやつは、しょうがいりビスケット。ひとつひとつ材料を用意して、ボールにいれて、ぐるぐる混ぜて?。
色が綺麗!!
NHKの番組を見てメイシーちゃんが気に入り、本を1冊買ってみたのがこれ。
とにかく色が鮮やかで目を引きますし、英語と日本語が書いてあるんです。簡単に読める形になってるので文字がわかるようになってからでも英語の勉強にもなっていいと思います。
また、うちの息子の場合は料理にも興味を示しました。
今では私と一緒に台所に立って混ぜたりする担当をしています。
(aichan07さん 20代・ママ 男の子3歳、女の子0歳)
こびとたちがケーキを作る、大迫力の絵本
「はい、しょうちしました。」
そう言って画面に登場するのはたくさんの小人達と、「はたらく車」オールスターズ!
ショベルカー、クレーン車、ブルドーザーにミキサー車・・・。
それだけで車好きっ子の心はそわそわ。何が始まるの?
はたらく車総動員で、ちいさな小人たちはもくもくと働きます。すくい上げたり、運んだり、吊るしたり。かきまぜたり、ながしたり。
あれ、でもかきませているのは何だか見たことある物だぞ?ここで子ども達の胸は期待で膨らみます。
そして向かうクライマックス。
出来上がったものは思いもかけない素敵なもの!ヒントはあなたも子どもも大好きなもの。わくわくしてしまうもの。そしておたんじょうび!
乗り物絵本かな?と油断しているとちょっとたまげてしまいますよ。読めば読むほどワクワクしてくる、とっても夢のあるお話ですよね。なんてったって、子ども達にとってはトリプル(!?)の喜びがあるんですから。
家にもきてほしい!
おたすけこびというメルヘンなタイトルとあわない、黄色い重機が並ぶ表紙
もうそれだけで読む前からワクワク♪
黄色い重機は最初から最後まで多様な種類が登場するので
はたらく自動車が好きなお子さんにはもってこい、な感じです。
そして、それらを操っているのがおたすけこびと。
図面を確認する人までも描かれていて、芸が細かい。
みんなで一丸となって作っているのは・・・ケーキ!
焼きあがったケーキを方から出すシーンなんて、
どしんと重量感がある絵で 小人達のどよめく感じがよく描かれています。
普段は葉っぱの影で暮らしている様子なおたすけ小人。
「家にもきてほしいねぇ」と真剣に思う私。
「うちにもいると思う」次女。
寝ているあいだに絵本が片付いていたり
見つからなかった玩具があとで出てきたりするので、いる!と思うんだそうです(笑)
(うららさん 30代・ママ 女の子5歳、女の子3歳)
■インタビューもぜひどうぞ
夢広がるスイーツ・お菓子の絵本をぜひどうぞ
お菓子やスイーツには、憧れと夢がたくさん詰まっています。
そんな夢広がるスイーツやお菓子の絵本を、お子さんと一緒にぜひお楽しみください。
編集協力・執筆:洪愛舜(ほんえすん/ライター・編集者・絵本作家)
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