【今週の今日の1冊】お茶の時間にあまーいものとあまーい物語はいかが?
2月12日~2月18日までの絵本「今日の1冊」をご紹介
今週はバレンタインにちなんで、甘くておいしい食べ物と甘くてキュンとしたり、グッときたりする恋や愛の絵本をご紹介します。甘いお菓子を食べながら読む、ちょっぴり切なくて、可愛らしい恋物語や涙がとまらない愛の物語は、いつもよりなんだか特別で素敵に感じられます。まだまだ恋にはほどとおい子どもたちもいずれはだれかに恋をするのかしら...?
あなたは、恋の絵本?それとも花より団子で、恋よりお菓子の絵本?
2月12日 あまりの美味しさにびっくり・・・
月曜日は『チョコレート屋のねこ』
古ぼけたチョコレート屋に気難しいおじいさんとねこがすんでいました。ある日、ねこがおじいさんが作ったチョコレートねずみをかじってみると……あまりのおいしさにびっくりしました。だれかに食べてほしいと思ったねこが考えた計画とは……?巻末にチョコレートの解説付き。
2月13日 小さな恋の往復書簡、キュンとします
火曜日は『サウスポー』
リチャードへ
あんたのたんじょう日パーティー、
よんでくれなくていいからね。
あたし、いかないから。
もと友だちのジャネット
― 小さな恋の往復書簡 ―
おたがいが気になっているのに、素直になれない少年と少女。しかしメモを通じて気持ちを伝えあううちに・・・。冷えていた感情が、次第にほぐれ、あたたかくなってゆく変化を、金原瑞人の文と、はたこうしろうのイラストで感情豊かに表現。大切なあの人への、プレゼントに最適な1冊。
2月14日 究極のラブストーリーとしてもおすすめ
水曜日は『100万回生きたねこ』
内容紹介
これはひょっとすると大人のための絵本かもしれないが、真に大人のための絵本ならば、子供もまた楽しむことができよう。それが絵本というものの本質であるはずだ。そして『100万回生きたねこ』は、絵本の本質をとらえている。――週刊朝日書評より
このとらねこ一代記が、何を風刺しているかなどと考えなくても、すごいバイタリティーをもって生き、かつ死んだ話をおもしろいと思ってみればよいと思う。上級から大人まで開いてみて、それぞれに受けとめられるふしぎなストーリーでもある。飼い主へのつながりが無視され、前半と後半が途切れているようで、みていくとつながってくるふしぎな構成である。――日本経済新聞「こどもの本」書評より
著者紹介
■佐野洋子(さのようこ)
北京に生まれる。武蔵野美術大学デザイン科卒。’67年から’68年にかけて、ベルリン造形大学においてリトグラフを学ぶ。主な作品に『だってだってのおばあさん』(フレーベル館)、『わたしのぼうし』(ポプラ社)、『おじさんのかさ』(講談社)などの絵本や、『アカシア・からたち・麦畑』(文化出版局)などのエッセー集がある。『おじさんのかさ』でサンケイ児童出版文化賞推薦賞を、『わたしのぼうし』で講談社出版文化賞絵本部門賞を受賞。
2月15日 焼きたてのケーキをめしあがれ!
2月16日 寒天の日にゼリーを作ろう!
金曜日は『ルルとララのおかしやさん(3) ルルとララのきらきらゼリー』
森の妖精から女王様の誕生日に食べるお菓子を作ってもらいたいと頼まれたルルとララ。宝石のようにみえるお菓子をつくるために、いろいろと工夫してみますが・・・
2月17日 和菓子とお茶でほっとひと息・・・
2月18日 おやつでゆかいに「言葉遊び」
日曜日は『おやおやおやつ なにしてる?』
ポップコーンぽんぽんじゃんけんぽん。おだんごぶらんこらんらんらん。おまんじゅうはおしくらまんじゅう。せんべい1まい、あっかんべー…。おやつのゆかいな「言葉遊び」です。
いかがでしたか。
今年のバレンタインは、いつもりちょっぴり特別にしてみようかな?さて、みなさんはお気に入りの絵本が見つかりましたか。毎日を彩る絵本はいつだって特別な時間を与えてくれます。今週一週間も素敵な時間を過ごせますように。
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