新宿に似合うファッションとは…? 2017年4月12日
洋服は好きだけど、オシャレにはめっぽう弱い。
毎日どんな服を着て会社に行けばいいのか。
目的がはっきりしている外出や、人に会う仕事の時は、わかりやすいのです。コンセプトを決めて「コスプレ」をする感覚で決めればいいのですから。
ところが、社内に引き込もって仕事をする事が増えた今、なんとなく服を着ているだけの毎日が続きます。確実にオシャレ度が下がっていきます。これじゃダメだと「新宿に似合うファッション」というのを考えます。でも新宿って…雑多すぎる!あらゆるタイプの人が歩いています。
街がファッションを決めてくれないのなら、自分でテーマを決めるしかありません。毎日、その日のテーマを決めて「その気になってみる」のです。「その気」が、中身をひっぱっていってくれる事だってありますからね。
そんな事実を教えてくれるのは、むしろ子どもの方からだったりして。
その気になった!
強そうな装備をして、刀をもってみたら……
「その気になった!」
ユニフォームを着てバットを持って、こんな感じでビシッと決めたら……
「その気になった!」
あれ?この感じ、どこかで見たことあるぞ。
そうそう、いつも色んな格好して「その気になっている」のは我が息子。ついでに何かを持たされて「その気にならされている」のは私。「その気になった」息子と「その気になってみる」母親の応戦が繰り広げられていく、いつもの光景。
だけど、なぜか突然全部脱ぎ捨てて、ぼくのまんまで「その気になった!」
……「ぼくになった気になった」ってどんな気分?
ここで置いてかれるのは親の方。子どもたちにはきっとわかっているはずです。
子どもたち、いってらっしゃーい!
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
朝、横でしっかりと戦闘服に着替えて部活に学校にと闘志を燃やしている息子を横目
に、今日の「洋服」のテーマを考える母親。大人って、呑気なものです。
もし、オシャレな私を見かけた方は、「今日はコンセプトがはっきり決められたんだ
な」と思っていただければ。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
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