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おはなし会で何読む?どう読む?おすすめ絵本

【おはなし会でおすすめ】しかけ絵本で楽しむ『はらぺこあおむし』

 

おはなし会が決まったら、欠かせないのが絵本の選書。楽しくもあり、一苦労でもある作業です。
この記事では、絵本ナビスタッフ・セトグチが実際におはなし会で読んだ絵本の情報を紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

プログラムに一冊は入れたい、しかけ絵本。初挑戦におすすめの絵本は?

定期的に、同じ場所で開催しているおはなし会。「たまにはいつもと違うことをしたい」と思うこと、ありませんか?
そんな時におすすめなのが、しかけ絵本を使うこと。通常の絵本とはまた違った楽しみ方ができるので、プログラムに一冊入れるだけでメリハリが出ます。

私が初めておはなし会で挑戦したしかけ絵本は、こちら!

カラフルなポップアップに心わくわく♪もっと楽しめる『はらぺこあおむし』

POP-UP BOOK はらぺこあおむし

世界中の子どもたちを魅了している「はらぺこあおむし」をポップアップで表現。ページからあふれるフルーツやお菓子の数々、カラフルで楽しいしかけを堪能できます。
 

ロングセラー絵本『はらぺこあおむし』の鮮やかな世界が、見事なポップアップになったこの絵本。子ども達は「いつも読んでいる絵本とは違う!」と新鮮さにわくわく。特に、飛び出してくるフルーツやぺろぺろキャンディーには一段と目が輝きます。読み手自身も、よく知っている絵本なら初挑戦でも何だか安心感がありますよね。

盛り上がるしかけ絵本、読むときは少し注意!

ただ一つ、しかけ絵本は盛り上がりすぎてしまうことがあるのでご注意です。セトグチの失敗談ですが、「触りたい!」「めくりたい!」子が殺到して、収集がつかなくなってしまったことがありました。参加人数や場所等で、臨機応変に選んでみてくださいね。

プラスアルファでおすすめ!

『はらぺこあおむし』の歌を取り入れて読むこともおすすめです。(作詞:原作 エリック・カール、作曲:新沢としひこ)
以前『はらぺこあおむし』の歌がお好きなお子さんが集まる会で「歌ver.で読んでほしい!」とリクエストがあり、ウクレレの弾き語り(※)で実践してみました。全ページ歌うとなるとある程度の時間が必要になってしまうので、歌ったのはあおむしが食べ物を食べるシーンのみです。みんなで歌うとミニ劇場のような雰囲気になり、楽しかったですよ♪
※ウクレレは自分が歌いやすいように、雰囲気に合うコードで弾きました。非公式のため紹介ができないのですが、ご了承ください。

おはなし会での参考情報

セトグチが実施したおはなし会の情報をご紹介します。目安として、ご参考にしてみてくださいね。
 

  • 読み時間・・・3分~。歌う場合はもう少し時間がかかるので、事前に計ってみてくださいね。判が大きめなので、しかけの見せ方やめくる練習も必要です。2人組になって、本を見せる人と読む人で担当分けするものおすすめです。

 

  • 参加者の対象・・・おはなし会では3歳~5歳向けに選びましたが、赤ちゃんも楽しめると思います。

 

  • プログラムの組み合わせ・・・プログラムの中盤に読むことが多いです。長めのおはなしが続いた後に、リフレッシュタイムとして選びました。おはなし会が前半と後半に分かれている場合は、前半のラスト、または後半の一冊目でもいいかもしれないですね。

瀬戸口あゆみ(絵本ナビスタッフ)

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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