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プラチナブック選定作品

【プラチナブック選定作品】『ぶたばあちゃん』のように、穏やかな最期を迎えたい……。

絵本ナビ1000万人ユーザーが選んだ”とびっきり”の人気作からご紹介するのはコチラ!

ぶたばあちゃん

死を予感して、したくをはじめるぶたばあちゃんと、悲しみをこらえて寄り添う孫娘。ふたりの生と死の受けいれ方を描く。

『ぶたばあちゃん』の魅力をお伝えします。

”過剰”でも”軽々しく”もない「死」の描かれ方。

最近、「死」が軽々しく扱われていると感じている方、
ゲームやメディアの影響によって、子どもがすぐ「死んじゃえ!」と口にすることが気になっている方、
身内の死が最近あり、子どもにきちんと「死」について伝えたいと思っている方。
絵本の中には死をテーマにした作品もいくつかあります。
祖父母の死、友だちの死、大好きなものの死……。
『ぶたばあちゃん』で描かれるのは、死を悟ったおばあちゃんの最期の日の過ごし方と、一緒に暮らす孫娘の「大好きなおばあちゃんの死」へ向き合う姿。
その2つが、過度に強調されることなく、静かに穏やかに描かれていて、
「最期の日をこんな風に迎えられたら……」
「大好きな人の死をこんな風に受け入れられたら」と深い感銘を受けます。
「死」について考えたいとき、「死」を伝えたいと思うときに手に取りたい一冊です。

「看取り方」「グリーフケア」としても手に取っていただきたい作品。

誰もが等しく体験する、愛するものとの死別。
大切な存在を亡くしたとき、喪失感や深い悲しみ、「もっと●●してあげれば良かった」という後悔の念を抱く人も多くいます。
その大きな悲しみが苦痛に変わらぬよう、寄り添う試み、「グリーフケア」が今、注目を集めています。
『ぶたばあちゃん』は遺された人の悲しみに寄り添い、亡くなった人がけして不幸ではなかったこと、
遺された人の心に、亡くなった人はずっと生き続けることを伝えてくれる絵本です。
あなたの愛する誰かが、深い悲しみの中にいるとき、そっと絵本を手渡してあげてください。

絵本ナビユーザーの声をご紹介します。

愛する人との別れ つらいね 孫娘の心の中に生きていてるね

ぶたばあちゃんと孫娘は、いつも二人で協力して生活していました
おばあちゃんは孫のことを気遣い「とおもろこしと オート麦は体にいいのよ」
おばあちゃんは日に日に年老い、起きられなくなりました
おばあちゃんは、自分が死んでいく前にいろんなことを整理しています

こんなにも終末を迎えるにあたり身辺整理をしているぶたばあちゃんは、えらいな~(なかなかこんなにできない私です)

そして、どう生きたらいいか自然の美しさ大切さを伝えるのです
「土のにおいがわかるかい さあ 雨を楽しみましょう」おばあちゃんは 素晴らしいな~!(感性が豊かです)
そして孫娘も、おばあちゃんをどう見送ったらいいか心をこめておばあちゃんを見送るのです
二人はしっかり 抱きあい・・・
涙があふれます

私も今母親の看取りを目前にしていまして・・・・
母は97歳まで本当によく頑張って生きました
私は母からいろんなことを学びました
ぶたばあちゃんと同じです
愛する人との別れは悲しいですが、人はこうしてお別れしていくものなのですね
孫娘の気持ちもわかります
涙がいっぱい出ます
 おばあちゃんは孫娘の心の中に生きていてくれますよね!
たくさんの人に読んでほしい絵本です
そしてありがとう! 良い絵本に出会えました
(にぎりすしさん)

死ぬということ

自分の命の終わりを感じたぶたのおばあちゃんとその孫娘の物語。

娘を持ってから、幾度となく自分が死ぬことをイメージしてみましたが
自分が永くないとわかったとき
このおばあちゃんのように潔く身辺整理をできるか・・・。
私にはできないと思いました。
最後の最後に孫娘と抱き合って眠るシーンは
全てを悟っている孫娘の気持ちを考えると、苦しくなります。
でも、最後のページで
思い出の東屋に一人たたずむ孫娘の
すがすがしいような姿を見ると
死ぬというこうことは
死に行く自分でなく
残されるものの気持ちが優先されるべきなのではないかと感じました。
きっと孫は、おばあちゃんに教わった全てのことを糧にして
成長していくのでしょうね・・。
(やこちんさん)

プラチナブックメダルとは…?

絵本ナビに登録されている「絵本」ジャンルの作品(約2万4,000作品)のうち、
レビュー評価・レビュー数・販売実績などから算出された、TOP3%のとびきりの人気作品が「プラチナブック」です。
全国の書店店頭には、プラチナブックメダルの目印をつけて、並んでいます。

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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