0歳、1歳、2歳のお子さんへ、誕生日に贈りたい絵本
お子さんの誕生日の贈り物に、絵本はいかがでしょうか?
楽しくて学びがあり、記念にも残る絵本は、誕生日のプレゼントに最適です。
でも、絵本ってたくさんありすぎて何歳の子にどんな絵本を選んだらいいかわからない……という方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、0歳から2歳までのお誕生日にぴったりの絵本を、年齢ごとにご紹介します。
- 1. 【1歳】のお誕生日に贈りたい絵本
- 1.1. 初めての誕生日に贈りたい「お誕生日の絵本」
- 1.2. お子さんが大好きなものの絵本もおすすめ
- 1.3. 親子で触れ合う絵本
- 2. 【2歳】の誕生日に贈りたい絵本
- 2.1. 2歳さんにぴったりのお誕生日の絵本
- 2.2. 「イヤイヤ!」に効く!?絵本
- 2.3. 体をたくさん動かす楽しい絵本!
- 3. 【ハーフバースデー】もお忘れなく!
- 3.1. 口に入れても安心のボードブック
- 3.2. スキンシップを楽しむ絵本
- 4. 一生に一度の記念に、ぜひ絵本をどうぞ
【1歳】のお誕生日に贈りたい絵本
記念すべき初めてのお誕生日!
赤ちゃんから子どもへとぐんぐんと成長していくこの時期に、こんな絵本はいかがでしょうか?
初めての誕生日に贈りたい「お誕生日の絵本」
初めての誕生日にぴったりの一冊
プレゼントとして
従弟の1歳の誕生日に
プレゼントとしてあげました^^
絵本をあげよう、とは
前から決めていたのですが…
1歳でも読める
誕生日の絵本ってあるかな?
という印象でした。
そこで、
この絵本を見つけた訳です。
この絵本でしたら、
1歳でも十分見れると思います。
是非参考にしてください。
(はるぱかさん 10代以下 その他の方 東京都)
わが子の成長に親も感動!
誰にでも、一年に一度やってくるのが誕生日。
誕生日というのは、あなたが生まれてきてくれた日。
待ちわびていたあなたにやっと会えた日。
あなたは「かみさまが くれた たからもの」。
そして、誕生日を迎えるたびに大きくなって、成長していって。
やがて、あなたは飛び立っていき……。
鈴木まもるさんが、巣立っていく家族を思いながら描いたというこの作品には、子を持つ全ての親の心に共通する包み込むような愛情にあふれています。
「ありがとう あなたに あえて うれしい」
本当は、わが子に毎日だって、いつまでだって、伝えたいこの気持ち。
だけど、いつかはやってくる自分で歩き出す大事な日。
その時には必ず伝えたい言葉がこの絵本には詰まっています。
大好きな人の、大切な人の嬉しい誕生日に贈りたくなる一冊です。
涙が止まりません…
同じシリーズ?の「あなたがだいすき」を胎教にと読み、元気に生まれて1年が過ぎました。絵本を読んで、お腹にいたときのこと、目が開いたこと、寝返りしたこと、ハイハイ…読んでいて、大きくなってくれたことに涙が止まりませんでした。きっとあっという間に大きくなっていくのでしょうね。出会えてよかったと思える1冊でした。
(☆うさこ☆さん 30代 ママ 千葉県 男の子0歳)
大人気ももんちゃんの、誕生日のしかけ絵本
きんぎょさんがぴょーん、さぼてんさんが「どっこいしょ」ってとびだした! サボテンさんもちくちくすたすた。おばけさんもどろどろどろん、みんなでおでかけです。みんなによばれて出てきたももんちゃんは、大きなプレゼントをかかえているよ。
人気シリーズがポップアップ絵本になって登場です! お誕生日カード付。
初めての仕掛け絵本
初めての仕掛け絵本!
誕生祝でいただいていたのですが、1歳の誕生日まであたためていました。
飛びだすきんぎょさんがお気に入りで仕組みも気になるらしく、そのページばかり何回も何回も開いて触るのでついに壊れてしまいましたが、数日経ってからどうにか修正すると、今度はそのページをそうっと触るようになった息子を見て、親は思わずにんまり。
仕掛け絵本は壊すのが目に見えているのでまだ早いかな、と思っていましたが、子どもはどんどん学習するんですね。
この本以来、「ももんちゃん」シリーズがお気に入りで、図書館などで目にすると、かならず手に取ります。
(なうじょんさん 20代 ママ 宮崎県 男の子1歳)
お子さんが大好きなものの絵本もおすすめ
でんしゃのおもちゃで遊んでるみたい
プラレールに乗っているかのような絵本です。さりげなく,いろんな種類の電車がでてきます。「せんろです」からはじまり,山,鉄橋,トンネルを通り,街のなかを走って駅に着きます。そして,「はっしゃおうらい」で出発。走って行きます。
山の向こうからやってきて,ずっと真横に走っているのに,最後のページだけは,遠近感で向こうに走っていきます。
単純ですがきれいで,この本も1歳の子がたくさんの中から自分で選んで買いました。男の子は電車好きですが,図鑑とは違う味がありますよ。
(ライナスのママさん 30代・大阪府大阪市 男3歳、男1歳)
車が好きなお子さんにはこちら!
しっぽのあるバス停に、灰色ねずみ形でしっぽを後ろになびかせ走る「ねずみさんのバス」がきましたよ。みみのあるバス停には、大きなふたつのおみみがある「うさぎさんのバス」。子どもたちが大好きな「らいおんさんのにかいだてバス」、ぐわっと大きな口をあけて走るかくかくした形がかっこいい! 高いところにある運転席も気持ちよさそうです。
ボローニャ国際絵本原画展で入選を重ねる作者の絵は、シンプルな形とやさしい色合いが洗練され、まさに手のひらのなかのアート。海外の子どもたちに親しまれています。
『おうちへかえろ』の姉妹編。最後はいつも、子どもの心がほっとする場所へ。0~4歳くらいの子におすすめ。やさしい余韻が残る絵本です。
イラストが
この本を1歳になる娘に贈りました。
初めて読み聞かせた後、立て続けに4回ほど、読んでほしいとお願いされました。
イラストが単純で、明るい色づかいであること、
子供に人気な動物が登場すること、
単純な繰り返しの文であること、
この3点が、子供に魅力的なのではないでしょうか。
ちなみに、娘はネズミのバスが好きなようです。
ライオンのバスのほうがインパクトあるのにな・・・と。
(ようこなんさん 20代 ママ 愛媛県 女の子1歳)
この絵本と乗り物のおもちゃのセットはいかが?
【1歳】男の子10000円セット(ギフトラッピング込)
絵本ナビがおすすめするお子さまの成長にあわせて、その時期の興味・関心にみあった絵本とグッズを織りまぜたうれしい特別ギフトセットです。
「【1歳】男の子10000円セット」は、鮮やかな色、耳に心地よい言葉、楽しいリズム。1歳の男の子の感覚を刺激してくれる絵本5冊『きんぎょがにげた』、『くまさん くまさん なにみてるの?』、『バスがきました』、『もこ もこもこ』、『パパ、お月さまとって!』。
そして、心地よい音と木のぬくもりが感じられる木のおもちゃ「エド・インター 森のあそび道具 森のうんどうかい」を揃えてお届けいたします。ギフトラッピング込みのお得なセットです。
絵本ナビがおすすめするお子さまの成長にあわせて、その時期の興味・関心にみあった絵本とグッズを織りまぜたうれしい特別ギフトセットです。
「【1歳】男の子10000円セット」は、鮮やかな色、耳に心地よい言葉、楽しいリズム。1歳の男の子の感覚を刺激してくれる絵本5冊『きんぎょがにげた』、『くまさん くまさん なにみてるの?』、『バスがきました』、『もこ もこもこ』、『パパ、お月さまとって!』。
そして、心地よい音と木のぬくもりが感じられる木のおもちゃ「エド・インター 森のあそび道具 森のうんどうかい」を揃えてお届けいたします。ギフトラッピング込みのお得なセットです。
絵がきれい!
「ママだいすき!」って言わせたくて(笑)選んだのですが、
本文中に、この言葉は出てきませんでした(苦笑)
そのかわりに、美しい色彩の絵と、愛情のこもった短い言葉。
鳥のママ、蝶々のママはうっとりするほどの色使いです。
ああ、親子っていいな、とあらためて思います。
1歳の娘はすぐに気に入って、なんどもなんども読んでと、エンドレスです。
今まで犬も猫も「わんわん」だったのに、
この絵本の猫が特徴よく書かれていたのか、識別するようになりました。
(さわかママさん 30代 ママ 京都府 女の子1歳)
親子で触れ合う絵本
愛情をぎゅーっと感じられる「ハグ」の絵本
お散歩している子ザルのジョジョ。ゾウやカメレオン、ヘビなど、いろんな動物が「ぎゅっ」っとハグしているのを見ているうちに、だんだんさみしくなってきました。
「ぼくもママと『ぎゅっ』したい!」
そんなジョジョのために、ゾウさんが一緒にママを探してくれることになりました。ジョジョはママと会って、「ぎゅっ」できるかな……?
この絵本のすごいところは、全てのストーリーを、ほとんど「ぎゅっ」という言葉だけで展開していくというところです。
「ぎゅっ」という言葉だけでなぜ物語が伝わるかというと、ジョジョをはじめとする動物たちの「表情」が語ってくれているから。
楽しそうにみんなのハグを見ているジョジョ、でもだんだんとその表情が曇ってきて、とうとう泣き出してしまいます。心配そうに見つめる動物たち。そんな感情の移り変わりが、余計な言葉はなくても素直に入り込んできます。
赤ちゃんは、身近な人の表情を真似ながら脳を発達させると言われています。ページをめくるごとに変化していくジョジョの表情から、どんなことを感じ、吸収していくのでしょうか。
小さな子には「おさるさん、さみしそうだねぇ」、少し大きくなると「これってどんな気持ちなのかなぁ?」、もっと大きな子には「どうしてこんなお顔してるんだろう?」などと声をかけながら読んでいくと、親子でいろんな発見があるかもしれません。
ママだ~いすき!
親子のコミュニケーションにぴったりの絵本です!
1歳3ヶ月だった娘に読んであげた時、
娘が満面の笑みで両手を広げて私に抱きついてきたのが忘れられません。
もちろん、今でもこの絵本を読んだ後の「ぎゅっ」は私たちのお約束です^^
出てくる言葉はほんのわずかですが、
主人公のサル「ジョジョ」の表情から
1歳児なりにいろんな気持ちを読み取るようです。
ママが恋しくなってトボトボ歩く姿を見ては、
娘もなんだか心配そうな表情になり、
ママが現れた時は、娘の顔もパーっと明るくなります。
若干大きめサイズの絵本ですが、
0歳児ちゃんでも喜んでくれると思いますよ!
(にわとりこさん 30代 ママ 神奈川県 女の子1歳)
親子で笑顔になる絵本
例えばママがね。
ちょっとだけ疲れていたり、何だか泣きたい気分になった時。
この絵本を親子で一緒に読んでみたらどうかな。
「おひさまが あはは」
「おおきな きが あはは」
「ことりが あはは」
みんな、それはそれは大きな口を開けて思いっきり笑っています。
さあ、一緒に声に出して笑ってみよう。
「おはなが あはは」
「こいぬが あはは」
なんだか元気が出てきたな。
でも…あれ?
今度は、ぼくだけしかめっつら?
どうしたの?
そうしたら、ほらママの出番!
黄色い表紙に元気いっぱいなおひさまの顔。
この絵本には、理屈抜きの笑顔とパワーがあふれています。
やっぱり思いっきり声を出すのって、気持ちがいいんです。
みんなで一緒に笑っちゃおう。
「あははあはは」!
【2歳】の誕生日に贈りたい絵本
2歳は、自分でできること、やりたいことがどんどん増える時期。
好奇心いっぱいの2歳さんにぴったりの絵本をご紹介します。
2歳さんにぴったりのお誕生日の絵本
可愛いいものいっぱい、ワクワクのお誕生日
「いってきまーす!」と、ケーキちゃんが向かった先は、もちろんお誕生日パーティー。スプーンちゃんやフォークくん、おかしさんにジュースさん、くすだまくんまで加わって、あなたのお誕生日をお祝いにきてくれるのです! そうそう、大切なプレゼントさんも忘れずに。こんな誕生日があったらいいな……という、夢の誕生日がかなう一冊です。
<ここがポイント>
・乙女なケーキちゃんがかわいい!
・お店のシーンがリアルで楽しい!
・パーティーの主人公はあなたです
<編集者コメント>
あなたのお誕生日会を祝いたい! その一心で、どんどん走っていくケーキちゃん。あちこちで仲間が加わって、おうちに着くころには総勢44人に!!
なんという楽しい誕生日でしょうか。お誕生日に、ピンポーンとチャイムが鳴ってドアを開けてみたら、そこにケーキちゃんと仲間たちがお祝いしてくてうずうずしている……。その瞬間のうれしさを、ぜひ感じてみてくださいね。
可愛いいものいっぱい
可愛いものいっぱいで女の子が喜びそうですね。
ケーキちゃんがパーティグッズやお菓子やプレゼントと一緒にお誕生会に歩いて向かう様子がユニークです。
おめかしして、とっても華やかになろとこともいいですね。
もうすぐ娘たちが誕生日を迎えるので、ピッタリの本だと思いました。
こんな風に準備してパーティーをすると思うとワクワクしますね。この絵本を読んだだけで、楽しさ倍増です。
(ピーホーさん 30代 ママ 埼玉県 女の子2歳、女の子0歳)
2歳になるおさかなの誕生日パーティへようこそ!
今日はちいさなしろいさかなの誕生日。「ぼくのパーティーにきませんか」なぜか対照的な海の仲間をつぎつぎに招待します。みんなパーティーにきてくれるかな?
学べる絵本
ヒド・ファン・ヘネヒテンは、ベルギーの絵本作家。
幼児・低学年向けの絵本を次々と執筆しており、世界的な人気絵本作家で、彼の本は世界30カ国以上で翻訳されているそうです。
彼の作品では、「ずっとママといっしょがいいの」が、印象に残っています。
物語は、ちいさい白いさかなが、2歳の誕生日を迎えて、パーティに誰を誘うか思案しているシーンから始まります。
最初は、ウニ。
小さなウニと大きなと出会い、
「ぼくのバーティに来ませんか?」と誘います。
それから次々に海の仲間を誘うのですが、太い細い、長い短い、真っ直ぐと曲がったなど、誘う対象がいつも対になって登場します。
その対というのが、なかなか分かり易く、学ぶという観点からも考えられている作品です。
ちいさい白いさかなは、誰が来るかと気が気でないのですが、全員参加というエンディングは、とても好ましいもの。
単純なストーリー展開ではありますが、色々な要素があって、このシリーズの中では、特にオススメできると思います。
特に、2歳の誕生日を迎えるころに読み聞かせすると、タイムリー作品と言えそうです。
(ジュンイチさん 40代 パパ 東京都 男の子12歳、男の子6歳)
車が好きなお子さんに特におすすめの絵本
「はい、しょうちしました。」
そう言って画面に登場するのはたくさんの小人達と、「はたらく車」オールスターズ!
ショベルカー、クレーン車、ブルドーザーにミキサー車・・・。
それだけで車好きっ子の心はそわそわ。何が始まるの?
はたらく車総動員で、ちいさな小人たちはもくもくと働きます。すくい上げたり、運んだり、吊るしたり。かきまぜたり、ながしたり。
あれ、でもかきませているのは何だか見たことある物だぞ?ここで子ども達の胸は期待で膨らみます。
そして向かうクライマックス。
出来上がったものは思いもかけない素敵なもの!ヒントはあなたも子どもも大好きなもの。わくわくしてしまうもの。そしておたんじょうび!
乗り物絵本かな?と油断しているとちょっとたまげてしまいますよ。読めば読むほどワクワクしてくる、とっても夢のあるお話ですよね。なんてったって、子ども達にとってはトリプル(!?)の喜びがあるんですから。
初めて読んだときの顔(笑)
なんといっても初めて読んだときの2歳の息子の顔が忘れられません。
ブルドーザーやパワーショベルが大大大好きな息子。
なので「パワーショベル=土や砂を運ぶもの」と思ってる。
なのに、それなのに、この本の中では、小麦粉?卵??
と頭の中にあるハテナマークが目にみえるようでかなり笑えました。
そして、最後にはこれまた大好きなケーキができあがるんですから、そりゃあもう何回も何回も繰り返して読みました。
でも、細かいことろが結構面白かったりして(窓の外で小人がみてたり)、読んでる私も楽しかったです
なんか、これぞ絵本の醍醐味という感じの想像力がたくましくなりそうな絵本だと思います
(ずーちーさん 30代 ママ 千葉県 男の子2歳、女の子0歳)
ショベルカーのおもちゃとセットになったギフトはいかが?
【2歳】男の子5000円セット(ギフトラッピング込)
絵本ナビがおすすめするお子さまの成長にあわせて、その時期の興味・関心にみあった絵本とグッズを織りまぜたうれしい特別ギフトセットです。
外を走る「はたらくくるま」や乗り物のおもちゃに夢中! そんな男の子にぴったりなセットをつくりました。
「【2歳】男の子5000円セット」は、たくさんのこびと達と「はたらく車」オールスターズが登場する絵本『おたすけこびと』に、そのまま絵本から飛び出してきたようなグッズ「エド・インター カタカタ 森の消防隊」を揃えてお届けします。
ギフトラッピング込みのお得なセットです。
絵本ナビがおすすめするお子さまの成長にあわせて、その時期の興味・関心にみあった絵本とグッズを織りまぜたうれしい特別ギフトセットです。
外を走る「はたらくくるま」や乗り物のおもちゃに夢中! そんな男の子にぴったりなセットをつくりました。
「【2歳】男の子5000円セット」は、たくさんのこびと達と「はたらく車」オールスターズが登場する絵本『おたすけこびと』に、そのまま絵本から飛び出してきたようなグッズ「エド・インター カタカタ 森の消防隊」を揃えてお届けします。
ギフトラッピング込みのお得なセットです。
「イヤイヤ!」に効く!?絵本
愛されて40年、長く読み継がれる大ベストセラー
時計が9時を指して鳴ります。ボン、ボン、ボン…。
「こんな じかんに おきてるのは だれだ?」
ふくろうにみみずく、どらねこ、それともどろぼう?
いえ、いえ、夜中に起きているのは……おばけ!
おばけの時間です。
あれあれ、こんな時間に起きている女の子がいましたよ。
夜中はおばけの時間のはず、いったいどうなっちゃうのでしょう?
ママやパパの子どもの頃からずっと読まれ続けている、せなけいこさんの描く「おばけ絵本」の最高傑作『ねないこだれだ』。大人になってから改めて読んでみると、意外な怖さに驚きます。だって、最後に女の子が連れていかれたのは…!? そのインパクトは強烈です。ずっと記憶に残っている、という方も多いことでしょう。
でも、記憶に残っているのは「怖い」だけではありません。なんといっても主人公となる「おばけ」です。いや、子どもたちにとってはこの「おばけ」会いたさに、繰り返し読んでもらっていたりするのです。一度見たら目が離せなくなる魅力。
「怖いけど、好き」
この感情こそ、絵本が永遠に愛され続けている最大のポイントなのかもしれません。
さあ、ドキドキのおやすみ時間。
今晩もパパやママと一緒に過ごしてから、すぐに目を瞑って寝ましょうね。
じゃないと、君もおばけのせかいに……!?
ぼんぼんぼ~ん
いま4歳の息子が2歳の頃に読んであげていた絵本です。
今でもおばけの国を信じています(笑)
2歳の頃は、夜寝ない時に 「時計が鳴りますぼんぼんぼ~ん…」 と
低い声で話し始めるだけで、目をつむっていました(笑)
でも、続きも聞きたくてドキドキ…
私も暗唱できるほど読み聞かせしました。
時折息子の名前で呼んであげたりして♪
時計の時間も気にする様になりましたので、
“夜は早く寝る” の他にも、“時計” と言う物を知る
きっかけにもなった絵本だと思います。
右手の親指と人差し指で逆向きの “L字” を作って
「時計がこうなるとおばけ」 って、話してたことを思い出します。
(すざきんさん 40代 ママ 神奈川県 男の子4歳)
「イヤイヤ」と「もういっかい」を楽しむ?絵本
赤ちゃんに大人気! 三浦太郎さんの「ぞうちゃん」シリーズに、早くも第2弾が登場です。
今回は、ぞうちゃんの好きなものと嫌いなものが出てくるおはなし。
プリンが嫌いなぞうちゃんは、「プリン いやいや」。
でも、大好きなおうどんには、「おうどん もっかい」。
この絵本は「いやいや」と「もっかい」の繰り返しを楽しむ作品でもあります。
ぼうし、ベビーカー、おふろは「いやいや」。すべりだい、お花のみずやりには「もっかい」。
好きと嫌いをはっきりと示すぞうちゃんは、まるで誰かさんみたい?
子どもたちもきっと、自分のことのように親近感を覚えることでしょう。
「ぞうちゃんは、おうどんが好きなんだって、一緒だね。」「ぞうちゃんと一緒ならお風呂もいやじゃないかな?」とぞうちゃんを通して、コミュニケーションを取るのにもピッタリの作品です。
青い大きな体と、黄色と白のストライプのおむつカバーがチャームポイントのぞうちゃんが主人公の「ぞうちゃん」シリーズ。
気になる方は、第1作目の『ぞうちゃんとねずみちゃん』もご一緒にどうぞ。
これが、イヤイヤ期!
三浦太郎さんの作品を、いろいろ読んでみようと思い、手に取った絵本です。
絵本の大きさは、子供をひざに乗せて読むのにちょうどよいサイズです。
ぞうちゃんの絵本として3番目に読みました。
最初から「プリンいやいや」と言われ、読むたびに毎回「おいしいのに~」とつっこんでしまいます。
「もっかい」と「いやいや」が続きますが、最後に嫌だったお風呂を好きになるくだりがよいですね。
わが子のイヤイヤ期を想像できる絵本です。
(きみーさん 30代・ママ )
「順番」を学ぶ絵本
2~3歳児にぴったり!
ブランコをひとりじめしたいノンタン。
2~3歳頃の子どもは、気にいった遊具やおもちゃを離したくないですよね!
お友達が「ぶらんこ のせて」と言っても、ノンタンは「だめだめ」。
でも怒ったお友達が帰ろうとすると、「かわるよ!10数えたらかわるよ!」と、一緒に遊びたいけど、まだ乗りたい・・・と葛藤しているところまで、この時期の子どもの心をよくとらえてるなぁと感じました。
そうは言ったものの10まで数えられないノンタンと、一緒に数えてくれるお友達の優しさ。
数を覚え始めた2歳の息子も、いつも一緒に10まで数えています。
お友達との遊び方、順番を守ること、1~10までの数など、この絵本は2~3歳の子にぴったりの絵本だと思います。
ノンタンと重ねながら、息子にもいろいろなことを学んでもらえそうです。
(とんママさん 30代 ママ 北海道 男の子1歳)
体をたくさん動かす楽しい絵本!
でんぐりがえしを覚えますね
2歳になったばかりの息子に読んでやりました。でんぐり返しをまだやったことがありませんが、それらしい体勢はなんどかしています。そんな中、この本を読んでやり、一緒にでんぐり返しをしてやると喜んでいます。みんなで一緒にでんぐり返しをしているのが楽しいのでしょう。
親はなかなかでんぐり返しができなくなりましたよね(体が固いから?)。そんなときに、こういう本は助かります。真似することでいろいろ覚えていくのでとても助かりマース。
(minatsuさん 30代 ママ 東京都 男の子2歳)
公園遊びがどんどん楽しくなる2歳児にぴったりの絵本
鈴木のりたけさんの最新作は『す~べりだい』と『ぶららんこ』。
言うまでもなく、どちらも小さい子に人気の公園遊具。
「いくよー」
「それー」「すべりだい」
女の子が楽しそうにすべります。
あれ?のりたけさん、今回はとても可愛らしい絵本を描いたのかな、なんて思っていると・・・
「す――――べりだい」「すべりだい――――」
「するする べぇりべぇりだい~ん!」
やっぱり大変なことになっちゃってます!
さらに、すべりパイやすべれない(これは困る)。
空から落ちてきた「ずん べりだい」!?
びっくりするようなすべりだいのオンパレード。
そして、もちろんそれが全部絵になって再現されているのです。
この勢い、この爽快感、もう誰にもとめられません!!
「す―――― すっ す― す――・・・」「べりだ―い だ―い だ―い・・・」
あーー楽しかった。
声に出すだけで笑っちゃう、ページをめくるだけでも画面に釘付け。
ことば遊びと緻密でユーモラスな絵。のりたけさんワールドが存分に堪能できます。
読み方を変えたり、みんなで読んだり、楽しみ方はどんどん広がるはずです。
全部遊び終わったら。
もう一回いってらっしゃあーい!
いろいろなすべりだい
滑り台が大好きな、2歳男の子に読みました。いろいろなかたちのすべりだいがでてきてとても楽しい絵本です。絵本のようなすべりだいに乗りたいねーと話しています。文字は少ないので絵と音で小さい子供も楽しめます。
(マコママさん 30代 ママ 宮崎県)
どろんこ遊びも、2歳児の成長におすすめです
「あ、どろんこ!ぴょーん」「ちゃぽちゃぽ ぴょーん」
「あ、どろんこ!にゃー」「なかなかよいどろんこだ、にゃー」
あれ、どろんこってこんなに気持ち良さそうだったっけ?
カラフルなへびがにゅるにょろ、ナマズくんやウナギさんとそっくりに。
真っ黒なカラスはどろんこに入っても…真っ黒!
ああ、そういえばどろんこまみれになった時の開放感。
思い出してきた。私も夢中になって遊んでたっけ。
よし、僕も入るんならママだって!?
村上康成さんの最新作は遊び心いっぱいのどろんこ絵本。
どろんこ一色に塗り込められた真っ黒なページの、なんと魅惑的なこと。
びちゃって飛び散る感じ、ぬるぬるって冷たい感じ、どろんでろんってした触感。
全身の感覚が刺激されてきちゃいます。
そしてそして、飛び込む前の動物たちや子どもたちの躊躇のなさ。
その楽しさを一番知っているのは彼らなんだということは、満足気な表情を見ればよくわかります。
すごく可愛くて、すごく元気になれる。村上さんの渾身の一冊をみんなで楽しみましょう!
どろんこ
全身どろんこまみれ!
もちろん、みーんな真っ黒け。
その中で、カラスのまったく変わらない、いつもどうりの姿は笑えましたね。
パンダは、驚きの白黒逆転のお顔なんです。いつもと違う姿も、なかなかかわいかったですね。
(なしなしなしさん 30代・ママ 女の子9歳、女の子4歳)
【ハーフバースデー】もお忘れなく!
ハーフバースデーとは、生まれて6か月=半年の記念日のこと。
今、ハーフバースデーをお祝いすることが定番となっています。
0歳6か月の赤ちゃんに贈りたい絵本をご紹介します。
口に入れても安心のボードブック
カラフルなデザインが赤ちゃんを喜ばせる!
赤ちゃんが注目する黒を中心に、生後6か月未満でも見やすいコントラストの強い配色にデザインしたベイビーブック。赤ちゃんが生まれながらに反応する『顔』や、反応のいいとされる『しましま』と『ぐるぐる』がいっぱいのかわいくてカラフルな絵本。
シリーズ:ボードブック絵本7冊、布系マルチ3点出版 シリーズ累計発行部数:189万部(2018年11月現在)
息子の最初の絵本
出産祝いでいただきました。
息子が4か月ぐらいから読んでいたかな。
息子のファースト絵本です。
カラフルでくっきりした絵がとても赤ちゃんの興味を惹くのでしょう。
この本を見せるとすごく笑顔でじーっと見てて、
6か月ぐらいには手足バタバタして喜んでみていたなぁ。
自分でめくりやすい厚みにもなっているので10か月ぐらいまでは自分でめくって時には角なめたりしながら、いつも見ていたファースト絵本。
すごく活躍してくれて、友達の子にもお勧めし、周りはみんな持っている1冊です。
(asazさん 30代 ママ 神奈川県 男の子2歳)
いろんな動物が出てくる繰り返しが楽しい絵本
「こんにちは」と黄色いひよこさん。
「ばいばい」とちいさな羽根を片方ひろげてにっこり。
「こんにちは」とぞうさん。
「ばいばい」とながいお鼻と、ふとい足を片方あげて笑顔。
「こんにちは」とうさぎさん。
「ばいばい」と細長い耳を片っぽ曲げ、前足をあげてにっこり。
・・・きりんさん、かえるさんとつづき、最後はみんなで
「ばいばーい」
と手をふっておしまい、の、あかちゃん絵本です。
(さいごに「おしまい またね」とあるのもステキです)
とってもシンプルなのですが、幼い子どもたちは大好き。
「ぞうさんだね」「あ、うさぎさんだ」と話しかけながら読んだり、慣れてきたら動物によって「こんにちは」「ばいばい」の声色を変えてみるのも楽しいですよ。
首がながーいきりんさんのときには、「こーんにーちはーー」と間延びして読んだり、かえるくんのページでは「こんにちは、ケロ」とアレンジしてしまったり。
遊び心を加えつつ、好きなように楽しんでくださいね。
絵本にはじめてふれるあかちゃんにぴったり。
初版は1983年、その後改訂版(かじってもほうり投げても安心の厚紙絵本に!)となり、すでに親子世代にわたって愛されつづけるロングセラーです。
シンプル・イズ・ベスト
娘が赤ちゃんの頃、初めて買った本の一つです。
とにかくシンプル。
「こんにちは」→(めくる)→「ばいばい」の繰り返し。
他の赤ちゃん絵本にも出てくるかわいい動物たちが順番に登場。
赤ちゃんの本の定番中の定番だと思います。
ボードブックなのも頑丈でいいですね。
単純な内容なんですが、子供はこの本が好きなんですよね。
まさにシンプルイズベスト。
自分で次のページをめくりたがるようになって、「ばいばい」と言われると自分も手を振り返したりしていました。
少ししゃべれるようになってきたころ、自分でページをめくって「ばいばい」と読んで(言って)いたのを見たときはちょっと感動しました。
ずいぶん前に仕舞ったけど、今見せたら上手に読んでくれるかな?
(ちょり母さん 30代 ママ 奈良県)
赤ちゃんが大好きな「いないいないばあ」で遊べる絵本
赤ちゃん好きないないいないばあ!
こちらのシリーズは何冊か持っていますが、赤ちゃんにも分かりやすいので1番最初に購入した絵本です。赤ちゃんの大好きないないいないばあ!が色んなキャラクターで登場します。最初は見ているだけだった娘も、成長に伴ってめくれるようになり、1歳を過ぎた頃には絵本なしでもいないいないばあ!をするようになりました。おでかけ版は小さめのボードブックなので、持ち運びにも良いです。
(すーすーすーさん 30代 ママ 北海道 女の子1歳)
スキンシップを楽しむ絵本
親子で「ぴたっ」とくっつこう
ページをはさんで向かいあった2ひき。
きんぎょさんと きんぎょさんが…?
「くっついた」
ページをめくると、2ひきはくっついているんです。
あひるさんも、ぞうさんも、おさるさんだって。
くちばしや、お鼻、おててを近づけて…
「くっついた」
こんなくりかえし。シンプルなはずなのに、くっつく場面を見るたびに幸せな気持ちになってしまうのはどうしてなのでしょう。
すると、おかあさんとわたし。更におとうさんも加わって…
「くっついた」!!
きっと、くっつく喜びをあかちゃんも家族もみんな知っているからでしょうね。
可愛くて優しい響きの言葉と絵のくり返しのこの絵本。読むたびに、のんびりと優しい時間が流れ、気が付けば、小さなあかちゃんを取り囲むみんなの顔がニッコリしちゃうはず。あかちゃん絵本の定番として大人気の一冊です。
ユーモラス
0歳から読み聞かせています。「くっついた」の言葉がなんともリズミカルで楽しい。とてもユーモラスな本だと思います。この絵本同様娘とも頬をくっつけたりして親子のスキンシップにもなって楽しめます。ボードブックで丈夫なのも良いです。三浦太郎さんのイラストは可愛いですね。
(リブローネさん 30代 パパ 東京都 1歳)
スキンシップにぴったり
かわいいあかちゃんと、かわいい動物がたくさん出てきて、絵を見ているだけでも笑顔があふれてきます。
8ヶ月の娘と楽しく読んでいます。
動物いっしょに娘カラダをタッチしたり、最後のおかあさんとぎゅーっはとっても素敵です!
コミュニケーションにもとてもいいし、絵本を読むだけでもとても楽しいです。
娘が自分で絵本が読めるようになっても、すごく喜びそうな絵本です。
(よぷたんさん 20代 ママ 三重県 女の子0歳)
赤ちゃんを膝の上にのせて一緒に読んで!
赤くて、ぷくーっと膨らんだように丸くて、小さな手足がちょこんとついていて、なんだかびっくりしたような顔をしてこちらを見ているのは…だれでしょう?
「だ る ま さ ん が」
ページをめくれば、そのまあるい体が、かけ声と共にゆらゆら揺れ出して……
「どてっ」
あ、ころんじゃった!!
「だ る ま さ ん が」
今度は……
「ぷしゅーっ」
あれ!? なんかぺっちゃんこになってる!!
0歳の赤ちゃんから大人まで笑ってしまうと、発売以来ずっと多くの読者を喜ばせ続けているこの絵本。柔らかそうな丸くて赤いかたまりが、伸びたり縮んだり、転んだり。目をつぶったり、開いたり、笑ったり。おまけに「ぷっ」とする。だるまさんっていう名前なんて知らない小さな子でも惹きつけられてしまっているのが、その反応を見ているだけでわかります。呼びかけるような言葉のリズムも声に出してみれば独特な「間」をつくってくれて、誰が読んだって笑っちゃうのです。
作者のかがくいひろしさんが絵本を作る時にこだわっていたのが「もの」「音」「うごき」「見立て」なのだそう。理屈がわからなくたって、見て、聞いているだけで楽しくなってくる。それがこの絵本の人気の秘密になっているのだということは、多くの読者からの感想を読んでいてもよくわかりますよね。
さらに、ユーモラスだけれど、どこまでも優しさを感じる表情。動きの愛らしさ。だるまさんが転ぶだけじゃない、という意外性。自然とスキンシップを取りながら読んでしまうこと。読んであげる大人の方が先に笑ってしまうこと。
…それらが全部、この絵本が愛される要素になっていることは言うまでもないですよね。
0歳の子どもが笑った絵本
子どもが1歳前のときに買いました。
0歳の子にどんな絵本を与えればよいか分からない中、
ことばが少なく、飽きないだろうということと、
絵が分かりやすいと思って選びました。
膝の上に抱いて、リズミカルに「だ・る・ま・さ・ん・が…」
と読むととても喜び、ページをめくると、
ケタケタとよく笑っていました。
それまで、絵本を読んで笑うということがなかったので、
子どもにウケたことがとても嬉しかったことを覚えています。
私自身も、ほのぼのとした、だるまさんの絵に癒されました。
とてもおススメです!
(にっこりーのさん 30代 ママ 神奈川県 女の子1歳)
「だるまさんシリーズ」3冊セットはプレゼントにぴったり!
一生に一度の記念に、ぜひ絵本をどうぞ
その年のお誕生日は、何歳であっても一生にただ一度だけの特別なもの。
お子さんの成長を喜びをかみしめる日でもあります。
年齢と成長に合った絵本は、わが子へのプレゼントにも、お友だちへの贈り物にも最適です。
ぜひ、参考にしてくださいね。
編集協力・執筆:洪愛舜(ほんえすん/ライター・編集者・絵本作家)
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