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あなたも読みたくなる…!レビューコンテスト受賞者大推薦の絵本!

出産祝いや誕生日プレゼントに最適!「幸せを願う気持ち」があふれる絵本

子どもの成長スピードは驚くほど早いものです。

昨日できなかったことが今日できるようになっている。子どもたちの毎日は希望にあふれています。

 

これからどんな人生を歩んでいくのだろう。

たくさんの経験を積んで、泣いたり笑ったり、豊かな人生を送ってほしい。

自分自身も幸せであってほしいけれど、その幸せを周りの人と共感できるような優しさももってくれたら…

 

子どもに寄り添う大人の、幸せを願う気持ちがページのすみずみまでつまった絵本、それが今回紹介する『いつかあなたがおおきくなったら』です。

 

子どもの成長を願いながらもそのスピードに、ときに戸惑ってしまう、そんな経験もありませんか?

少しずつできることが増えていって、少しずつ自分の手から離れていく。誇らしく嬉しい気持ちの中に、ふっと感じる切なさ。

子どもを見つめる視点で描かれた絵と、愛おしさの溢れる文章からは、たくさんの幸せを願う気持ちと、そんなちょっぴりの切なさも感じられるかもしれません。

全米100万部突破の感動絵本、待望の日本語版に

2015年にアメリカで発売された本書『いつか あなたが おおきくなったら』は、子育て中のママ・パパを中心に口コミでその感動が広がり、100万部を突破するベストセラーとなりました。

日本では、2019年1月になかがわちひろさんの翻訳で日本語版が発売され、1ヶ月も経たないうちに増刷が決定した、今話題沸騰の絵本です。

いつか あなたが おおきくなったら

【子育て中のママ・パパが読んで涙する、全米100万部突破の感動絵本、ついに邦訳!】

2015年にアメリカで発売されて以降、口コミで広がり続け、
160週以上にわたってNYタイムズのベストセラーリストにランクインするなど、

子育て中のママ・パパの間で話題沸騰の絵本が、待望の日本語版になりました。
「この せかいに 
やってきたばかりの あなたは
これから どんな
すてきなことを するのだろう――」

あたたかいまなざしが込められたメッセージと、希望にあふれる子どもの姿を鮮やかに捉えたイラストが重なり、ページのすみずみまで「幸せを願う気持ち」が詰まった絵本です。

出産や門出のお祝いとして、誕生日プレゼントとして、さまざまなシーンで開いてみてほしい1冊です。

担当編集者さんの思い

「アメリカでずっとベストセラーリストに載り続けている不思議な絵本がある」
――そう言って紹介された本書を読んだとき、僕自身が無性に出てくる涙を抑えられませんでした。
悲しいわけではなく、かと言ってうれしさだけでもない、この気持ちをはっきりと言い表す言葉を、じつはいまもまだ見つけられずにいます。
あえて言葉にするなら、子どもが成長していく「喜び」と「さびしさ」、そんな相反する心の動きが交じり合った気持ちに、ただただ突き動かされてしまったのです。
編集作業を進める中で、子育て中や妊娠中の知人・友人に原稿を読んでもらったところ、やはり同じような感想を抱いた人が少なくありませんでした。
ぜひ、1人でも多くの方にこの本を役立てていただき、いろいろな立場や視点から、感想をお聞きしてみたいです。

絵本ナビではレビューコンテストを実施

https://www.ehonnavi.net/reviewcontest/reviewcontest.asp?uid=NGXKH ※コンテストは終了しました

絵本ナビでは、2018年12月20日(木)~2019年1月31日(木)に、『いつかあなたがおおきくなったら』のレビューコンテストを実施し、59件ものレビューが集まりました。

子育て真っ最中の保護者の方、少し前に子育てを終えた先輩ママ・パパ、子どもの子育てを見守るおじいちゃんおばあちゃんなど、様々な立場の方からの口コミが寄せられています。

それでは受賞レビューをご紹介します。

受賞レビュー:エミリー賞

風船をいつまでもずっと  


「この本を   におくります。」
最初の1ページ目にはメッセージと日付が書き込めるようになっています。

いつ、どんなタイミングで渡せばいいか考えてみました。
この本の意味をわかるようになってからか、
娘だったら母になったときか、成人になったとき?
子どもの門出のお祝いのとき、親としての思い伝えるのにこの本のメッセージはとても伝わると思いました。

絵には風船が描かれています。この風船はその子の気持ち、希望、未来が詰まっているのでしょう。
我が子はどんな風船を膨らませるのだろうか、そしてその風船を持ってどこへ進むのだろう、風がじゃましたり
木にひっかかったりしたらそのときは助けてあげるからね。
遠く高くその風船をもって飛び立っても私はあなたの風船を見逃さず見守っていくからね。

そんな気持ちも伝えたいなと思いました。

そよかぜはなさん 40代 ママ 

受賞レビュー:ちひろ賞

私の心のパロメーター  

時間と心に余裕がたっぷりあるときは、「うんうん。わかるなぁ」と共感できます。

ちょっぴり余裕がない時にページを開くと、心がキュッ。
「そうだな。そんな風に思ってたはずなのになぁ」と、余裕のなさに反省したり…。

絵本を読むたび乾燥が変わるので、自分の心のパロメーターにもなっています。

私が何度も読み返してしまうのは、この部分。
「あなたはやさしくてかしこくて」
「なんでもやりたがる」
「そのたびにあなたのこころはひろがって ゆめをたっぷりたくわえる」

「なんでもやりたがる」のページには子供が壁にお絵かきをしていいるイラストが描かれているのですが、それを見るたび心が楽になります。

イタズラも、困ったように見える行動も、こどもが「夢をたくわえるためのステップ」なんだなと思えるから。
子どもに贈った絵本なのですが、子供が寝た後に毎晩コッソリ読んでしまいます。母親の心に寄り添ってくれる絵本です。

ゆかこ@3人ママさん 30代 ママ 

親として子供の可能性を信じること!  

私は子供たちが生まれたばかりのころはこんな風に子供たちの未来を考える余裕がありませんでした。
正直、毎日毎日のその日のことに精一杯だったように思います。

今、子供たちが中学生と高校生になり、この作品に触れて、子供が血が小さい時を感慨深く思いだしながら読みました。

余裕をもって育てることはできなかったけれど、上の子は17歳になり、一人の大人として話をすることができるようになってきました。やりたいことを見つけ、それにむけて頑張っています。
少し大人びてきて、一対一の対等な話ができるようになり最近は楽しみになってきた地長男のことも思いました。

私は数年前に病気をし、ほかの人より命の期限に敏感に生きています。大きくなるまで見守れるかわからないです。だからこど、少し突き放して楽しみだなーと思えるこの本の一文一文が、心にしみてきました。
曲がった人に育てた覚えはないけれど、この本のような心境にはまだまだいかないところもあります。
でも、親として子供の可能性を信じたいなーと改めて思いました。

 

きゃべつさん 40代 ママ

こどもはみんな  

世界中のすべての子供がこのような両親の許に生まれてくることができるのなら、この世から不幸な子供がいなくなるのに。
優しく大きな愛情を持つ両親がそれぞれの得意な分野で、認め合い協力して子供を育てることができたなら……。
こんな幸せなことはない。
望まれずに生まれてくる子。生まれたときには祝福されていたけれど、親や周囲の状況の変化で過酷な生活を強いられる子供。
戦争、難民、災害等子供を取り巻く環境は日々変化し、いつどうなるのかもわからない子供達のなんと多いことか。
小さな一人の力では何もできない無力感にとらわれます。
自分の家族を守るだけで精一杯で何もできない。
でも、この絵本を読むと穏やかで幸せな気持ちになります。
そう、この絵本を読むとすべての子供の幸せを祈りたくなるのです。
そして、一人一人がすべての子供達への優しさを心に持ち続けていたら、少しずつ子供を取り巻く状況が変わるかもしれません。

 

ランコタママさん 60代 じいじ・ばあば

絵本からあふれる子や孫の幸せを願う温かい気持ちが、レビューを通して強く伝わってくるようですね。

これから出産を迎えるご家族や、人生の節目のプレゼントに、またこれまでの感謝を伝える気持ちに添えて、『いつかあなたがおおきくなったら』は贈り物にも最適です。

もちろん、自分自身の子育てや成長過程の子どもたちへのエールに、ぜひ一冊お手元にいかがでしょうか。

 

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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