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子どもと絵本のエピソード

【保育士がっちょに聞く】卒園式に向けて歌いたい”卒園ソング”絵本5選

現役保育士で絵本専門士の大河原悠哉(がっちょ)です。私は公立保育士・幼稚園教諭を計10年経験したのち、現在は株式会社が運営する保育園にて施設長を務めています。また、子育て支援のイベントを主催・運営したり、保護者向け・保育士向けの絵本講座をしています。子どもとの絵本エピソードや活用方法についてお話しします。

卒園に向けて、卒園ソング絵本。卒園をより思い出深いものに!

保育園や幼稚園では、2月になると、そろそろ卒園式に向けての準備や練習が始まります。

卒園式に向けて思い出を振り返るきっかけに卒園ソングや小学1年生になる期待感を持てる歌などを歌ったりします。私が幼少期から好きな歌や保育者になってから知った歌など様々です。

子どもたちと一緒に卒園ソングを選んだり、歌ったりしてきましたが、ピアノを弾いたり歌を教えるのが得意とは言えないので、絵本の力を借りることも多くありました。絵本を使うとただ歌うだけでなく、絵を見ながら園生活を振り返ることもできます!卒園に向けて読んで(歌って)みてはいかがでしょうか?

【1】一ねんせいになったら

私自身が、幼少期に好きだった曲の1つです。

ランドセルのコーナーに行くと必ずと言って良いほど流れていた気がします。

そんなこともあり、私にとって卒園ソングと言えば「一ねんせいになったら」というイメージです。

この絵本を読みながら歌って、子どもたちと1年生への期待を膨らませました。子どもたちは1年生になったら「○○したい」「○○を頑張りたい」「○○を頑張りたい」など期待でいっぱい!

卒園児を前向きに送り出すには、もってこいの1冊です。

一ねんせいになったら

一ねんせいになったら、一ねんせいになったら、友だちひゃくにんできるかな…。人気のまど・みちおの童謡を絵本化。元気いっぱいの歌詞と、100人のこどもが登場する迫力ある絵が魅力の1冊。

【2】みんなともだち

こちらも私の幼少期にテレビ番組で流れていて、印象に残っている歌です。

こちらの歌は、2回目の卒園児(当時、保育者2年目)の時に卒園式で子どもたちと歌いました。

元気なクラスだったので、この歌を子どもたちに聞かせたところ、「この歌、うたいたい!」とクラスで満場一致!

卒園ソングを選ぶときは、クラスのカラーや子どもたちの様子から選ぶこともあるかと思います。

元気なクラスには、この歌(絵本)はオススメです!

 

みんなともだち

園で友だちいっぱいできて、楽しいことがたくさんあった。卒園しても、ずっとずっと友だち!
 

【3】にじ

一度は聞いたことがある歌ではないでしょうか?

この曲は子どもたちも耳にしたことあるようで「聞いたことある!」「知ってる!」と嬉しそうに反応してくれます。

まったく知らない曲より、耳にしたことのある曲は、練習への取り掛かりやすさもあります

また、こちらの絵本は、スケッチブックのような絵本となっています。

 

にじ

新沢としひこ作詞、中川ひろたか作曲の歌「にじ」。
1991年に発表されて以来、うたい継がれ愛される歌となりました。
この歌が大好きなあべ弘士さんが、この歌から想像をひろげた世界を描いて絵本です。
歌を知らない人も、みんながうっとりする美しい絵本で、プレゼントにもおすすめです。
巻末にメロディ譜付き。

【4】はじめのいっぽ

こちらは『にじ』同様、スケッチブック絵本です。私自身大好きな卒園ソングの1つ。

卒園シーズンになると、子どもたちとうたうのはもちろんですが、歌詞が素敵なので、子どもたちに贈る言葉として歌詞を伝えたりしました。

異動や退職などのシーズンにもなるので、同僚の先生や友人などにもこの絵本を贈ることもありました。

子どもにも大人にも、響く1冊です。

はじめのいっぽ

クレヨンハウスの今月のうたシリーズの名曲をもとに、画家 あべ弘士さんが絵を描いたシリーズ。
スケッチブックのようにリボンが付いて、巻末にはメロディ譜付き。

CD「世界中のこどもたちが」に収録の「はじめの一歩」。この歌から想像をひろげた世界を描いた美しい絵本になりました。
シマウマやぞうなど、あべさんならではの絵の動物たちが、勇気を持って歩き出す力を与えてくれる一冊。

【5】さよなら ぼくたちの ようちえん ほいくえん

名曲の1つ「さよなら ぼくたちの ようちえん ほいくえん」の絵本です。

2022年9月に発行された絵本で、今年大活躍となるであろう1冊!

こちらも担任時代に卒園式にうたいました。この歌をうたったときは、練習の時から涙を流す子どもがいるほどでした。

宮西達也のイラストが相まって、園生活を振り返るにはもってこいの絵本だと思います。

この歌をうたう際は、ぜひこの絵本も読んでもらいたいです!

 

さよならぼくたちの ようちえん ほいくえん

あの名曲が、絵本になりました!
この歌とともに みんなで 心に残る経験を 積み重ねていってください

だれもが知っている名曲が、絵本に! 幼稚園、保育園、こども園で出会ったたくさんの友だちと、大切な思い出。新沢としひこ&みやにしたつやがタッグを組んで、たくさん笑ってたくさん泣いた、園での日々を彩ります。

絵本やイラストを使って歌詞を覚えてみよう

歌を覚える際、歌詞を書き出して掲示する、CDなどで聞くなど様々な方法がありますが、絵本を使って「視覚」で感じてもらうことで、よりスムーズに覚えられたりします。

私自身は絵本がないときは、イラストで描いたりして、子どもたちと一緒に覚えていました。

年度末は何かと忙しい時期です。手軽に使える絵本を使って、卒園式をより良いものにしてもらいたいと思います。

子どもたちにとっても、先生たちにとっても、思い出の1冊になるのではないでしょうか。

大河原悠哉(がっちょ)

公立保育士・幼稚園教諭を計10年経験ののち退職。現在は、株式会社が運営する保育園にて施設長を務める。 平成29年6月に独立行政法人国立青少年教育振興機構による「絵本専門士」を取得。子育て支援センターや図書館、本屋などでおはなし会や保育者・親子向けの絵本講座や研修を行っている。 現在は、保育士・ライター・子育て支援イベントの主催、運営・講師など様々な顔を持つ。 『がっちょの絵本ブログ』を運営。

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絵本ナビ編集部
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