【今週の今日の一冊】絵本の楽しさを広げよう。3月27日から4月9日は「絵本週間」!
今週は「絵本週間」真っただ中。「絵本週間」とは、アンデルセンの誕生日で「国際子どもの本の日」である、4月2日の前後2週間に設けられた記念日です。よりすぐれた絵本文化の発展と、教育の場や家庭にいっそう「絵本読書」が定着することを目的としているそうです。
そこで今週は、絵本の楽しさを広げてくれる「絵本ガイドブック」や、絵本ってこんなところが素敵!と教えてくれる絵本をご紹介します。
「絵本週間」に絵本の魅力をもっともっと発見してみませんか。
2023年4月3日から4月9日までの絵本「今日の一冊」をご紹介
4月3日 その年齢にしか味わえない楽しみ方、教えます
月曜日は『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』
「子どもはどんなふうに絵本を読んでいるんだろう?」
絵本ナビ編集長・磯崎園子が、その年齢にしか味わえない「絵本の楽しみ方」を紹介。赤ちゃんから大人まで、絵本と年齢の関係についてわかりやすく解き明かします。
赤ちゃんは宇宙人!?〈0歳と絵本〉/何かを言おうとしている〈1歳と絵本〉/たくましくって、奥深い〈2歳と絵本〉/空想と現実が溶け合って〈3歳と絵本・前編〉/自分と相手が同時に見えてくる〈3歳と絵本・後編〉/自分の感情をもてあます〈4歳と絵本・前編〉/彼らは小さな探求者〈4歳と絵本・後編〉/でも、どこかで信じている〈5歳と絵本〉/あの子は、私。〈6歳以上と絵本〉/大人だってわかっていない〈大人と絵本〉/子どもみたいに絵本を読む〈続・大人と絵本〉など。(本書「もくじ」より一部抜粋)
本書のタイトルである「『はじめて』という言葉には、生まれてはじめて絵本を目にする赤ちゃんはもちろんのこと、はじめての育児に向き合おうとしている方、さらにはじめての絵本を読む瞬間の喜びを感じる全ての読者の方へ向けて、という意味も込められています。今まさにどんな絵本を選ぼうか迷っている方から、絵本の世界をもっと深く知りたいと思っている方まで、広くこの本を手にとっていただけたら嬉しいです。」(本書「はじめに」より一部抜粋)
絵本と子どもの関わりを長年観察してきた著者ならではの気付きや発見は、一度は「子どもに絵本を」と意気込んだものの、いつの間にか「絵本離れ」をしてしまった人の背中をも力強く後押しします。本書を読めば、絵本がもっと楽しくなる!子どもがもっと愛おしくなる!さあ、あなたも絵本を探しにいきませんか。
装幀・絵は三浦太郎さん。ロングセラーから新刊まで約180点の書籍をオールカラーで収録。選書リスト・コラム・本書のための書きおろし原稿を加えた充実の一冊です。年齢ですぐに開ける便利なインデックス付き。「子どもの本」の人気連載「絵本と年齢をあれこれ考える」の待望の単行本化。
読者の声より
絵本ナビ編集長・磯崎園子さんの2作目となる絵本ガイドブック。
1作目の『ママの心に寄りそう絵本たち』も好きでしたが、2作目のこちらは何と言っても装丁が可愛い!鮮やかなピンクに三浦太郎さんのイラストも可愛くて、飾っておきたくなります。
内容は、0~6歳と大人、それぞれの年齢に応じて、子育てエピソードとともにおすすめの絵本が紹介されています。
共感や想像が自然にできるので、子育て中かつ絵本が好きな私にとっては興味津々・大満足の内容!
絵本ナビに寄せられたユーザーレビューもピックアップされていて、実際の読み聞かせのイメージもわき、わが子に絵本を読んであげるのが楽しみになりました。
年齢に合わせて絵本を紹介することについて、「はじめに」で磯崎さんの葛藤のような想いも書かれていました。
その上で綴られた各項目はとても深く、おもしろくて一気に読んでしまいました。
「絵本は自由だ宣言」では絵本を読むことに無意識に感じていたプレッシャーから解放されるような気持ちになり、何度も読みました。
絵本と出会いたい時だけでなく、子育てにちょっと疲れちゃった時にも開きたくなる本です。
(せとぐっじょぶさん 30代・その他の方)
4月4日 あなたが想像した、あなただけの世界へ
火曜日は『ほん book』
これは、本。まっしろな画面に文字だけが浮きあがる、本。
ボタンもないし、音もしない。変わったところは、なにもない。
でも……よく見て。もっとよく見て。
ほうら、目の前に突然広がったのは、まったくの別世界。
あなたが想像した、あなただけの世界。
そこでは、どんなことでも起こるし、なんでもできる。
不思議なともだちがたくさんいて、ずっと遊んでいることもできるし、
ひとりになることだってできる。
誰もじゃまなんかしない、自分だけの時間!
ぱっと見た目は控えめで、目新しいこともないけれど。それでも、本の一番の魅力というのは、いつでもそばにあるということ。すぐに抱きしめることができ、世界に入りこむことができる。時には自分の道を照らしてくれることもあれば、拠りどころとなってくれることもある。
本に触れる素晴らしさを、本の形の中で描きだすこの絵本。短いけれど、まっすぐに伝わってくる言葉。静かだけれど、想像力をどこまでも広げてくれるような、幻想的な絵。その両方をゆっくりと味わいながら、子どもたちが本の魅力を自分で発見していくことができたなら。こんなに嬉しいことはありません。
世の中はどんどん便利になり、生活の中で扱うデジタル機器だって増えていきます。それでも、紙の絵本がなくならないのは、確かな存在理由があるから。実際に手にとり、声に出し、手ざわりを確かめながら、ページをめくっていってくださいね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
読者の声より
この絵本『ほん book』は、原題もそのまま「Book」。
アメリカの作家デイビッド・マイルズさんが文を書き、ナタリー・フープスさんが絵を描いています。
物語が書かれている訳ではありません。しいていうなら、本の世界への旅が描かれているといっていいでしょう。
こういう絵本は文をたどるのもいいですし、絵だけをじっと見ていく、そんな読む方もあっていいと思います。
表紙見返しにこんな惹句がのっています。
「さあ、すばらしい本の世界へ飛び立ちましょう! そこは、あなただけのとくべつな場所!」
本への旅は、ここから始まっているのではありません。
まずは、表紙。離陸前のシートベルトをしっかり締めた感じでしょうか。
そして、この見返しは離陸前の機内アナウンス。
なんだか、もうワクワクしてきませんか。
開いた本はどんな世界ですか。
この絵本では「まほうの森」と書かれていますが、もしかした海辺かもしれないし、無限の宇宙かもしれません。
あなたが手にした乗車券は、あなたの思うままの世界へ連れていってくれます。
最後のページに本を抱きしめる男の子が描かれていますが、それはきっとあなた自身。
この絵本は読者に本への旅を誘ってくれます。
(夏の雨さん 60代・パパ)
4月5日 時間をかけ、手をかけて育てられ、本という形に…
水曜日は『おはなしのたねをまくと…』
「いたばし国際絵本翻訳コンクール」第28回イタリア語部門大賞受賞作。
すべての本好きに捧げる「おはなしのはじまり」のお話し。
おはなしは、時間をかけ、手をかけて育てられ、本という形になって、図書館へやってくる。
それまでにたくさんの旅をしてくるという、本への驚きと読むことの嬉しさをイメージ豊かなイラストで描き出す。
ロアルド・ダールやラドヤード・キプリング、ルイス・キャロルなど子ども時代に夢中になって本のページを繰るおはなしを贈ってくれた作家たちへのオマージュに満ちた絵本。
読者の声より
世界にはないどこか?
長生きのおじいさんがタイプライターでお話を描いています
さて どんなお話でしょう?
そのお話が書きあがると おじいさんは 地面に埋めて 水をあげて 芽が出るのを待つのです
わあ! 何日も待つと 一本の木に 芽が出て 葉っぱがびっしり
そして 美しい生き物が 生み出されたのです
なんて ロマンのある お話でしょう
お話は 本になりました
そして その本は つばさを はためかせて飛んでいきました
砂漠を海を そして とうとう 図書館にやってきたのです
その本を男の子は むさぼるように読んだんです
そのお話は どんなだったのか?
読んだ人の心に どんなふうに響いたことでしょうね??
きれいな お話 不思議な お話でした
未来にこの話がどのように 届いたんでしょうね?
(にぎりすしさん 60代・その他の方)
4月6日 父母や保育園の先生に支持と共感を集めた絵本とは?
木曜日は『父母&保育園の先生おすすめの赤ちゃん絵本200冊』
本書の監修は「子どもに絵本を選ぶための情報を集めた参加型絵本紹介サイト」をコンセプトに掲げる、絵本ナビ。赤ちゃんが夢中になる絵本は、どんな絵本なのでしょうか? その絵本は、どうして赤ちゃんがよろこぶのでしょうか? 赤ちゃんとふれあってきた絵本ナビユーザーと保育園の先生にアンケートを実施。およそ200名の声の中から「本当に良い」赤ちゃん絵本を厳選して紹介します。
特集記事も充実。〈だるまさん〉シリーズでおなじみの故・かがくい ひろしさんのインタビューは、未公開部分を織り交ぜて再編集したもの。『もこ もこもこ』の文を手掛けた谷川俊太郎さんのインタビューでは、ご自身が親交のあるお子さんとの対話を通じ、『もこ もこもこ』について語ります。女優・モデルの菊池亜希子さんは、お子さんとの絵本の楽しみ方を教えてくれました。
ほかにも、日頃の保育に絵本を積極的に取り入れている保育園への取材記事、親子で訪れたい書店ガイドなどもあります。
〈CONTENTS〉
みんながすすめる 赤ちゃん絵本15選
Feature Story 1 かがくい ひろし「いきていると、へんてこりんでおもしろいものにであえる」
Feature Story 2 谷川俊太郎「『もこ もこもこ』を読んで大きくなった子どもたち」
読んであげたい 赤ちゃん絵本ガイド
赤ちゃんがよろこぶはじめての絵本/赤ちゃんの成長を支える絵本/次は何をする? 遊びにつながる絵本/おいしそうだね! 食べ物の絵本/読み聞かせが待ち遠しくなる絵本/何度だって遊びたいしかけ絵本
Interview 菊池亜希子「絵本とわたし」
ほか
読者の声より
赤ちゃん絵本って、セレクトはなかなか難しいものです。
それだけに、一流の目利きがセレクトしてくださったガイド本は重宝します。
かがくいひろしさんの表紙絵が何とも素敵で、嬉しいです。
まだまだ目を通していなかった作品もいくつかあり、
早速リストアップ、チェックすることにしました。
やはり、生の声は貴重です。
ぜひ、参考にしてほしいと思います。
4月7日 絵本の作り手に愛されてきた絵本とは…?
金曜日は『クリエイターおすすめの絵本650冊』
クリエイターおすすめの絵本650冊
出版社: 玄光社
絵本作家+イラストレーター+ デザイナー130人!
いつもは絵本を作る側である絵本作家やイラストレーター、デザイナーたちも、今まで読者としてたくさんの絵本に出合ってきたはずです。
彼らがどんな絵本を愛してきたのか、気になりませんか?
本書では総勢130名のクリエイターに「大好きな絵本」「おすすめの絵本」について聞きました。その絵本に対する熱い思いの丈を、コメントとして掲載しています。
さらには「おすすめの書店&図書館」「美術館&ギャラリー」についても作家コメント付きで紹介しています。
対談:谷川俊太郎×皆川明
インタビュー:渡邉良重/酒井駒子/ミロコマチコ/ほか
登場作家:宇野亜喜良、中村佑介、きたやまようこ、大島依提亜、池田あきこ黒井健、宮西達也、芥 陽子、おくはらゆめ、杉浦さやか、tupera tupera、荒井良二、スズキコージ他、総勢130名
読者の声より
この本は、絵本やイラストにたずさわっているたくさんの方々によるおすすめの絵本がせいぞろい。ロングセラーの絵本から新しめの絵本まで、いろいろ紹介されています。
おすすめの絵本に、その方の好みがよく表れていて、自分の好きな絵本があがっていると、その方に親近感をおぼえます。絵本の写真やタイトルだけではなく、ちゃんとおすすめの理由が書かれた紹介文つき。読めばますますその本に興味をもち、手に取ってみたくなります。絵本作家さんと絵本編集者さんの対談もあって、それはそれはとってもスペシャル。大好きな絵本について語っておられるのを読むと、私もその輪の中に入れてもらっている気分になります。
これまでたくさん読んできたつもりでいましたが、まだまだ知らない本がいっぱいだと気づかされました。ぜひ、この本を参考にして、絵本の広くて深い世界にますますはまっていきたいです。
(けいご! さん 40代・ママ 女の子17歳、男の子13歳)
4月8日 「なぜ?」に応える「かがく絵本」の魅力が満載!
土曜日は『科学絵本の世界100 286 学びをもっと楽しくする』
数、時間、コンピューター、人体、動物、植物、天体、自然、社会のしくみ……。子どもたちが知りたい「なぜ?」「ふしぎ!」に応える「かがく絵本」を厳選して100冊紹介!
子どもの思考力や論理力を培うために作られた「科学絵本」はバラエティもクオリティも粒ぞろい。絵本のさらなる魅力を知り、大人も子どもも楽しんで学べる絵本が見つかる一冊!
【構成】
◎巻頭言
科学絵本は本質を見る眼を育てる 中村桂子
◎1章 知ってる? 知ってるよ(21冊)
絵とき ゾウの時間とネズミの時間/こっぷ/ひとつ すこし たくさん/
算数の呪い/アリになった数学者/ルビィのぼうけん インターネットたんけん隊/
100/はこぶ/かいちゅうでんとう/買物絵本/こどものとうひょう おとなのせんきょ……
◎2章 自分のこと(23冊)
みんなうんち/ちのはなし/はははのはなし/赤ちゃんのはなし/ぼく、うまれるよ!/
せいめいのれきし/ながいながい骨の旅/いのちのひろがり/とき/
ぼくのニセモノをつくるには/わたし/ わたしとあそんで/世界のあいさつ……
◎3章 はてな? の心(19冊)
ひとしずくの水/雨、あめ/旅する蝶/ぼくの草のなまえ/たねのずかん/
わたしたちのたねまき/やさいの おなか/じめんのうえとじめんのした/
木/ここにも、こけが…/りんご だんだん/はなを くんくん/おつきさま こっちむいて……
◎4章 こんにちは、みんな(19冊)
みんなのかお/どうぶつのおやこ/こんな しっぽで なに するの?/くちばし どれが一番りっぱ?/
これが ほんとの 大きさ!/仕掛絵本図鑑 動物の見ている世界/だれのほね?/
とりになった きょうりゅうのはなし/こいぬがうまれるよ/あまがえるのかくれんぼ……
◎5章 行ってみたい、見てみたい(18冊)
天動説の絵本/星座を見つけよう/宇宙──そのひろがりをしろう──/ぼくらの地図旅行/
世界あちこちゆかいな家めぐり/マップス 新・世界図絵/ピラミッド その歴史と科学/
好奇心の部屋 デロール/しごとば 東京スカイツリー®?/雪の写真家 ベントレー……
◎コラム
科学者の伝記/社会のことを考える/やっぱり、ごはん/たんぽぽ、飛んでいけ/
大好き! ダンゴムシ/災害を乗りこえて
◎私の好きな科学絵本
今森光彦/川鍋雅則/鈴木 潤/松岡正剛/森田真生/米村でんじろう
◎論考
日本の科学絵本の歴史 瀧川光治
読者の声より
絵本のガイドブックが好きで、いろいろ読んでいますが、別冊太陽のシリーズは、大判で写真もきれいなので、とても読みやすくて好きです。
科学絵本は、子どもだけでなく大人もためになる内容が多いので、よく読みます。こちらで紹介されている絵本は、定番から新しい読み物まで幅広く、充実のラインナップ。未読の絵本はもちろん、読んだ本ももう一度読み直したくなりました。
(クッチーナママさん 40代・ママ 女の子18歳、女の子15歳、男の子13歳)
4月9日 10代にこそ読みたい絵本って……?
日曜日は『13歳からの絵本ガイド-YAのための100冊-』
絵本のなかには、10代だからこそ胸に響いたり、
深く味わえる作品が数多く存在している。
小説ではなく、絵本だからこそ可能な表現もある。
しかし、文字が少なく、絵が大きく扱われているためか、
「絵本は小さな子ども専用のもの」と思われがちだ。
そこで、もっと10代の若者が自分にふさわしい絵本に出会えるように、
書評家、作家、翻訳家、書店員、研究者、編集者など、絵本のプロである14人が、
おすすめのYA絵本を厳選し、その魅力を縦横無尽に紹介する。
書店員や司書が、選書や売り場・コーナー作りにも活用できる、
<YA絵本>という新たな読書の扉をひらくガイドブック。
読者の声より
13歳からのYAに向けて書かれた絵本ガイドですが、大人としてもとても意味深い本だと感じました。
ただ感じる絵本ではなく、考えさせらえる絵本は、中高生であれ、大人であれ、同じ絵本であっても、人生経験で様々な味わいを出してきます。
これからを生きる若者に向けた選書は、これまで生きてきた大人にとって、その年数にしたがって思うところは違うかもしれません。
子どもたちに読み聞かせした絵本であっても、再読してみると、様々に感じるところのある絵本に再会できました。
あまり絵本を読まない大人に向けても、絵本の楽しさを教えてくれる一冊だと思います。
(ヒラPさん 60代・その他の方)
読者の声より
私が10年前に読み聞かせボランティアを始めた頃は、低学年を対象にしていましたが、最近は高学年を担当する機会が多くなりました。ボランティアメンバーから「高学年に何を読めばいいか?」という声をよく聞きます。
この絵本ガイドは「13歳から~」ですが、5、6年生用の絵本を選ぶときも、参考になりそうです。
娘が中学生の頃、読書感想文の宿題が出て、先生から「絵本でもいいよ」と言われたそうです。
ただ、当時の中学校の図書室に絵本はなかったそうです。
中学校の図書室にも絵本が並んでいたら、生徒たちが素敵な絵本に出会うきっかけになるでしょうね。
(みいのさん 60代・その他の方)
いかがでしたか。
絵本やおはなしの魅力が伝わる絵本から、さまざまな立場の方が紹介して下さる珠玉のガイドブックまで。それぞれに、絵本や本に対する愛情がたっぷり詰まっています。ガイドブックを手に、ぜひ絵本の楽しみを広げてくださいね。
秋山朋恵(絵本ナビ 副編集長)
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