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絵本ナビニュース2023

絵本作家・林明子さん デビュー50周年!幻の初期作品『しゃぼんだま』期間限定で復刊!

林明子さん、幻の初期作品を期間限定で復刊!

https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=246667

福音館書店から、絵本作家・林明子さんのデビュー50周年を記念して、1975年の刊行以来長く品切れとなっていた絵本『しゃぼんだま』(小林実 文/林明子 絵)が、期間限定で復刊されます。

しゃぼんだま

しゃぼんだま

しゃぼんだまを作ったことはありますか? しゃぼんみずとストローがあれば、どこでも、誰とでも、しゃぼんだま遊びができます。大きいしゃぼんだまを作るためにはどうしたらいいでしょう? ストローの太さを変えたら、どんなしゃぼんだまができるでしょう? ストローを2本にしたら? たくさんのストローでやってみたら? 紙箱でもできるかな? いろいろなしゃぼんだま遊びのヒントが隠されている絵本です。〈林明子 絵本作家デビュー50周年記念 限定復刊〉

『はじめてのおつかい』『こんとあき』『おつきさまこんばんは』などで知られ、子どもたちのふとした仕草や表情を的確にとらえた繊細な絵が愛され続けている、絵本作家・林明子さん。2023年11月に絵本作家デビュー50周年を迎えることを記念して、林さんの幻の初期作品『しゃぼんだま』が期間限定で復刊します。

『しゃぼんだま』は、月刊絵本「かがくのとも」1975年4月号として刊行された、子どもたちにとって身近なシャボン玉がテーマの作品です。家庭や園で楽しめるさまざまなシャボン玉遊びが、美しい色使いで描かれています。長きにわたって手に入らない状態が続いていた、まさに「幻の作品」というべき本作をぜひお楽しみくださいね。

書籍紹介

『しゃぼんだま』

文:小林実

絵:林明子

発売日:2023年12月18日

初出:月刊「かがくのとも」1975年4月号

定価:1,100円(税込)

サイズ:26×24cm

ページ数:24ページ

林明子さん代表作紹介

はじめてのおつかい

はじめてのおつかい

みいちゃんはママに頼まれて牛乳を買いに出かけます。自転車にベルを鳴らされてどきんとしたり、坂道で転んでしまったり、ひとりで歩く道は緊張の連続です。坂をあがると、お店につきました。お店にはだれもいません。みいちゃんは深呼吸をして、「ぎゅうにゅうください」と言いました。でも、小さな声しかでません。お店の人は、小さいみいちゃんには気がつかないみたい……。小さな女の子の心の動きを鮮やかに描いた絵本です。

こんとあき

こんとあき

こんは、おばあちゃんが作ったキツネのぬいぐるみ。ある日なかよしのあきとふたりで、おばあちゃんに会いに行くことになりましたが……。幼い子の心をとりこにする魅力あふれる絵本。

おつきさまこんばんは

おつきさまこんばんは

空に浮かぶお月さまを、あかちゃんは不思議な生きもののように見つめます。そのお月さまや、お月さまの前を横切る雲とお話をするように描かれた傑作です。

著者プロフィール

作:小林実

絵:林明子

1945年、東京に生まれる。横浜国立大学教育学部美術科卒業。1973年、「かがくのとも」の『かみひこうき』で絵本作家デビュー。その後、絵本に本書のほか、『こんとあき』『はじめてのおつかい』『おでかけのまえに』『でてこい でてこい』『きょうはなんのひ?』『おふろだいすき』『はっぱのおうち』『ぼくのぱん わたしのぱん』「くつくつあるけのほん」全4冊(以上、福音館書店)などがある。長野県在住。

撮影:浅田政志
掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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