2024年の夏、PLAY! MUSEUMにオバケが大集合! 「オバケ?」展開催のお知らせ
2024年7月13日(土)から9月29日(日)まで、東京・立川駅にあるPLAY! MUSEUMに、人気のオバケからはじめて出会うオバケまでが大集合! 夏休み特別企画として、なんと小学生以下は入場無料なのだそう。本記事では、そのみどころと概要をお知らせします。
ぜひ夏のお出かけに、足を運んでみませんか。
会いたくないのに会ってみたい「オバケ」。規格外の「オバケ?展」とは!?
古今東西、さまざまな呼び名で存在してきたオバケ。絵本や物語にさまざまな姿で描かれ、ふとした拍子に現れるオバケ。怖いオバケにかわいいオバケ。会いたくはないのに、ちょっと会ってみたい。オバケは私たちの好奇心をくすぐる摩訶不思議な存在です。
「オバケ?展」は、その名を聞いただけでワクワクするマジックワード「オバケ」を、規格外のクリエーションで楽しみ尽くす展覧会。名作絵本『ねないこだれだ』を落語家の春風亭一之輔が朗読する怖い部屋があれば、谷川俊太郎・谷川賢作親子による軽快なオバケ音楽「けいとのたま」、アニメーション作家・加藤久仁生の新作アニメーションなど、多彩なクリエイター約 20 組が参加。日本美術におけるオバケの歴史、500 冊のオバケ絵本など、オバケを探究し作品化する「オバケ研究所」も設立されます。「オバケ屋敷」、「オバケ湯」、オバケに変身する「オバケ工場」、ナイトミュージアムなど、親子で楽しむ企画も盛りだくさん。
見て、感じて、知って、なる。新しさが満載の体験型の展覧会がはじまります!
「オバケ」を見て、感じて、知って、なる。10のみどころをご紹介
➀普通に怖いオバケ屋敷
チカチカする電灯、道に揺れる柳、古箪笥や古井戸があちこちに。オバケを見るのが早いか、感じるのが早いか、普通に怖いオバケ屋敷ゾーン。
②オバケ落語『ねないこだれだ』
会いたくないオバケの絵本を、春風亭一之輔が朗読する怖い部屋です。読み手の声色とオバケにさらわれる子どもの姿で阿鼻叫喚が起こる名作オバケ絵本は、せなさんが落語家の夫から着想を得て生まれました。当代きっての人気落語家・春風亭一之輔が、会いたくないオバケのお話を朗読します。来たことを後悔するかもしれません。
③会いたいオバケ、ピンクの「バーバパパ」と触れ合ううれしいゾーン
会いたいオバケには、フランス生まれのバーバパパはいかがでしょう。柔らかそうなピンク色の身体は自由自在に姿をかえ、可愛らしい洒落た顔があちこちに現れて、笑顔が弾ける触れ合いゾーンです。
④谷川俊太郎(詩人)と谷川賢作(音楽家)の親子が贈るオバケ音楽「けいとのたま」
「ぬくぬくと ふとって けいとの たまが よつかどを まがる」。谷川俊太郎の詩「けいとのたま」に 息子・谷川賢作がメロディをつけ DiVa が演奏する軽快な曲をインスタレーション展示します。
⑤番頭・祖父江慎(オバケデザイナー)がつくる摩訶不思議な「オバケ湯」
妖怪やオバケが大好きなアートディレクターの祖父江慎が、オバケが作った銭湯の番頭になりました。 大きな湯船にはオバケがぎっしり。大きな富士山の絵や説明はどこかが変なのです。
⑥加藤久仁生(アニメーション作家)の新作オバケ・アニメーション
アカデミー賞を受賞した名作「つみきのいえ」で知られる加藤久仁生が贈る、新作アニメーション。
⑦絵本研究の第一人者、広松由希子が選ぶ古今東西のオバケ絵本 500 冊と絵本原画
オバケ研究所特別研究員の広松由希子が、古今東西のオバケ絵本を 500 冊選書し展示し、論考を加えます。一部の絵本はその場で読むこともできます。『ねないこだれだ』などの原画作品も特別展示されます。
⑧オバケ研究の第一人者・安村敏信が大展開するオバケ・幽霊・妖怪の歴
静嘉堂文庫美術館館長で、江戸時代の妖怪に詳しい安村敏信がオバケ研究所の特別研究員に就任。オバケ と妖怪、幽霊はどう違うのか。日本美術に「会いたいオバケ」と「会いたくないオバケ」はどう描かれてきたかを、今日の漫画やアニメも含めて壮大な論を展開します。
⑨大島依提亜、川内倫子、くどうれいん、柴田元幸、矢部太郎ら、10 人のオバケ研究員が成果を披露す る「オバケ研究所」
Allright Graphics(アートディレクター・グラフィックデザイナー)、大島依提亜(グラフィックデザイナ ー)、川内倫子(写真家)、くどうれいん(作家)、柴田元幸(米文学者・翻訳家)、春風亭一之輔(落語家)、 田中康弘(カメラマン・ノンフィクションの書き手)、谷川賢作(編曲家・ピアニスト)、矢部太郎(芸人・ 漫画家)といった様々な分野の作家・クリエイターがオバケ研究員に就任。目に見えるオバケ、愛するオ バケ、オバケかどうかの境界を探究し、橋村雄一(建築家)が設計したオバケ研究所内で発表します。
⑩子どもたちが続々とオバケに変身していく「オバケ工場」
「オバケ工場」は大人が入ることのできない、子どもだけの秘密の場所。 さらに 「ナイトミュージアム」に開催など、 「オバケ?」展は、小学生以下無料!の親子でたっぷり楽しめる夏休み企画です。
※ナイトミュージアムは、7/20、8/3、8/17、8/31(いずれも土曜)の閉館後に実施。
今回参加のクリエイターは?
●オバケ研究員
安村敏信(日本美術史学者・静嘉堂文庫美術館館長)
広松由希子(絵本家)
Allright Graphics(アートディレクター・グラフィックデザイナー)
大島依提亜(グラフィックデザイナー)
川内倫子(写真家)
くどうれいん(作家)
柴田元幸(米文学者・翻訳家)
春風亭一之輔(落語家)
谷川賢作(編曲家・ピアニスト)
田中康弘(カメラマン・ノンフィクションの書き手)
矢部太郎(芸人・漫画家) ほか
●オバケ・クリエイター
今和泉隆行(空想地図作家)
ウチダゴウ(詩人・グラフィックデザイナー)
加藤久仁生(アニメーション作家)
小林千秋(イラストレーター・グラフィックデザイナー)
平山昌尚 (アーティスト)
ザ・キャビンカンパニー(絵本作家・美術家)
祖父江慎(アートディレクター・オバケデザイナー)
谷川俊太郎(詩人)
橋村雄一(建築家)
堀道広(うるし漫画家)
岡本香音(映像作家)
展覧会概要
展覧会名:「オバケ?」展
会期:2024 年 7 月 13 日(土)ー 9 月 29 日(日)
会場:PLAY! MUSEUM(東京・立川)
住所:〒190-0014 東京都立川市緑町 3-1 GREEN SPRINGS W3 棟 2F
電話:042-518-9625
開館時間:10:00-18:00(入場は17時半まで)
*会期中無休
*当日券あり。休日および混雑が予想される日は事前予約のオンラインチケットがおすすめです
ウェブサイト:https://play2020.jp/article/obake/
SNS:X(旧 Twitter) @PLAY_2020 Instagram @play_2020_04 Facebook @Play_2020
入場料(税込):一般 1,800 円 、大学生 1,200 円、高校生 1,000 円、中学生 600 円、小学生以下無料
◯割引制度(併用不可)
①[立川割]一般 1,200 円 、大学生 700 円、高校生 600 円、中学生 400 円、小学生以下無料
*立川市在住・在学を確認できる免許証、学生証等をご提示ください
②[障害者割引]障害者手帳をご提示の方とその介添人 1 名は半額
③[相互割引]「一般」で入場の方は、PLAY! PARK を 200 円引きで利用できます
会場詳細
PLAY!
〒190-0014 東京都立川市緑町 3-1 GREEN SPRINGS W3棟 2F・3F
2F:PLAY! MUSEUM 3F:PLAY! PARK
アクセス:JR 立川駅北口・多摩モノレール立川北駅北口(国立昭和記念公園方面)より徒歩約10分
ウェブサイト:https://play2020.jp/
事業主体:PLAY! プロジェクト(コスモマーチャンダイズィング、ブルーシープ、A&B ホールディングス)
内装設計:手塚建築研究所
アートディレクション:菊地敦己
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