【今週の今日の1冊】明るい未来へ飛び立つ子どもたちへ贈る、卒園・卒業の絵本
3月4日~3月10日までの絵本「今日の1冊」をご紹介
3月といえば、卒園・卒業のシーズン。巣立つ子どもたちにとっても、見守る親御さんにとっても、大きな節目の行事ですよね。明るい未来へ飛び立っていく子どもたちに向けて、絵本や物語を通して、希望や勇気が湧いてくるメッセージを伝えられたら……。今週の今日の1冊は、卒園や卒業を迎える子どもたちの背中をやさしく押してくれる本をご紹介します。
3月4日 卒園、おめでとう!
月曜日は『さよなら ようちえん』
卒園、おめでとう! 幼稚園を巣立つ子どもたちを描きます。
卒園を迎える幼稚園の子どもたちを、1人1人の個性を大切に、だれもが主役になれるんだよ、
というメッセージをこめて描きます。お名前を書き入れて、卒園の記念に贈りたい絵本です。
3月5日 子どもは、教えてもらうのが上手だよね。
火曜日は『みんながおしえてくれました』
子どもは、教えてもらうのが上手。
誰から何を習えば一番楽しいかよーく知っているからです。
子どもが身の回りを観察してみたくなる、そんな絵本です。
3月6日 6才になるまでに、いろいろなことがあったね。
水曜日は『6さいのきみへ』
「きみは宝物」と伝える本
きみが6才になるまでに、いろいろなことがあったね。
泣いてばかりだったきみ、好き嫌いがひどかったきみ、ボタンがなかなかはめられなかったきみ…でも、今は、とても素敵な6才。パパもママもきみのことが誇らしくて、まぶしい。卒園・入学おめでとう!!
…という気持ちを大切なお子様に伝える絵本ができました。
文章は、ベストセラー『子どもへのまなざし』著者の精神科医、佐々木正美さん。絵は、『魔女の宅急便』『魔法使いハウルと火の悪魔』などのイラストで人気の佐竹美保さん。
巻末には、佐々木正美さんからの、おとうさん、おかあさんへのあたたかいメッセージが入っています。育ちのシーンごとのアドバイスもありますので、お子様が小さい方でも、成長を見通しながら、楽しく読んでいただくことができます。
かわいらしい男の子の成長シーンをわが子に重ね合わせてしみじみと6年間を振り返ることもできます。
卒園・入学のお祝いにぴったりの絵本です。
3月7日 卒園しても、ずっとずっと友だち!
3月8日 毎日がきみの はじまりの日
3月9日 もう一度考えてみる「どう生きていくのが正しいだろうか」
金曜日は『ポプラポケット文庫 君たちはどう生きるか』
「どう生きていこうか」「どう生きていくのが正しいだろうか」と考えるのは人間である証です。今の時代にこそ読んでもらいたい名著がハンディな児童向け文庫に!
3月10日 ゆっくりにっこり、小学校へお引越し。
いかがでしたか。
学生生活を終えた大人の方も、この時期、卒園式や卒業式を終えた子どもたちや学生たちを見かけると、自分が卒業した日のことが一気に蘇ってきたりすることもありますよね。卒園や卒業は締めの日ではあるけれど、同時に新しい「はじまりの日」。卒園・卒業の絵本には「はじまり」や「希望」や「勇気」がたくさん詰まっていて、読むだけで元気をもらえるような気がします。
もし身近に卒園・卒業する子がいなくても、この機会にぜひ手に取ってみて下さいね。
この記事が気に入ったらいいね!しよう ※最近の情報をお届けします |