【今週の今日の1冊】いよいよ夏休み♪ 夏のワクワクが高まる冒険物語をご紹介。読書感想文にも!
7月22日~7月28日までの絵本「今日の1冊」をご紹介
今週は夏休みのはじまりの週ですね。今年の夏はどこへ行こう、何をしようかとお休みがはじまったばかりの時が一番ワクワクしますよね。今週はそんな皆さんの夏への期待が高まるような夏の冒険物語をご紹介していきます。読書感想文にもおすすめですので、宿題を真っ先に片付けちゃおう! という方は参考にしてみて下さいね。
7月22日 「チュウチュウ号」でいざ宝探しの旅へ
月曜日は『チュウチュウ通りのゆかいななかまたち 9番地 セーラと宝の地図』
大好評の絵童話シリーズ第9巻
ハツカネズミのすむ
ネコイラン町には
チュウチュウ通りという
すてきな通りがあります。
その9番地にすむのは、
船大工のセーラー。
お客さんのためにすばらしい船を
たくさんつくってきたセーラが
ついに自分のための
船をつくりました。
その名も「チュウチュウ号」。
さて、そのはじめての航海は……。
7月23日 砂浜で拾った手紙の暗号、解けるかな?
火曜日は『たんけんクラブ シークレット・スリー』
ビリーとマークは、砂浜でビンに入った手紙を見つけました。
手紙には暗号のようなものが書かれています!
なんとか読み解くと、離れ島に住むトムという男の子からで、「たんけんクラブをつくろう」ということでした。
うれしくなった二人は、別の暗号をつくって手紙を書き、ビンに入れて海におくりかえしました。
さぁ、ワクワクのたんけんがはじまります!
7月24日 世界はひろいよ。わかってくれる人、必ずいます
水曜日は『ぼくは気の小さいサメ次郎といいます』
2001年に刊行されたシリーズ1冊目の『ぼくはアフリカにすむキリンといいます』のドイツ語版が、2018年ドイツ児童文学賞を受賞。ある日たいくつなキリンが書いた手紙により地平線の向こうに新しい友だちができ、その輪が広がっていくというユニークなシリーズの5作目です。顔がこわいのでみんな逃げてしまって友達ができない、サメのサメ次郎が手紙を書きました。気ままに旅をするウミガメのカメ次郎から話を聞いた「コンブ林のプカプカさんへ」です。その手紙はプカプカに届いたのでしょうか? 知らない誰かに手紙を書く、それはその人を知ろうとする気持ちにつながります。返事がくるまでの時間も、さまざま想像をふくらませて楽しい時間です。「世界はひろいよ。あなたのこと、わかってくれる人、必ずいます。」作者のはじめの言葉です。
7月25日 「この島には人魚がいる」
木曜日は『はりねずみのルーチカ 人魚の島』
「はりねずみのルーチカ」シリーズ9冊目は、人魚のいる島への大冒険です!
あつい夏の日、ルーチカたちは、船で島をめざし、キャンプをすることにしました。
イルカやマンタ、くじらに出会い、船旅をたのしんでいたけれど……嵐にみまわれて、ある小さな島につきます。そこで出会ったリクという不思議な少年に、ここには「人魚がいる」とおしえられるのでした。
7月26日 子どもたちだけでつくって泊まる、最高の夏休み!
金曜日は『秘密基地のつくりかた教えます』
できた! ぼくたちだけの秘密の小屋「ズッコケ三人組」の那須正幹氏書き下ろし
4年1組の森田保に、暴れん坊で有名な2組の倉橋省吾が声をかけてきた。保の家の近くの工事の資材置き場で、捨てネコを見つけたという。ないしょでネコを飼いはじめた二人は、ネコとすごすためにコンクリートパイプの中でひと晩のキャンプを決行する。それが高じて、保の兄の助けのもと、今度はカブトムシがとれる裏山に本格的な秘密基地をつくることに…。自分たちだけの秘密の小屋をつくりあげる、特別な夏休みの物語。
7月27日 ヨーロッパの実在の地が舞台の冒険物語
土曜日は『ハリネズミ・チコ(5) パピヨン号でフランス運河を』
チコを追いかけてきた妹のチカたちと一緒に、マルコ・ポーロの島からベネチア、マルセイユを経て、友だちのヌートリアの別荘があるフランス運河へ。運河であばれる海賊ならぬ河賊(かわぞく)につかまりながらも、ふるさとナザレを目ざします。未来の冒険家たちに贈る冒険活劇シリーズ、いよいよ完結。
7月28日 「ふしぎな」物語3部作、どの冒険をしてみたい?
日曜日は『霧のむこうのふしぎな町 地下室からのふしぎな旅 天井うらのふしぎな友だち』
大切に持っていたい、そして、大切な人に贈りたい特別な1冊です。根強い人気のタケカワこう氏の挿絵を再録した、柏葉幸子「ふしぎな」物語3部作の愛蔵版です。
●「霧のむこうのふしぎな町」
夏休み、電車をのりつぎ一人旅に出たリナ。おとうさんのいった「霧の谷」はどこ? 森の中で泣きそうになっていると、霧の中から風変わりなかわいい町があらわれて--。めちゃくちゃ通りに住んでいる、へんてこりんでやさしい人たちと、リナのひと夏の物語。映画『千と千尋の神隠し』にも影響を与えた物語。はじめてのファンタジーにもおすすめ。
●「地下室からのふしぎな旅」
アカネが薬をもらいにきたチィおばさんの薬局の地下室に、ふしぎなお客さんが。「木の芽時の国」の錬金術師だというその人につれられて、アカネとチィおばさんは、となりの世界へーー。さあ、ふしぎな旅のはじまりです! 映画『バースデー・ワンダーランド』原作。
●「天井うらのふしぎな友だち」
紅と了が引っ越してきたのは、日だまり村の古い大きな家。その夜、二人はふしぎな四人組に出会います。メリィさんとゴフジョとジュピとユリアンは、自分たちの部屋を作って、勝手に住みついてしまいーー。
いかがでしたか。
夏休みには、物語の中でも実際にも! たくさん冒険して下さいね♪
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