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未来の今日の1冊 ~今週はどんな1週間?~

【今週の今日の1冊】5月20日は森林の日。いろんな森を探検しよう♪

5月18日~5月24日までの絵本「今日の1冊」をご紹介

5月20日は「森林の日」。「森林」の中に「木」が「5つ」入っていること、「森林」の総画数が「20画」であることから、5月20日に制定されたのだそう。記念日の考え方って面白いですね。梅雨に入る前の新緑が美しいこの季節には、森の中に足を踏み入れたらとても気持ちが良さそうですよね。けれどもなかなか実際の森に出かけられないという時には、絵本の中の森に足を踏み入れて、探検したり、森の空気を想像したり、たくさんの緑に触れてみませんか。今週は、いろいろな森の絵本をご紹介します。
 

5月18日 ぼくと一緒に森の中を探検しよう

月曜日は『もりのなか』

もりのなか

出版社からの内容紹介

ラッパをもって森に散歩にでかけた男の子は、ライオン、ゾウ、クマと、いろいろな動物たちに出会います。男の子はラッパをふきながら、みんなと行列をつくって森を散歩をします。そして森の中で、かくれんぼうをはじめますが、男の子が鬼をしているうちに、動物たちは姿を消していました。かわりに現れたのは、男の子を探しにきたお父さんでした。「またこんどまでまっててくれるよ」、お父さんはそういうと男の子を肩車にのせて、おうちに帰っていきました。

読者の声より

地味ですが、落ち着いてゆったり読むと、深い喜びに満ちた絵本です。
登場する動物たちは、よく見ると、みなユニークで、魅力的です。
大人と違って、子どもにとって、動物と友達になることは、憧れでありつつ、より現実的なことのように感じます。
子どもは、主人公の”ぼく”と一緒に森の中を探検し遊び、何か心の中に現実世界とは異次元の世界を持つように感じます。
(ひなぎくの花さん 50代・その他の方 )

5月19日 360度広がる森の中で発見する喜びと驚き

火曜日は『ナマケモノのいる森で』

ナマケモノのいる森で

出版社からの内容紹介

ナマケモノのいる森ってどんな森?
さがしてみて、葉っぱのあいだや木の根もと。その木の上のこずえまで。森のあちこちすみずみまで。
ある日ひびいたするどい音……。森でなにが起こったのでしょう?

ページをめくるたびに動物や植物の息づかいが聴こえてくる。
360度広がる森の中で発見するよろこびや驚き。
フランスで誕生した、こどもから大人までたのしめる絵本。世界9カ国で翻訳。

ヒトは森を、守ることも、こわすことも、育てることも、できます。
この本が、一粒の種へ、一本の木の成長へ、自然とともに生きていける幸せな未来へ、つながりますように。―訳者・松田素子―

読者の声より

ナマケモノが住んでいる森が、飛び出すしかけで立体的に表現されていて見ごたえがありました。木がどんどん切り倒されていって、あっというまに森がなくなっていく様子は、いっしょに読んでいる子供も「あ~あ。なくなっちゃったね。」とがっかりしていました。でも、人の手で木を植えていくことで、また森ができはじめ、動物たちが戻っていく様子に大喜び。ラストは、動物やナマケモノがどこに隠れているのか、色々な方向から探して楽しく読み終わりました。

(morimoriさん 30代・ママ)

5月20日 森を歩くと、聞こえてくる

水曜日は『森はオペラ』

森はオペラ

出版社からの内容紹介

森を歩くと、聞こえてくる歌声がある。 
一枚の葉や、ひとふりの枝、足元から顔を出す芽のちいさくてささやくような声。 
何度も季節を越えてきた大木たちが響かせる、壮大でつつみ込むような力強い声。 
森の木々が紡ぎだす、いのちのオペラ。 
いろんな表情を見せてくれる草木のキャストたちを、ていねいに写した写真絵本です。

読者の声より

森のなかの木のようすがいっぱいの写真集。
読みながら、森林浴をしているようにさわやかな気分になれます。
森に住む木や草たちの姿が音を奏でているように感じるという、姉崎さんの感性に感動。そう言われて、写真を見て、「そうだな。」って思う私にがっかりですが、森をオペラと称する発想にあやかりたいなって思います。
森を「生きているもの・躍動しているもの」ととらえることの大切さも感じました。人間以上に生命力があふれているような、そのくらいの迫力も感じました。
ぜひぜひ、みていただきたいと思います。
(けいご!さん 30代・ママ 女の子11歳、男の子7歳)

5月21日 森の小さな舞台へようこそ

木曜日は『虫・むし・オンステージ!』

虫・むし・オンステージ!

出版社からの内容紹介

森の小さなステージで、虫たちがユーモラスにパフォーマンスしているという設定の写真絵本です。
無表情なはずの虫たちから、豊かな感情が見えてくるから不思議!
文はすべて、ひらがなで書かれているので、幼い子でも楽しめます(さくいんの虫の解説を除く)。
虫が苦手な人でも、ついページをめくってしまうような楽しさにあふれています。

読者の声より

虫好きな息子たちのために
今まで様々な虫の絵本を読んできましたが、
この写真絵本は今までに見たことがないような本でした。

虫のこともリアルな写真でよくわかるうえに、
虫の個性が楽しく、物語みたいに虫たちがステージで
話しかけてくるので読んでも見ても楽しかったです。

かっこいい虫や目の可愛い虫など
虫を見る目がかわります。
(まことあつさん 30代・ママ 男の子6歳、男の子3歳)

5月22日 これはだれのじてんしゃでしょう

金曜日は『もりはおもしろランド 3 もりのじてんしゃやさん』

もりはおもしろランド 3 もりのじてんしゃやさん

出版社からの内容紹介

どんな形の動物にもぴったりの自転車をつくる森のあなぐまさんは、ある晩、池のほとりで誰かによばれました?。あらわれたのは?
 

読者の声より

あなぐまさんの自転車やさん。
もりのみんなは必ずお世話になっているそうです。
そういえば、どのお店やさんの話でも自転車が登場していますね。

あなぐまさんは、みんなのためにオーダーメイドの自転車を作ってくれます。
「これは だれの じてんしゃでしょう」と、変わった形の自転車を見ると、子供は一生懸命に考えるのですが、なかなか正解しません。
それでも、面白く読んでいました。

(なしなしなしさん 20代・ママ 女の子6歳、女の子1歳)

5月23日 どんな動物が隠れているかな?

土曜日は『もりのえほん』

もりのえほん

出版社からの内容紹介

木々の間に、繁った葉の中に、草むらに――この絵本の森の中には、ゾウやリスなど130余りの動物がかくされています。広く海外でも出版され評判の高い、見事なかくし絵の絵本です。

読者の声より

柔らかな緑の風景に惹かれて手に取ってみました。
文字はなく、いろんな森の景色が描かれているだけなんです。

・・・と思ったら。
遠目で森の景色を眺めていたら、徐々に浮かび上がってくる動物たちの数々。
錯覚かと感じさせるような、自然な隠し絵に驚かされました。

よく、空に浮かんでいる雲の形がなにかの形に見えるなんてことが
ありますが、そんな感じの描き方なんですよね。
それがまた描かれている森の風景だけで、森の中でひっそりと
生活している動物たちの姿を連想させてもくれ、まさに絵本!って
いう感じでした。

これを見た後だったら、何気ない普段の景色の中でもいろんな
生き物を想像して見つけ出せそうな気がします。
想像力を掻き立ててくれる、素敵な一冊です。
(どんぐりぼうやさん 30代・ママ 男の子10歳)

5月24日 つながりあいながら、いまここにある

日曜日は『わたしは樹だ』

わたしは樹だ

みどころ

わたしは 樹だ
もう、何百年も 何千年も、ここに 立っている。

屋久島を舞台に、何千年もそこに立ち続けている樹がみずからの命を語ってくれます。
小さなタネだったその樹は、固い岩の上に根をのばし、わずかな土にくらいつき、強く大きな樹になっていく。
「生きる! 生きる!生きる!」
彼はどこにもいけないけれど、とまってはいない。うごきつづけ、うたいつづけている。
その圧倒的な命の存在感を間のあたりにすると、何かが揺さぶられるのを感じます。

だけどこの絵本が教えてくれているのは、この1本の樹の命が、実は光と水、動物や植物、目にも見えないほどの小さな菌、そして命が絶えていった倒木など、全てとつながりあっているということ。そしてまた彼自身も次の命へとつながっていく。世界は全てつながりあって生きている、ということなのです。
こうした事実は、読む者の心に優しく染み入ります。

全体、つながり、バランスなどの意味を含む「ホリスティック」をテーマにしたこの絵本。
樹だけではなく、読んでいる自分自身もまた、あらゆるものとつながり合い、支えあいながら、いまここにあるということについて気づかせてくれます。(続きはコチラ>>>

いかがでしたか?

ページいっぱいに広がる緑や、草木の生き生きとした様子、虫や動物たちの元気な姿を見るのは気持ちがいいですね。子どもも大人もさまざまなお疲れが出ている頃かもしれません。ゆったりとリラックスした気持ちでページを開いてみて下さいね。

秋山朋恵(絵本ナビ)

掲載されている情報は公開当時のものです。
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