【今週の今日の1冊】夏といえばスイカ! みずみずしさ溢れるスイカ絵本で暑さを吹き飛ばそう!
7月27日~8月2日までの絵本「今日の1冊」をご紹介
スイカがとっても美味しい季節ですね。さて、今週のはじまり7月27日はスイカの日! 「7(なつの)2(つ)7(な)(夏の綱)」と読むことができ、この綱というのは、スイカの縦縞模様が綱に見えることが由来なのだとか。たくさんの人にスイカを食べてほしいという意味合いがあるそうです。
絵本の中でも美味しそうなスイカがいっぱい。そしてスイカが出てくるお話はなんだかとっても楽しくなるものばかり。甘くてみずみずしくて、楽しさ溢れるスイカの世界を絵本でも堪能してみて下さいね。
7月27日 「すきだから いっこまるごと かじりたい」
読者の声より
やはり村上康成さんが描くと、スイカも実に豪快です。
おじいちゃんのすいか畑にやってきたうららちゃんとだいちくんが
スイカを収穫し食べるというシンプルなストーリー。
でもその食べ方がダイナミック。
みんなそれぞれ個性があるのですが、
その様子を言葉遊び(文章の最初の文字が「す」「い」「か」)で表現してあるのです。
すきだから
いっこまるごと
かじりたい
画面いっぱいのスイカにかぶりつく様子が圧巻です。
まさしくスイカ讃歌!
すばらしい
いちにちに
かんしゃ かんげき!
さすがは言葉遊びの名手、石津ちひろさん。
この文章を味わえる、幼稚園児以上くらいから、楽しめそうです。
もちろん、スイカの季節に、ね。
(レイラさん 40代・ママ 男の子19歳、男の子17歳)
7月28日 ばばばあちゃんのすいかを大きくする方法とは?
火曜日は『すいかのたね ばばばあちゃんのおはなし』
出版社からの内容紹介
ばばばあちゃんが、すいかのたねを庭にまきました。それを見たねこが掘り出してしまいますが、ただの種だったので「つまらない」と庭にうめもどしてしまいます。いぬ、うさぎ、きつね、ばばばあちゃんがみんなが同じことをしたので、とうとうすいかのたねは「いいかげんにしろ」と怒り出します。そんなたねを「大きくおなり」と、ばばばあちゃんが叱りつけたものだから、さあ大変。悔しくがって勢いよく育ったすいかが、ぐんぐんつるを伸ばし始めたのです!
読者の声より
さとうわきこさんのお話はいつもスカッとします。
今回もばばばあちゃんが豪快!
庭に、すいかのたねをまいたばばばあちゃん。
みんなは気になって何をうめたのか掘りおこすんですが、みんな、つまらんつまらん、ばかり。
ついには、ばばばあちゃんも掘り起こしたら、遂にすいかが怒り出した。
でも、ばばばあちゃん、負けてない。
いいかげんにめをだしておおきくおなり!と一喝。
すると、どうでしょう、伸びる伸びる。
あっという間にすいかがぽこぽこ。悔しかったんですよね、すいか。
しかし、その気にさせたばばばあちゃん、すごいなー。
すいかのたね、まいてみたいです。
(tori.madamさん 30代 ママ 大阪府 女の子6歳、女の子3歳)
7月29日 夏のスイカ割り。さてうまく割れるかな?
読者の声より
すいかわりされるすいかくん。夏って感じですね!
すいかでもやっぱりぎらぎらと暑い夏の日差しは苦手そうです。
なかなかすいかにヒットしませんが、こんなすいかくんだとすいかわりをする気は失せてしまうかも(笑)。たたくよりもいっしょに遊びたくなります。
(みちんさんさん 30代・ママ 女の子3歳、女の子1歳)
7月30日 ぼくはすいかがだーいすき。
木曜日は『すいかのめいさんち』
出版社からの内容紹介
この絵本は神奈川県三浦半島の町がモデルになっています。三浦半島にお住まいの作者と取材に行きました。すいか畑や、すいかを直売している農家をあちことで見かけ、そこはまさしくすいかの名産地。絵本に出てくる下里ファームにおじゃますると、床一面に大きなすいかがびっしり。こんなにたくさんのスイカが並んでいたら、ひとつくらい一人占めしたくなりますよね。そんな男の子の願望がユーモアあふれる絵本になりました。すいかを丸ごと食べたいという男の子の願望はかないませんでしたが、家族みんなで分け合って食べるすいかもおいしいはずです。夏の風物詩ともいえるすいか。絵本を読んだら、すいかを囲んで家族で楽しいひとときをすごしてはいかがでしょう?
読者の声より
すいか天国!
ごろごろ転がる大小さまざまなすいかをおもいっきり食べたいという、男の子の気持ちにすごく共感できました。
一度でいいから、スイカを2つに分けてスプーンですくって食べてみたい。
勢い良くスイカの種をとばしたら、家にたくさんスイカがならないかな~、というのが、昔の私の夢と同じ!と笑ってしまいました。
古き良き日本の家族という感じでほほえましかったです。
(みっとーさん 30代・ママ 男の子6歳、女の子4歳)
7月31日 食べてみたい! ひんやりする青いスイカ
読者の声より
上の子が小さかったときにお気に入りだったこの絵本、下の子も最近、読んでとせがんできます。
暑いのが我慢できずに井戸で冷やしていたスイカを食べてしまったゆうれい。
それが見つかり、弁償する事になりましたが、ゆうれいの国のスイカしかありません。
それは果肉の青い、食べるとひんやりするスイカ。
暑い日が続きますが、そんなスイカ、私もほしい!
人間たちに販売したら、案の定、大繁盛。
子どもも食べるマネをして「さむ~い」なんて言って喜んでいます。
本当にあるといいのにな。
最近、他にも同じシリーズの本があることを知り、順番に読んでいます。
(ヤキングさん 30代・ママ 男の子9歳、女の子4歳)
8月1日 もしも、こんな大きなすいかを見つけたら!?
読者の声より
始めのページで出てくる大きな大きなすいか.こんなすいかを見つけたらありが飛び跳ねて喜ぶ気持ちも分かります.
一生懸命運ぼうとするありの姿がかわいくて,思わずニコニコしてしまいます.ありの巣の中のページは,たくさんのありがいていろんな物があって,息子が食い入るように見つめていました.
この前うちの外でありが何やら運ぼうとしているのを見かけたのですが,この本のありみたいに,みんなで力を合わせてがんばっているところだったんだろうな.
ありの気持ちなって楽しく読める絵本でした.
(てつじんこさん 30代・ママ 男の子5歳、男の子2歳)
8月2日 「さっく さっく さっく」「しゃぽん」
読者の声より
すいかのプールなんて入ったことないのですが、「しゃく、しゃく、」と上を歩く感じや、おじさんがすいかの種をどかしてその穴に体を沈める感じが、とってもリアルに感じて、すいかのプールが懐かしくなってくる不思議な感じがしました。子どもから大人まで楽しめる絵本だと思います。0歳の我が子がもう少し大きくなったら、夏の定番絵本にしたいです。
(ばんちゃ子さん 30代・ママ 女の子0歳)
いかがでしたか。
今年の夏もスイカをたくさん食べて、元気に暑さを乗り切りましょう♪
秋山朋恵(絵本ナビ)
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