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未来の今日の1冊 ~今週はどんな1週間?~

【今週の今日の1冊】十二支のこと、もっと知りたい! 干支の絵本を楽しもう

1月4日~1月10日までの絵本「今日の1冊」をご紹介

2021年は丑年(うしどし)! 子年(ねずみどし)とはガラリと雰囲気が変わる動物の登場ですね。
1月というのは、1年のうちでも最も干支を意識する時期ではないかと思うのですが、十二支の動物たちは、いったいどのように選ばれたのか? また1番から12番までの順番はどう決まったのか? その由来ばなしは何度読んでも何度聞いても興味深いものですよね。ぜひご家庭や学校などさまざまな場所で、子どもたちに教えてあげて下さいね。今週は、十二支の由来が分かる絵本から、十二支の動物たちが登場する楽しい絵本、また「うしの絵本」のおすすめをご紹介します。

1月4日 「今日はこれからうしに登ります」

月曜日は『うしとざん』(2020年の新刊より)

うしとざん

出版社からの内容紹介

なんか気になる、へんてこりんな絵本

「今日はこれからうしに登ります。どのうしにしようかな?」
男は無事「うしとざん」ができるでしょうか。
つかんで ぎゅ! つかんで ぎゅ! 短い前あしの毛をつかんで登ります。
ようやくたどり着いたうしの背中には、なにが待っているのでしょう。。
うしに登って下りてくる、著者の魅力が詰まったへんてこりんな脱力ストーリー。何度も読むうちに、なんか気になって手放せない、そんな絵本の登場です。

 

1月5日 十二支の順番ってどう決まったの?

火曜日は『十二支のはじまり』

十二支のはじまり

みどころ

「正月の朝、御殿にくるように・・・。」神様のこんな話から始まるお馴染みのお話。動物達の順番がどの様に決められたのか、猫はどうして入っていないのか、などがわかりやすく丁寧に描かれています。絵の雰囲気も、文章もオーソドックスなタイプ。干支を覚える為に読んだり、お話会などで読むのにも最適ではないでしょうか。

  

読者の声より

動物達の順番がどの様に決められたのか、
どうして干支とその順番が決まったのか丁寧に描かれています。絵もあるので、疑問がわかりやすく解決できます。難しいところは年齢に合わせて、少し易しめに読んだりはしますが、干支を覚えるのにはいい絵本だと思います。年の最後やお正月に読みたい絵本です。
(☆うさこ☆さん 30代・せんせい 男の子0歳)

1月6日 十二支の由来や意味が詳しく分かる注目の新刊!

水曜日は『十二支えほん』(2020年の新刊より)

十二支えほん

出版社からの内容紹介

十二支の由来や干支の意味が楽しく学べる知識絵本。12の動物が登場する「十二支」。でも、いったいどうして「12」なのでしょう?そのほか、生まれ年の干支の豆知識も満載です。

1月7日 「ねずみ」から「イノシシ」までの楽しい小噺

木曜日は『十二支のどうぶつ小噺』

十二支のどうぶつ小噺

みどころ

『うえきばちです』(BL出版)や「落語絵本」シリーズ(クレヨンハウス)で
人気の絵本作家、川端誠さん。
川端さんの作品には日本の伝統文化や行事を取り上げたものも多く、
十二支に関する絵本も何冊も出版されています。

この絵本も十二支を扱っているのですが、今までとはちょっと趣向が異なる様…。

2人の子どもが落語家さんに「小噺」について聞いています。
「なにかネタをだしてごらん」という落語家さんに、
「では十二支のどうぶつでやってみてください。」とネタを振る子どもたち。
落語家さんは「ねずみ」から「イノシシ」までを使って小噺を披露します。

十二支の名前や鳴き声、生体などを言葉巧みに噺に組み入れて、
披露される12の小噺は、動物をモチーフにしていることもあり、
子どもたちにとって身近に感じること受け合い。
読み終わる頃には、小さな落語家さんがたくさん生まれるかもしれません。

初笑いにオススメの一冊です。

読者の声より

この作品は子どもたちが「小噺(こばなし)」を習うって感じに作られていて、お題が「十二支」でした。
ですので、1冊の中に12話の小噺が入っています。
川端さんの絵で遠目も効きますので読み聞かせに使えなくはありませんが、1冊にいろいろ入っているというのは、聞き手の子どもたちが一度に12個ものお話を聞かせることになるので、インパクトを考えると、ブックトークとしてテーマに合った話を2つ・3つ紹介する方がいいかもしれません。

この作品の中でわたしの一押しは「丑」の噺と、「辰」の噺でした。
特に「丑」の噺はすごい切れ味のある終わり方でした。

(てんぐざるさん 40代・ママ 女の子21歳、女の子16歳)

1月8日 十二支の動物たち、美味しいもの、いくつ食べた?

金曜日は『十二支のかぞえうた』

十二支のかぞえうた

出版社からの内容紹介

「1月1日、1時にねずみが餅食べた。いくつ食~べた?」。文章を『かごめかごめ』のメロディーで歌っていくと、十二支の動物と季節の食べ物、時計の見方が、一度に覚えられます。何度見ても見飽きない、楽しい絵本。

読者の声より

お正月明けの幼稚園で十二支の話を聞いて干支に興味を持ったので
借りてみました。

1月がねずみで、2月はうしというように、十二支が各月順番に登場して
その月の数だけ、その季節のものを美味しそうに食べています。
さすが、さいとうしのぶさん!
食べ物がどれも美味しそうです。

各ページ「いくつたべた?」でしめくくられているのですが
5歳の娘は、その台詞を言ってクイズみたいに楽しんでいました。

干支に親しむきっかけにいい本だなぁって思います。
(あいあいあいこさん 40代・ママ 女の子5歳)

1月9日 くすっと笑えるあったかエピソードがいっぱい

土曜日は『十二支のおやこえほん』

十二支のおやこえほん

みどころ

お正月にピッタリの絵本の登場です。

ネズミのお父さんが子ネズミたちにカメラを向けて、
「はい、チーズ!」
とたんに子どもたちは「たべたい!たべたい!」と大さわぎ。

自分の似顔絵を描いてくれたと大喜びするお父さん牛。
それを見て、「パンダ」を描いたとは言えなくなって困った子牛。

…などなど、十二支に出てくる動物たちの
ちょっぴり切ないくって、微笑ましくもある、
親子のエピソードが登場します。

ヘビさん一家のファインプレーに拍手を送ったり、
竜のお父さんの言葉に、胸をキュンとさせたり、
楽しみ方もいろいろ。
親子で好きな干支のエピソードを教え合うのも面白いかもしれません。

高畠純さんの十二支シリーズは、今作以外にも、
『十二支のことわざえほん』
『十二支のはやくちことばえほん』
『十二支のしりとりえほん』の3冊が出ています。
言葉遊びとユーモア、両方楽しめるシリーズ、オススメです。

読者の声より

十二支のメンバーを覚えてほしいなぁと思って何気なく借りた本でしたが、子どもに大うけでした!

このユーモア通じるんだ!?と意外な発見です。

各十二支にまつわるちょっと面白いお話がいページずつ描かれています。
大人でもくすりと笑ってしまうセンスの良いユーモアもあります。

子どもの一番のお気に入りのページは牛のようです。

絵もどことなくゆるくて愛着がわきます。
じわじわと読み直したくなる不思議な作品です。他の作品も気になってきます!
(キールさん 30代・ママ 男の子3歳、女の子1歳)

1月10日 うしがうしろをふりかえったら?

日曜日は『うし』

うし

みどころ

いきなり登場するのは、うしの後ろ姿。
あ、ふりかえった!
そのすっとんきょうな目で見ているのは、うしろ。
そしてうしろには…うしがいた。
うしろのうしも、同じ目。そして、うしろをふりかえる。
…うしがいる。
そのうしろのうしろのうしもうしろをふりかえると、やっぱり?

なんだ、これは。

「そのうしろのうしろのうしろのうしもうしろをふりかえった
 うしがいた」

これ、永遠に続くの?
開いたページはすでにうしだらけ。いったいどうなるの?

(続きはコチラ>>>

読者の声より

うしがうしろを振り返るとうしがいて…
そのうしのうしろにはまたうしがいて…

とにかくどのページを開いても、うし。
途中からはもう、うしうしうしうしうしうし…!

絵も、文章も、とても淡々としているのですが、その淡々から放たれる衝撃の大きいこと。

はじめの方の繰り返しの表現も、4歳の息子にはとっても心地よかったようで、「うしのうしろにいるうし」が登場するたび、「おんなじ!」と言って喜んでいました。
(「ふふふ・・・絵の構図はおんなじでも、実はちがううしなのだよ。」と大人は心の中でニヤリ)

その分、うしたち(いや、「うしども」ですね)が引きの構図で現れた時は、大人以上に衝撃が走ったようでした。

2回目以降は、「もうしってるよ」と言わんばかりの表情で聞いていましたが。
何度もこの衝撃に出会いたくなるのか、よくリクエストされる本の一つです。


ゆったりした呼吸、驚きの呼吸。
不思議と、こどもと息を合わせて読める絵本です。

(mokumoさん 30代・ママ)

干支の絵本、いかがでしたか。
今年もいよいよ始まりました。

2021年もさまざまなテーマや切り口で、絵本との出会いや発見があるよう尽力していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

 

秋山朋恵(絵本ナビ編集部)

 

掲載されている情報は公開当時のものです。
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