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未来の今日の一冊 ~今週はどんな1週間?~

【今週の今日の1冊】思わず夜空を見上げたくなる宇宙と星の本! 9月12日は「宇宙の日」

9月6日~9月12日までの絵本「今日の1冊」をご紹介

夜にふと空を見上げると、どこまでもどこまでも広がっていく世界。いったいどこまで続いているの? 宇宙はどれぐらい大きいのだろう? あの星まではどのぐらい遠いのだろうか? 考え始めたら、宇宙に興味を持ち始めた子どもたちの頭の中は、きっとたくさんの「?」でいっぱい。大人だって分からないことがたくさんありますよね。
毎年9月12日は「宇宙の日」だそうです。毛利衛宇宙飛行士が日本人として初めてアメリカのスペースシャトルで宇宙に飛び立った日が由来とのこと。

「宇宙の日」を迎える今週は、素敵なイラストや臨場感溢れる写真、楽しく分かりやすい説明で宇宙の不思議を紐解いてくれる本を開いてみませんか。読んだ後には思わず夜空を見上げたくなってしまうはず。

9月6日 世界各国の宇宙情報が盛りだくさん!

月曜日は『宇宙探検えほん』

宇宙探検えほん

出版社からの内容紹介

宇宙に興味はあるものの、なかなか調べるのが難しい宇宙。

太陽系・銀河系の惑星、世界のロケット、世界の宇宙飛行士、国際宇宙ステーション(ISS)、未来の宇宙計画などについて、具体的にわかりやすくリアルイラストと写真を使って図解します。

日本の“はやぶさ”のような探査機は各国で開発されていますが、どこの国の探査機が宇宙のどこまで飛んでいて、何がわかっているかを紹介する「探査機宇宙マップと天体図鑑」。世界のロケット打ち上げ場と「ロケット図鑑」。宇宙飛行士になるにはどうすればいいの?世界の宇宙飛行士を集めた顔写真入りの「宇宙飛行士名鑑」など。

ながめているだけでワクワクする、難しい宇宙図鑑の入門に最適な図鑑絵本です。

読者の声より

小学一年生の息子が、最近になり地球ってどうやってできたのかな?
不思議だねー。宇宙って不思議だねーと突然言い出しましたw
せっかく興味がでたのなら、何か一緒に読めるものをと探したところ、
ネット上でも、オススメしていたので、読んで見ました。

息子も私も宇宙や地球のキレイさに感心。
息子は、1人でも読み返していました。
スゴロクがついていて、親子で楽しみながら読めるのでオススメです。
(りひまるさん 40代・ママ 男の子6歳、男の子1歳)

9月7日 家族みんなで楽しく宇宙を学ぼう!

火曜日は『はじめてのうちゅうえほん』

はじめてのうちゅうえほん

出版社からの内容紹介

家族みんなで楽しく宇宙を学ぼう いつも見ている空。今日はあたまのてっぺんの空の先までじーっと見つめてみよう。
行き止まりがない。その先は宇宙。宇宙のいろんなこともっと知りたくなったよ…。
惑星や星、地球について楽しく学べる絵本。

初めて宇宙にふれる子どもに「宇宙っておもしろいね!」と興味を抱かせるだけでなく、大人が読んでもためになる1冊。

「惑星ってどんな風に並んでるの?」「銀河系ってなぁに?」といった、
子どもが抱く宇宙のナゾをストーリー仕立てで分かりやすく教えます。
宇宙航空研究開発機構のメンバーを監修・制作協力に迎え、
かわいいイラストが大好評の「はじめてのシリーズ」最新作がいよいよ登場!

読者の声より

『いつもみているそら
きょうはあたまのてっぺんのそらのさきまで じーっとみつめてみよう』
『いきどまりがない! そのさきは うちゅう
ずーっとずーっと うちゅう』

宇宙って何?そんな素朴な疑問に、のっけから
POPなイラストとやさしい言葉で答えてくれるこの絵本

タイトルに“はじめての”とついているように
小さな子供でも理解できますし
かと言って、大人が楽しめない訳でもないのです

我々にもっとも身近な宇宙、太陽系
それらの星々の1つづつの紹介は、意外と知らなかった事があったり
大人も「へー」って思いながら読んでいます。

太陽系の紹介のほかには、流れ星と隕石や、ほうき星と流星群
天の川や、人類が宇宙でしていることなど
本当に、宇宙への興味の導入にもってこいだと思います。

小さな子供さんだけでなく、
これまであまり詳しく知る機会の無かった大人にもおすすめの一冊です。
(rittaさん 30代・ママ 男の子3歳)

9月8日 宇宙に関する情報満載! 57のしかけが楽しい♪

水曜日は『どうなってるの? うちゅうとほし』

どうなってるの? うちゅうとほし

出版社からの内容紹介

ビッグバンから宇宙のなりたち、宇宙でおきているさまざまなこと、銀河や太陽系の星々、最新の開発計画まで、宇宙に関する情報満載!57か所のしかけをめくれば、さらなる事実!宇宙のことが詳しくわかります!

  

9月9日 世界各地に伝わる、秋と冬に見られる星座のお話

木曜日は『写真で見る 星と伝説 秋と冬の星』

写真で見る 星と伝説 秋と冬の星

出版社からの内容紹介

人々は大昔から星の美しさに魅了され、さまざまな物語を生み出してきました。星の文人とよばれた巨匠、野尻抱影による星の伝説に、美しい写真とイラストが加わりました。ギリシャ、日本、中国など世界各地に伝わる、秋と冬に見られる星座のお話が9編。
それぞれの星座のくわしい解説、見つけ方なども掲載。
※『星と伝説』(偕成社・刊)を底本としています。

読者の声より

9歳の誕生日プレゼントとして本人の希望で望遠鏡を買った我が家の小3の娘。
月を見ることがほぼでしたが、そろそろ星についてもいいかな~と思っているところです。
この本に書かれているような星と伝説を知識として知っていたら、また星空観測もより面白くなりそうだなと思いました。
(まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子9歳)

9月10日 「火星」の驚くべき写真が満載!

金曜日は『火星は・・・』(2021年7月新刊)

火星は…

出版社からの内容紹介

火星探査ロケットが撮影した息をのむような火星の姿。地球のとなりにある赤い星「火星」の知られざる表情をとらえた、驚くべき写真の連続!

<火星>
太陽系の8つの惑星のひとつ。
地球のとなり、太陽から4番目の惑星。
直径は地球の半分。
火星の1年は、地球の687日にあたる。
1日の気温の幅はマイナス120度から30度くらい。
平均気温はマイナス60度。

9月11日 宇宙は、それほど遠くない!?

土曜日は『うちゅうはきみのすぐそばに』

うちゅうはきみのすぐそばに

出版社からの内容紹介

「宇宙はブラジルより近い」という話を耳にしたことはありますか? 宇宙は、一般的には大気がほとんどなくなる100キロメートルより上空とされています。 直線距離では東京駅から富士山よりも近いんです。 でも、宇宙に行くためには莫大な費用と設備が必要ですから、 すごく遠い場所とされています。 この本では、宇宙は遠い、まるでワープをしなければ行くことのできない所ではないということを感じてもらえるよう、地面から順を追って、宇宙までを描いた絵本です。

読者の声より

印象的な題名に惹かれました。
宇宙開発をする研究者による作品です。
ふうせん宇宙撮影プロジェクトなどを手掛けているだけあって、
風船を手掛かりに、宇宙との距離感を実感させるストーリー。
地上から上昇して変わる景色が興味深いです。
地球と宇宙の境目というところがなるほど、でした。
そう、つながっているということが、案外大きな気づきとなります。
あとがきではさらに詳しい解説があり、こちらも、意外な納得でしょう。
小学生くらいから、宇宙を身近に感じるきっかけに。
(レイラさん 50代・ママ)

9月12日 宇宙を目指す子どもの入門ガイドブックに!

日曜日は『宇宙への扉をあけよう ホーキング博士の宇宙ノンフィクション』(2021年9月新刊)

宇宙への扉をあけよう ホーキング博士の宇宙ノンフィクション

出版社からの内容紹介

「ホーキング博士のスペース・アドベンチャー」シリーズに収録されていた「科学コラム」等を、バージョンアップしてテーマ別に再構成。

新規の「科学エッセイ」が4本追加されている他、アインシュタイン、ハッブル、ニュートン、ガリレオ、ダーウィン、ボルツマン、シュレーディンガー等、関係する科学者の紹介、用語解説なども加わり、宇宙を目指す子どもの入門ガイドブックとしてより充実しています。

2019年に世界で初めて直接撮影に成功したM87星雲の「ブラックホール」を含む、美しいカラー写真も16ページ収録!
またとない最新宇宙ガイドブックです!

選書・文:秋山朋恵(絵本ナビ副編集長)

 

 

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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