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未来の今日の1冊 ~今週はどんな1週間?~

【今週の今日の1冊】敬老の日に。おじいちゃん、おばあちゃんが教えてくれたのは‥‥‥?

9月20日~9月26日までの絵本「今日の1冊」をご紹介

「敬老の日」は、家族や身近な年長者を敬い、健康を願いながら、感謝の気持ちを伝える1日ですね。今週は、それぞれのご家族や日頃お世話になっている方のことを考えながら、おじいちゃん、おばあちゃんが登場する絵本を読んでみませんか? 豊かな人生経験を経てこそ紡ぎ出される言葉や想いは、ぐっと胸に響くものがあります。また、子どもたちとの交流や関わりの中にも大切なメッセージが伝わってくるようです。さて、絵本の中のおじいちゃん、おばあちゃんは私たちにどんなことを教えてくれるのでしょうか。

9月20日 おじいちゃんがかけてくれる、魔法のおまじない

月曜日は『だいじょうぶだいじょうぶ』

だいじょうぶだいじょうぶ

出版社からの内容紹介

小さなぼくが不安な気持ちになると、いつもおまじないの言葉で助けてくれたおじいちゃん。生きていくためのしなやかな強さを育む、心にしみる絵本です。

どくしゃのみなさんへ
おじいちゃん、おばあちゃんをさそって、みんなで、さんぽにでかけよう。ゆっくり、のんびり、あるいていけば、ほら、ぼくらのまわりは、こんなにも、たのしいことがあふれてる。――いとうひろし

読者の声より

10年前、初めてこの本に出会った時、なんて優しいんだろうと思いました。今、読み返してもその気持ちは変わらず、そして読めば読むほど、奥が深いなあと感じます。おじいちゃんと孫のふれあいが淡々と描かれてる内容ですが、この関係がとても大切なことだと思うのです。子供は毎日なにげない生活から、たくさんのことを学んで成長します。こんなおじいちゃんに見守られて優しい時間をすごせたら、子供はきっとやさしい子に成長するでしょう。そして「だいじょうぶだいじょうぶ」という言葉を心に刻みながら一つ一つ乗り越えていく勇気をもらい、子供が成長したら、またその「だいじょうぶ」をおじいちゃんに返していく。親子でも同じですね。作者のいとうさんも、きっとこんな子育てをしていったのではないでしょうか。いとうさんの優しさがにじみでている本です。
「だいじょうぶだいじょうぶ」、これからもみんなにこの本を伝えていきたいと思います。
(みわっこさん 50代・せんせい)

9月21日 観察することの大切さを教えてくれたのは‥‥‥

火曜日は『ぼく、ちきゅうかんさつたい』

ぼく、ちきゅうかんさつたい

出版社からの内容紹介

トモヤは、病気のためにベッドですごすおじいちゃんと「ちきゅうかんさつたいごっこ」をしている。まわりのものをしっかりかんさつして、発見したことを隊長のおじいちゃんに報告するのがトモヤのしごと。土手にたんぽぽが咲いたこと、にがてなクラスメートのことなど、小さな発見をわかちあうよろこびは、ふたりの心をあたたかくつなぎ、トモヤの成長をみちびいていく。

9月22日 72歳になったおばあちゃんがはじめたこととは?

水曜日は『エマおばあちゃん』

エマおばあちゃん

出版社からの内容紹介

72歳で、ひとりぐらしのエマおばあちゃん。ふだんは、しましまねこと静かにくらしています。お誕生日にあそびに来た子どもや孫たちからお祝いにもらった絵をながめているうちに、おばあちゃんは自分でも絵を描いて見たいと思いたちますが…。素朴で、味わい深い絵本です。

 

読者の声より

エマおばあちゃんには 子どもや孫 ひ孫がたくさんいます
それでも みんなが帰ってしまうと 淋しいと思うんです・・・・

話し相手は ねこ そして ふるさとの ちいさな村を夢見るのが 好きでした

みんなからもらった 誕生日祝いの ちいさな村の絵 
でも・・・・・自分の子どもの頃の村とは違うのです

それで 自分で絵を描いたのです(自分が覚えている村の絵を)
とってもステキな絵がたくさんできました

絵の中に ふるさとの 懐かしい友だちや 大好きな景色を たくさん書いて その絵の中に囲まれて エマさんはとても 幸せでした

こんな 自分の幸せを見つけられたエマさんは 最高ですね!
私も 見習いたいです こんな幸せの見つけ方
(にぎりすしさん 60代・その他の方)

9月23日 「さあ、さんしょくの おはぎを つくりますよ」

木曜日は『おばあちゃんのおはぎ』

おばあちゃんのおはぎ

出版社からの内容紹介

秋のお彼岸になりました。きりちゃんは、おばあちゃんといっしょにおはぎを作ります。亡くなったおじいちゃんは、きりちゃんが作ったおはぎが大好きでした……。おはぎを作ることで、ご先祖様や亡くなった家族に思いを寄せるお話です。『おばあちゃんのおせち』『おばあちゃんのえほうまき』に続く第3弾。巻末には、料理研究家・堀江ひろ子さんによる、三色おはぎのレシピがついています。

<ここがポイント>
・行事食を家庭で作る大切さを伝えます
・おいしいおはぎの作り方がわかります
・お手伝いがしたくなります

<編集者から>
巻末のレシピを作ってくれた料理研究家の堀江ひろ子さんは、お彼岸になると、おばあちゃん、お母さん、娘さんも一緒に、四世代でおはぎを手作りしてきたそうです。こんなコメントを寄せてくださいました。
「おはぎができあがると、重箱につめて親戚を回りました。主人の実家にいくと、姑がやはりおはぎを作っていてくれます。祖母から習ったおはぎと、姑が作るおはぎでは、大きさもあんを練る固さも違いますが、どちらもそれぞれにおいしく、子どもたちも楽しみにしていました。残念ながら姑のおはぎは食べられなくなりましたが、祖母と作っていたおはぎは、代々受け継いでいこうと思います」
家庭で行事食を作ると、食べ物にまつわる言い伝えを子どもに語ったり、それぞれの家の味が伝わったりと、よいことがたくさんあります。
ぜひ、おはぎを子どもさんといっしょに作ってみませんか。

読者の声より

おはぎというものに、今まで縁がありませんでしたが、

これを読んでかた、すっかりはまったようです。

私が小さい頃、母が作ってくれたものは

残ったご飯をつぶして、きなこをかける程度でしたが、

このお話は一から作り方が分かります。

それと「おはぎ」と「ぼたもち」の違いがはっかりわかりました。

昔ながらのこういった手作りの食べ物は、

家族代々の味、家族の食のつながりなど、

大事にしていきたいものばかりと感じました。
(ジョージ大好きさん 30代・ママ 男の子4歳)

9月24日 チェクポには、一針一針にこめられた真心が。

金曜日は『チェクポ おばあちゃんが くれた たいせつな つつみ』

チェクポ おばあちゃんが くれた たいせつな つつみ

出版社からの内容紹介

オギが通学鞄がわりに使っているチェクポ(風呂敷状の布のこと)は、おばあちゃんが端切れを縫い合わせて作ってくれたもの。オギは友だちのダヒの新しい鞄が羨ましくてなりません。古びたチェクポをからかわれたオギは、ダヒと大げんか。でも、おばあちゃんの針仕事の姿を思い出したオギは、一針一針にこめられた真心に気づきます。暮らしの工夫や手仕事の意義など、現代が失ったものの大切さに気づかされる絵本です。

読者の声より

ちょっと、涙ぐんでしまいました。
いえ、悲しいのではなく、親をどこか偲ぶ気持ちがムクムクと。

新しいカバンを買ってもらったダヒと、まだ買ってもらえないオギ。二人をつなぐギクシャクした一時の友情を、何の苦もなくさらっと包みこんでしまう「チェクポ」が、素晴らしい。オギのおばあちゃんが 一針ひと針真心こめて縫い上げてくれた。お金では決して買えない、大切なひとの思いを知ることができる良書です。
ドンソン画伯の丁寧な田園の描写が、絵本を見るものの心を温かくします。チュニさんの佳文に友達を懐かしみました。
(もゆらさん 60代・その他の方)

9月25日 この草のなまえ、おじいちゃんしってる?

土曜日は『ぼくの草のなまえ』

ぼくの草のなまえ

出版社からの内容紹介

太郎くんは、プランターの片隅で、小さな草が白い花をさかせているのに気づきます。かわいい草の名前を知りたくて、おじいちゃんに電話をすると……『ざっそうの名前』姉妹編。

 

読者の声より

刺繍の作品で印象的な長尾玲子さんの作品。
クイズのような題名にも惹かれました。
太郎くんがチューリップに水をあげていて、見知らぬ雑草を発見。
おじいちゃんに電話して、その特徴を言って、その名前を教えてもらう物語。
花の色や茎の伸び方、葉の付き方などなど、
ポイントを絞って特定していく様子が、面白いです。
しかも、すべて刺繍で描かれているのですから、すごいです。
おじいちゃんの質問が実に素晴らしいです。
小学生くらいから、この謎ときの醍醐味を体感してほしいです。
(レイラさん 50代・ママ)

9月26日 春夏秋冬、様々な難題をあっと驚く方法で解決!

日曜日は『あたまをつかった小さなおばあさん がんばる』

あたまをつかった小さなおばあさん がんばる

出版社からの内容紹介

1970年の刊行から長く読み継がれてきた傑作童話『あたまをつかった小さなおばあさん』の続編が登場です。日々の暮らしのちょっとした不便や困ったことを頭を上手に使って(ときにはとんちんかんに見えるやり方で)切り抜けてきたおばあさんですが、今作も様々な難題をあっと驚く方法で解決していきます。春夏秋冬、どのお話も愉快で笑い転げること間違いなし、いつもご機嫌なおばあさんからたくさん元気がもらえます!

読者の声より

傑作童話で有名な「あたまをつかった小さなおばあさん」の続編です。
これは親世代にも嬉しいかもですね!
小学校低学年のお子さんの一人読みにも、未就学児への読み聞かせにも、ぴったりな楽しい1冊に思います。
イラストもほんわかしていていいですね~!!
(まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子9歳)

選書・文:秋山朋恵(絵本ナビ副編集長)

 

 

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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