【絵本クラブ】vol.11 1年の始まり!1月のお届け内容を紹介します!
2017年も残りわずかとなってきましたね。みなさん大掃除はもう始めましたか?クリスマスが終わってから、という方もいらっしゃるかもしれませんね。
大掃除の途中で、いつの間にかアルバムをめくって思い出に浸っていたり、本棚の整理をしていたら読みふけってしまっていた、なんていうのは、大掃除のあるあるかと思います。でも、そうやって一年を振り返ってみると、毎日見ていると気づかなかったお子さんの小さな成長を改めて実感できてうれしいものですよね。
絵本クラブでは、毎月年齢に合わせた絵本・児童書をお届けしておりますが、0歳から6年生まで利用すると、約300冊の絵本・児童書に触れることになります。膝の上に抱っこしてよみきかせをしてあげていたのに、いつの間にか言葉を話せるようになり、文字が読めるようになり、そして、絵本から幼年童話、児童書へと、本棚を眺めるだけでも成長が見えてくることでしょう。
今回は、そんな絵本クラブで1月に配本を予定している作品をご紹介いたします!
なお、お届けは1月下旬予定ですので、しっかりお掃除の終わったお部屋で楽しんでくださいね!
教えて!定期購読サービス「絵本クラブ」1月はどんな絵本が届く?
ダジャレの効いたリズム感たっぷりの文章と、ユーモアたっぷりのおでん達の絵に、自然と笑ってしまいます。きっと心も体も温めてくれますよ!
絵本クラブ 1年生コース(1月)
寒い季節に読んでいてあったまる☆
本のタイトル通りあるおでんの家族がおんせんランドへ行きます。
そこには、おしるこの湯にクリームシチューの湯、ラーメンの湯さまざまな温泉があります。
さつまあげさんやたまごさんがおしるこの湯に入ったり、豆腐の家族は、みんな一緒に入ろうとしないし、おぞうにの湯にはすごいのが入ろうとする・・・何度読んでも同じ所で笑ってしまいます。
私は、子どもの通っている学校で読みボランティアをしているんですが、この季節になると必ず何処かのクラスで読んでいます。
(魔女ちゃんさん 30代・三重県松阪市 女11歳、男9歳)
何でも望みが叶うとしたら…を考えて苦笑。
“お酢の壺にすんでいたおばあさん”なんて☆
タイトルと表紙に魅かれ 読まずにはいられませんでした。
作者のルーマー・ゴッテンさんの家で語り継がれてきたお話だそうで
そのせいか 言葉による描写から
楽々とおはなしの情景を思い浮かべる事ができました。
お話は 小さな幸せを感じながら つつましやかに…
お酢の壺のような形の家で暮らす(1ページ目でこの謎はあきらかに…笑。)
心優しいおばあさんが主人公です。
そんなおばあさんでさえ簡単に望みがかなえられるとなったら
とことん欲があふれでてしまうんです。
多分自分でもそうなってしまうんだろうな…
なぁんて 苦笑しながら読みました。
こんな悪い!?おばあさんに変わってしまったら
懲らしめられておしまいになるのが 昔話の定番…ですよね。
とっても優しいおばあさん…だっただけに
それではなんだか可哀そう…って思っていたら
納得の結末にホッとしました。反省し 心から「ごめんなさい」と謝るおばあさん。
きちんと謝ることの大切さを感じました。
(西の魔女さん 30代・ママ・福岡県福岡市 女14歳、男10歳)
絵本クラブ 5歳コース(1月)
ほしいな、こんな隠れ家
私が子供のころ、本嫌いの弟が当時珍しい絵本専門店で、なんとか探した本です。だけど、私のほうが楽しく読んだ覚えがあります。庭にたいさんぼくの木を植えて、それが、大きく育ち、やがてその木の上に自分だけの家を作る。それを読んで、我が家の木を眺め回したものです。木登りすら苦手な運動音痴の私が、本当にほしいと憧れた家でした。
やがて、息子が生まれ、一緒に図書館でその本を探しました。そのときは、閉架フロアにしまいこまれていましたが、私が借りたことにより、皆の目に触れるようになり、その後、この本が、おすすめコーナーに置いてあるのを見て、とてもうれしく思いました。子供の想像力を広げるこの本を
子供ばかりか、大人の皆さんにもお勧めします。
(まめたろうさん 30代・愛知県知多市 男7歳、女1歳)
ここまでやってくれると、とっても楽しい!
雨の日、家のなかでくさっている息子ピートのために、お父さんは、ピッツァを作ります。もちろん。息子をピッツァにするんです。
まず、テーブルにのせ、こねて、引っぱって、生地回しをして・・・。小麦粉の代わりにベビーパウダーをかけたり、トマトの代わりにゲームのコマをのせたり。このお父さん、なかなか凝ってる。そこが面白い!
最後に出来上がったピッツァを切ろうとすると、ピッツァ(ピート)が逃げ出します。追いかけっこの始まり。お父さんがやっと捕まえると、外は雨がやんで晴れまが。
元気になったピートは外へ遊びに行きました。
すごく面白そうなので、今度、雨が降った日に、我が家でもやってみようかと思います。
(てんぐざるさん 30代・埼玉県久喜市 7歳、3歳)
絵本クラブ 4年生コース(1月)
冒険かな
分厚い本で、とっても読み応えがある本です。
ドリトル先生がとってもおもしろく描かれています。
ただの旅行ではない冒険旅行なんだけどドキドキ感が忘れられないかもしれません。
この本は、ソフトカバーのものもでていますが大きいサイズの本が
良いのではないかとも思います。シリーズもあってとってもいいですよ。
(だいちゃんのママさん 30代・ママ 男の子12歳、女の子10歳、女の子8歳)
アヤカシが通う薬局
小学校中学年向けとあり、今まで読んだ中で一番長い本でした。
数日かけて読んだ母に対し、息子は夢中で2日で読み終わりました。
おもしろくていっぱい読んだそうです^^
最近すっかりお客が減ってしまったアカシヤ薬局が閉店セールを行うのですが・・・
宣伝のチラシでは「アカシヤ」ではなく「アヤカシ」つまり「ばけもの薬局」と書いちゃって、来る客来る客ばけものばかりというおもしろいお話でした。
ケチなさくらさんとお供のフクノ介と味のある化け物たちのやりとりがなんだかおもしろく暖かくて、中には切ないお話もあり、1冊でものすごく満足できる本でした。
(Yuayaさん 20代・ママ 男の子8歳、女の子5歳)
ヨゼフが赤ちゃんの時におじいさんが作ってくれたお気に入りのブランケット、ヨゼフの成長とともに古くなったそれは、おじいさんの手によって次々と新しい物に変身していきます。物を大切にする心を教えてくれる作品です。
絵本クラブ パパ向け4歳コース(1月)
絵本の隅々まで楽しめます。
この絵本は、本の隅々にまで物語が隠れているので、何度も見て楽しめます。
物語は、ヨゼフが赤ちゃんの時に、おじいちゃんがブランケットを縫ってくれて、それが成長とともに、小さくなり、ボロボロになる度に、おじいちゃんのところへ持ち込まれ、ジャケットになり、ベストになり、ネクタイになり、ハンカチになり、最後にはボタンになりますが、ボタンが取れた時に、とうとう落としてなくなってしまいます。
なくなったものは、さすがのおじいちゃんでもどうすることもできません。
すると今度は・・・、ヨゼフが、ぼくとおじいちゃんのこの物語を書くのです。これで、永遠に残るのですね。
お気に入りの布が、どんどん小さくなるので、最後は一体どうなるものかと心配になりましたが、とっても素敵な終わり方で気に入りました。
物語とは、別に、おじいさんの家の床下に住む、ねずみの物語、また、二階の住人の物語も絵から読み取ることができるという、心憎い作りになっています。
リズムのある文章といい、隅まで見逃せない温かみのある絵といい、すごく楽しめる絵本です。とっても得した気分になること間違いなしです。
(はなしんさん 30代・千葉県市川市 女5歳、男3歳)
いかがでしたでしょうか?
絵本クラブでは、お申し込みの翌月から配本がスタートします。
1月からの配本をご希望の場合は、12月31日までにお申し込みを!
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