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幸せの絵本ー大人も子どももハッピーにしてくれる 絵本100選

パリの街並み満載!『げんきなマドレーヌ』

この連載記事は、絵本ナビから生まれた絵本ガイドブック『幸せの絵本ー大人も子どももハッピーにしてくれる 絵本100選』の内容を期間限定でご紹介していく企画です。

 

読むと幸せな気持ちになれる絵本を、絵本ナビに寄せられたみんなのレビューでご紹介しています。

 

ベストセラー絵本ガイドブックをまるごとお見せする太っ腹企画をお楽しみください。

 

仲間で苦楽を分かち合う幸せ

ひとりより、ふたり。ふたりより、たくさんの仲間。
力を合わせて・・・ばかりでもありませんが、わいわいやりましょう。

パリの寄宿舎に先生と12人の女の子が暮らしていました。
そのなかでいちばんのおちびさんで、ものおじしない子がマドレーヌ。
ある晩、マドレーヌは盲腸炎にかかり、痛くて大声で泣きます。救急車で病院に運ばれて手術をし、入院してしまいます。
先生のミス・クラベルと11人の女の子達は、手に花を持ってマドレーヌのお見舞いに行きます。
病室はお見舞いの品がいっぱいで楽しそう。おなかの手術のキズをみんなに見せるマドレーヌはなんだか誇らしげ・・・。
その真夜中、ミス・クラベルがみんなの部屋に行ってみると・・・。
 

<みんなの声から>

すみずみまでがみずみずしい


(サラミさん 20代・ママ・兵庫県芦屋市  女3歳)
 
子供にとってはかなりの大きさをもつ、濃いグリーンの絵本。小さいころから大好きで、忘れられない一冊です。
大きな本の大きな1ページが、「ふっても、」「てっても」と贅沢にたったひとことのために費やされる新鮮さに、おとなになったいまでも心が躍ります。
「せんせいのミス・クラベルは、なにごとにもおどろかないひとでした。」うん、そうだろうな。と思わされる、橋の欄干の上のマドレーヌの元気な姿に動じるふうもない先生のりんとした後姿!子供たちを信頼し、子供たちからも信頼され、そしてそれがつくりごとでないことが、「つくりばなし」の中なのに、現実以上に現実的です。こんな先生がいらっしゃったら、子供たちはきっと幸せですよね。

 

マドレーヌが主役のはずなのに、実はこの本ではそんなにマドレーヌのセリフはないんですよね。どちらかといえば描写が多いのに、なのにつまらなくない。説明的でもない。
きっと、その描写が「子供の視点」で書かれているからだと思います。だって大人なら、天井のしみをウサギと思うでしょうか?思ったとして、それをわざわざ本筋と関係ないのに1ページ割いて書こうと思うでしょうか?

子供の気持ちで書かれた、子供の目線の本であること、それがマドレーヌシリーズの人気のいちばんの秘密じゃないかなって思います。

 

素敵な絵本です!


 (秀のママさん 30代・愛知県名古屋市  男4歳)

 

 パリの色々な景色が描かれていたり、寄宿舎の生活が描かれていたり、優しい気持ちで読み終えました。
寄宿舎での集団生活が可愛く描かれていたでしょ、これって年少の息子に読んでもらって良かったなと思いました。
みんなと一緒は集団生活で大切なこと、たまに病気して休んだりするから、新鮮なんだって、教えられた気がします。
最後に残りの11人が「盲腸だから切って・・・」っていう所、子供心がとっても可愛いです。
息子も次のページを自分でめくるほど、お話のすすめかたがうまいなーって思いました。

<作者紹介>

ルドウィッヒ・ベーメルマンス


1898年オーストリア生まれ。16歳でアメリカに渡り、ニューヨークのホテルで働きながら絵を学ぶ。1939年よりマドレーヌシリーズを発表。「マドレーヌといぬ」(福音館書店刊)でコルデコット賞を受賞。1962年没。 
 

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掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部

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