あかちゃんは「おかお」が大好き【0歳児におすすめの絵本】
あかちゃんは「おかお」が大好き。目と鼻と口がついていれば、どんなものにもそこに「おかお」を発見してしまいます。笑ったり、驚いたり、悲しんだり、くるくると変わる色んな表情が登場するおかお絵本で一緒に楽しんでくださいね。成長とともに表情が豊かになっていく我が子の様子を見られるのも魅力的ですね。
いろいろな表情を一緒に楽しんで!
まあるい形に目がふたつ。
鼻がひとつに、口もひとつ。
これだけであっという間に・・・「かお」の出来上がり!
口が大きく開いて「たのしい顔」、ヘの字になれば「かなしい顔」。
目がつりあがって「おこった顔」、眉毛もさがって「こまった顔」。
ふしぎ、ふしぎ!
パーツは一緒なのに、形がちょっと変わるだけで、こんなにも表情がくるくる変わっちゃう。
さて、甘いものを食べた時にはどんな顔になる?
いたずらする時には?
ママの顔はどんな顔?パパはどの顔に似ている?
あかちゃんは「かお」が大好き!
だから、ページをめくるたびに色んな「かお」が登場するこの絵本。楽しくて仕方がないはずです。
そのうちに大好きな「かお」のページができたり、まねっこしはじめたり。「ママ」なんて指さしをはじめたりして!
そんな様子の変化を見られるのも、絵本を読んであげる時の醍醐味ですよね。
作者はあの柳原良平さん(「アンクルトリス」と言えばピンとくる?)。小さい子どもたちに向けた絵本もたくさん手がけられているのです。だけど、色合いといい、軽妙な線といい、そのセンスの高さに大人もついつい顔がほころんでしまいます。
さあさあ、最後はみんなの「いいかお」を思いっきり見せてくださいね!
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
耳に心地よいリズム感とかわいい表情!
まんまるなページを開くと、まんまるなあかちゃんの顔
かわいいかわいい、わたしのあかちゃん。ふっくらくまさん、こんにちは。にこにこにっこり、いいおかお。ぽんぽんボール、たのしいね。あれあれ? これはきにいらない? やっぱり、おなかがすいたのね。最後のページをひらくと......だれもがおかあさんになっちゃう絵本です。
おつきさまの「いいおかお」といったら…
濃い紺色の夕闇の中で、三角屋根のおうちにあかりがつきます。
屋根の上に1匹、下に1匹のねこのシルエット。
「よるになったよ ほら おそらが くらい くらい」
「おや やねのうえが あかるくなった」
「おつきさまだ」
だんだん姿をあらわす、黄色くかがやくおつきさま。
もう1匹のねこも屋根にかけあがり、2匹の影はおつきさまを見あげます。
「おつきさま こんばんは」
目をふせて屋根の上に顔を半分だした、おつきさまの「いいおかお」といったら。
小さな絵本のまんなかに、本当に月がのぼったようです。
読んであげると、ページをめくるたびに、幼い子がいきいきと反応することにおどろきます。
雲に遮られおつきさまが泣きそうな顔をすれば、子どもも心配そう。
雲がいってしまえば、あーよかったとほっとします。
子どもは胸をときめかせて、おつきさまをながめ、「こんばんは」をするのでしょう。
今宵もまた、夜空を見あげれば、おつきさまに会える幸せ。
「こんばんは」「こんばんは」って互いにごあいさつする幸せ。
1986年発売以来、たくさんの子どもたちに支持されてきた本。
林明子さんの傑作の一つに数えられるあかちゃん絵本です。
裏表紙もかわいいですよ。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
あかちゃんの「おかお」写真が登場!
かわいいおかおと、しあわせなきもちがいっぱいつまった絵本!
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