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岩崎書店 イチオシ新刊 PICK UP

3歳から育てる図形感覚! 『ぴたっとへんしんプレタングラム』で脳育てをしよう!

小学生の算数で習う「図形」の理解に役に立つのが、物の形や特徴を理解する「図形感覚」です。実は「図形感覚」は、遊びの中で育てることができるって知っていましたか?

『ぴたっとへんしんプレタングラム』は、遊びながら図形感覚を育てるのにピッタリの絵本なのです。その遊び方や効果をご紹介しましょう。

ぴたっとへんしんプレタングラム のりもの

三角や四角の5つのパーツで、車やヨットの形を作ろう!

タングラムとは、三角や四角のパーツで乗り物などの形をつくるシルエットパズルで、古くから知恵を伸ばす玩具として知られています。
子どもが遊び感覚ででき、考える力・集中力を伸ばすトレーニングになり、図形感覚を養います。

本シリーズは各巻ごとにパーツの形・数を変えたオリジナル版!
本に乗り物などの形の溝があり、そこにパーツをはめこんでいく仕組み。ついはめてみたくなるので、子どものやる気を引き出します。
5つのパーツで作れる形は無限大!
溝にはめ終わったら、自分でいろいろな形を作ってみましょう。

ぴたっとへんしんプレタングラム どうぶつ

『ぴたっとへんしんプレタングラム のりもの』よりも、1つパーツが多くなりました。6つのパーツで、かわいいどうぶつをたくさん作ってみましょう。

『ぴたっとへんしんプレタングラム』でのりものやどうぶつを作ろう♪

『ぴたっとへんしんプレタングラム』の遊び方を紹介します。

タングラムってなに?

「タングラム」は、中国やヨーロッパで古くから遊ばれていたパズルで、正方形を5つの三角形と2つの四角形に切り分けたパーツを使って、いろんな形をつくる知恵遊びです。

『ぴたっとへんしんプレタングラム』 は、「のりもの」と「どうぶつ」でそれぞれピースの形や数を変えた、オリジナル版なのです。

STEP1●表紙からパーツを取り出そう!

まずは表紙を見てみましょう。「くるま」や「どうぶつ」の部分が、三角や四角のパーツに分かれています。
このパーツを、全部表紙から取ってみましょう。

くるまのパーツは5つです。同じ大きさの三角形が3つ、正方形が1つ、台形が1つに分かれています。
ねこのパーツは6つです。同じ大きさの三角形が2つと長方形が2つ、正方形が1つ、大きさの違う長方形が1つで作られています。

STEP2●パズルの形に合わせて、パーツをはめていこう

絵本をめくると、楽しい文章と絵が描かれています。でも、絵の部分が真っ白! ここに表紙から外したパーツをはめて、絵を完成させてみましょう。

パーツをはめる部分は、溝になっています。正解の場所では、パーツがぴたっとはまるので楽しくなっちゃいます♪

自分で好きなものを作ってみよう!

絵本にあるパズルは、表紙もふくめて5種類です。繰り返し遊んで慣れてきたら、今度は絵本に載っていない形を作ってみましょう。

裏表紙にはヒントが紹介されています。パーツを自由に組み合わせて、いろんなものを作ってみてください。組み合わせは無限大! おもしろい形ができあがったら写真に撮って、オリジナルプレタングラムとしてコレクションしても楽しめます。

『ぴたっとへんしんプレタングラム』で育つ3つの脳力

『ぴたっとへんしんプレタングラム』 で遊ぶことで育つ、3つの脳力を紹介します。

じっくり絵を見る「集中力」がつく!

穴が空いていたら、キレイにうめたくなってしまうのが子ども心。バラバラになったパーツと、白いパズルのページを見たら、すぐに「これではめてけばいいんだ!」と理解して、遊び始めることでしょう。

ところが、やり始めてみると一筋縄ではいかないのが、 『ぴたっとへんしんプレタングラム』 のポイント。

パーツは、いつも同じ方向ではまるわけではありません。パーツの上下を入れ替えたり、左右で向きを変えてみたりしないと、全部のパーツがぴたっとはまらないのです。自分が思っていた通りにパーツがはまらないことがわかると、子どもは「どうしたらいいんだろう?」と、絵やパーツをじっと観察しはじめます。これが、子どもの「集中力」を育てるのです!

実際にパーツをさわることで「図形感覚」が身につく!

「絵を完成させたい」と思った子どもは、パーツをいろいろ動かして、なんとか溝にはめてみようとします。そのときに、上下を入れ替えてみたり、左右にひっくり返してみたりと、実際に自分の手でパーツをいじります。
その「手でパーツをさわること」が、図形感覚をつけるのに一番大切なポイントなのです!

実際にパーツをさわると、とがっているところがいくつあるか、組み合わせるとどんな形になるのかがわかります。つまり、「目」と「手ざわり」という感覚で、図形の特徴を覚えることができるのです。特に小さな子どもの場合は、実際にさわる経験がとっても大事。

形をいろいろと組み合わせていく中で、「三角を2つにすると、大きな三角になる」ことや、「三角を逆さにくっつけると、四角になる」ことを発見できたらしめたもの! 遊びの中で、図形を見る目が育ってきている証拠です。


「図形感覚」が、すぐに小学校の算数の成績に結びつくわけではありません。しかし図形に触れた経験があれば、図形を前にしても苦手意識が先に立たずに、「まずはやってみよう」という気持ちになるでしょう。

 

どうすれば完成するのか「考える力」がつく!

形の組み合わせ方をつかむと、ますますパズルがおもしろくなります。より早く完成させるために、組み合わせ方を考えるようになり、遊べば遊ぶほど手際もよくなっていきます。

 

うーんと考えたらできた♪ 『ぴたっとへんしんプレタングラム』をやってみた動画も公開中!

 

いかがでしたか?

3歳〜就学前の幼児期なら、純粋に「遊び」として図形を楽しむことができ、自由な発想でどんどん遊びを広げていくことができます。絵本の文章といっしょに、図形遊びもできる「ぴたっとへんしんプレタングラム」シリーズは、プレ小学生におすすめ。小学校受験対策にも役立ち、楽しいおもちゃとしてクリスマスプレゼントにもぴったりです。

 

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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