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「絵本ナビえいご」アドバイザー・正頭英和先生インタビュー

「絵本ナビえいご」アドバイザーに正頭英和先生が就任!

正頭英和先生に聞く「これからの英語教育」とは?

月額980円で英語の絵本を約1,000冊読めるアプリ「絵本ナビえいご」。

ただ、たくさんある絵本の中からお子さんの英語力に合った絵本を探したり、英語力をつけるための絵本のピックアップ方法を考えたりするのはなかなか難しいものですよね。

 

私たち絵本ナビも、「絵本ナビえいご」をお子さん、ときには大人の英語学習に役立ててもらいたいと考えています。

そこで「絵本ナビえいご」アドバイザーとして、正頭英和(しょうとう・ひでかず)先生にご協力いただくことになりました。

正頭 英和(しょうとう・ひでかず)

2019年に、日本人の小学校教員として初めて「Global Teacher Prize(グローバル・ティーチャー賞)」トップ10に選出され、「世界の優秀な教員10人」で選出される。著書に『子どもの未来が変わる英語の教科書』(講談社)など多数。

正頭先生は2019年、「教育界のノーベル賞」と呼ばれるグローバルティーチャー賞(Global Teacher Prize)トップ10に、世界約150カ国・約3万人の中から、日本人小学校教諭で初選出されています。

AI時代・グローバル時代の教育をテーマにした講演も多数行う正頭先生に、これからの英語教育について、「絵本ナビえいご」を使った英語学習の方法についてなど、たっぷりうかがいます!

「教育界のノーベル賞」で、日本人小学校教諭初のトップ10に!

※写真はイメージです

「グローバルティーチャー賞(※1)」は世界的には非常に知名度のあるもので、「教育界のノーベル賞」なんていうふうに言われたりします。日本ではほとんど知られていないのが非常に残念なのですが、知っている人の多くは僕の名前と紐づいているのではないでしょうか。

 

僕は2018年に友人がトップ50まで残ったことでこの賞の存在を知り、別の知人から推薦していただいて挑戦してみようと考えました。

そして挑戦したGlobal Teacher Prize2019ではマイクロソフト社のマインクラフトを活用した英語での授業が評価され、アジア人で唯一トップ10に残りました。意外なことに、ICTを活用した授業で注目を浴びた先生は、その当時は僕だけだったんです。

 

トップ10に選ばれるのはとても名誉なことでして、僕と同じときにノミネートされた先生方は世界を変えていくためにどんどん活躍し、各国で教育を所管する行政機関の要職などに就いています。ですが、日本ではまだまだ知名度が足りなくて……。

これから「グローバルティーチャー賞」に挑戦する人たちに寂しい思いをさせないためにも、少しでも日本国内で賞の認知度を上げて、教育者の価値を高められる活動もしているところです。

※1)グローバルティーチャー賞 Global Teacher Prize

世界中から優れた教育者を選ぶ、教育界の中で一番大きな賞。イギリスの実業家、サニー・ヴァーキー(Sunny Varkey)氏によって設立された財団が主催し、優勝賞金は100万USドル。トップ10に選出された教育者は、UAE・ドバイで開かれる世界最大級の教育系フォーラムのVIPゲストとして招かれ、模擬授業やパネルディスカッションを行った後、優勝者が決定する。過去にはローマ法王が来賓されたことも。

親世代の英語学習法の常識は、子ども世代にマッチしません!

※写真はイメージです

日本の小学校でも1人1台の端末環境が普及し始め、一般的になりつつあるICTを活用した学習法ですが、皆さんのなかには「なんだかゲームみたいで……。本当に勉強になるの?」と疑問視される方がいらっしゃるかもしれませんね。

 

英語学習の分野でお話しすると、これまで学校からの宿題というのは基本的に「読む(リーディング)」「書く(ライティング)」、いわゆる文字ベースのものしかできなかったんですね。これは中1から高3まで全部同じ。学校側としては「聞く(リスニング)」課題を与えたいけれども、音源をどうしたらいいのかわからない……そんな状況でした。学生時代、NHKの『基礎英語』で勉強された方もいらっしゃるかと思いますが(僕もその世代です!)、当時はそういった形でリスニング力を養うしかなかった。親世代の英語学習は、みんなこんな感じだったはずです。

 

英語習得にはやっぱりリスニングが一番土台にあって、「聞く」というところから何もかもスタートしていくんですが、今の時代、別の選択肢としてあるのが、動画配信サービスだったり、学習アプリだったりするんです。

英語学習は、ICTとの相性がいいんです!

今はテクノロジーが進化してきたので、アプリなどを使って発音を聞くことができます。1人1台の端末環境を備えた学校でしたら、Microsoft PowerPoint などに音声を吹き込んで「これを聞いてきなさい」という課題を与えたり、あるいはアプリで「録音して提出しなさい」というような音読の課題を出したりもできるようになりました。 ICTの進化によって、英語学習の幅はぐーんと広がっていった印象です。

 

学習系のアプリでは、英語のカテゴリーが圧倒的に多いんですよね。

それは世の中のニーズが高いということもありますが、英語学習はアプリとの相性がいいということもあります。今までやりたくてもできなかったことが、アプリだったら簡単にできるんですから。  

 

親御さんには学習アプリをはじめ、ICTを活用した学習法を逃げずに検討していただくことが大事な気がしています。 結構「自分がわからないから避けちゃう」っていうご家庭も多いんですよね。

とかく新しいものはそうなりがちで、「知らない」と「嫌い」って非常に近い感情なんですよ。アプリやタブレットで勉強させるのがすごく嫌いな保護者の方は、よくよくお話を聞いてみると、ただ「知らない」だけなんです。そこは丁寧に説明していくことが大事なんだろうなと、個人的に思っています。

(連載2回目に続く)

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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