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かわいくって機能的! 今、はじめたい「ぞうり育」 

子どもの集中力を高めるには、“足の指”を使うのがポイント

ライフスタイル 2019-05-31 連載
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スマートフォンやテレビゲームなどデジタルツールが身の回りに当たり前のようにある現在。子どもへの影響が気になりつつ、ついつい長時間与えてしまっているお父さん、お母さんも少なくないのではないでしょうか。

 

本来、子どもの成長には外で走り回ったり元気いっぱいに遊んだりすることがとても大切です。とくに、足や足の指を使うことが、子どものからだや脳に大きく影響し、集中力も高まるそうです。

子どもの脳と足の関係について、先生に聞いてみました。

教えてくれたのは…

原田 碩三(はらだ せきそう)先生


兵庫教育大学名誉教授。これまで20万人の足裏を調査「ケンコーミサトっ子」の開発者。

「お母さんと子どものための 足からの健康づくり」、「遊び保育のすすめ」「わんぱくのすすめ」(以上、中央法規)「新版幼児健康学」(黎明書房)など多数。

スマホの操作やゲームばかりしていると体や脳に悪影響があることも。 スマホやゲームとの向き合い方を考えるとともに 日々の生活のなかで足の指を積極的に動かすように心掛けましょう。

兵庫教育大学名誉教授の原田碩三先生によると、スマートフォンやゲームなどのデジタルツールばかり使っていると、脳の血流が下がり、脳の発達が悪くなることがあるといいます。

大人でも、長時間ゲームをしたり、ずっとスマホをいじったりすると頭がぼーっとすることはありませんか?これは、脳の血流が悪くなることが一因しています。

 

なかでも前頭葉の血流が悪くなることがあります。前頭葉は、人が行動を開始したり、抑制したりする機能があり、人間らしい落ち着きや、考える力、判断する力などをつかさどる、子どもの成長にも大きく関わる場所です。

幼少期はとくに神経が発達する時期。足の指を使って脳の発達を助けましょう。

子どもは、とくに幼少期の頃に神経の連絡が一番発達する時期といわれています。この時期には、運動量や運動の質によって脳の発達にも大きく差が出るなど、さまざまな影響があります。

では、脳の働きを活性化させるためには、どういったことが効果的なのでしょうか。

 

それはずばり、足の指を動かすこと。というのも、足は心臓から一番遠い場所にあるうえ、心臓よりも低い場所にあります。心臓から送られる血液を心臓に戻すことで体全体の血流がよくなり、脳の血流も活発になるため、足や足の指をしっかりと動かして血液循環をよくすることが必要なのです。

また、脳の血流が悪いと、イライラしたり暴力的になったり、興奮しやすくなるなどの症状が出ることがあります。逆に血流がよければ自然と集中力がつき、ひとつのことに没頭して取り組むことができるのです。

足の指をしっかり使う子どもは集中力が付きやすくなるんですね。

足の指を簡単かつ効果的に使うのには、草履を履くことがおすすめ。

このように脳と足の指には深い関係がありますが、残念ながら現代の子どもの足の指の力は運動不足などによって低下している傾向があるそうです。原田先生から、足の指を積極的に動かす方法を教えてもらいました。

  • 芋虫歩き
  • 足の指じゃんけん
  • 足の指握手 など
芋虫歩き
足の指じゃんけん

これらは親子で一緒に遊びながら行うのがおすすめです。楽しみながら足の指を意識的に動かすことを心掛けてみましょう。

そして、一番簡単な方法が「草履(ぞうり)」を履くことなんです。

 

草履を履いて歩くときに、鼻緒を足指でつかんで歩きます。そのため、草履を履いて過ごすだけで「芋虫歩き」や「足指じゃんけん」と同じ足指を動かす動作が自然と繰り返し行えるのです。

絵本ナビもオススメ!ぞうり「ケンコーミサトっ子」

紙に映した、浮き指のある足跡

草履を履くと1分間に50回以上も足の指を曲げ伸ばしすることになり、脳の働きも活性化され「集中力」が付きます。いつも履いている靴やスニーカーを草履に替えるだけで、足の指を効果的に動かすことができるのです。

さらに、からだの歪みも改善したり、土踏まずの形成を促し、浮き指(*)を改善します。すると自然に、指や足全体の筋力が強くなります。

 

(*)浮き指とは足の指を濡らして乾いたところに立ち、足跡の形を見たとき、すべての指のあとが付かないこと。足の指を使わない生活を続けていると、この浮き指となる傾向があります。

原田先生によると、小さな子どものうちから足の指をしっかり動かせるような習慣や環境作りを大人がしてあげると、からだの形成はもちろん、自然と集中力がつく脳が育つといいます。

まずは、テレビゲームやスマホなどではなく、「ミサトっ子草履」でたくさん歩いたり、外で元気に遊んで、足の指やからだを動かすことの楽しさを親子で一緒に見直してみませんか。

絵本ナビスタッフとその子ども二人(10歳と5歳)も「ミサトっ子草履」履いてみました!

スタッフMさん

 

ママは、外反母趾気味の足なんですが、指が広がってとても歩きやすかったです。また、履いてて何より気持ちいい!これなら普段使いできます。

子どもたちは、草履を履いたことのない子で、

最初はおっかなびっくり歩いてましたが、すぐに慣れてくれました。

娘は鼻緒のデザインがお気に入りです。

子どもと3人でミサトっ子草履をはいていたら、『わー草履?おしゃれでいいねー。』って声をかけられましたよ。

「ミサトっ子草履」に、はらぺこあおむし柄★新登場!

(18cm)ケンコーミサトっ子 草履 はらぺこあおむし ほし(花紺)

世界中で愛されている絵本『はらぺこあおむし』柄が登場しました。

絵本好きな子どもにオススメの柄です♪

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足がテーマの絵本紹介

はだしになっちゃえ

運動会のかけっこでいちばんになった。この“あし”のおかげ。
――近年、子どもの足のトラブルが増加しているなか、
いつまでも自分の“あし”で歩いたり、走ったりできる“元気なあし”でありたいもので す。
たつ・あるく・はしる・およぐ・とぶ…
「あし」の役割や成長、活躍ぶりがわかる1冊です。

ケンコーミサトっ子

累計60万足突破!(※2010年以降のコーベヤグループ出荷実績)

子どもの足の健康に。

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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