心も体も満たされる。子どもと一緒に楽しむハーブの活用術
ミントやローズマリー、カモミールなどなど……。たくさんの種類があるハーブですが、そもそも、ハーブは大人だけのものと思っていませんか?
香りや味はもちろん、ベランダで育てて一緒に摘みとったり、天然の鮮やかな着色を楽しんだりと、お子さんと一緒に楽しみながら暮らしに取り入れてみましょう。お誕生会や持ち寄りパーティーで、飲みものや料理に少し加えれば、見た目もぐっと華やかになって、体にも嬉しい作用が期待できますよ。
そんなハーブの活用アイデアがたくさん詰まった『こころとからだに薬用ハーブの贈り物 Birthday Herb』から、今すぐ試せるハーブ活用術の一部をご紹介していきます。
ハーブをもっと身近に感じてみませんか?
子どもと一緒に、簡単にできるハーブ活用を紹介します。
暑くなるこれからの季節におすすめなのが、ミントのレモンウォーター。ミントは消化を助ける働きを持ち、胃もたれなどの症状を緩和します。また、清涼感があり気分をリフレッシュさせる効果も。育てやすいハーブなので、自宅で育てて、お子さんと一緒に葉を摘んで作るのもいいですね。
【ミントのレモンウォーターの作り方】
ガラスのポットなどに氷とレモンの輪切り(国産レモンなら皮ごとでOK)、ミントの葉をたっぷりと入れ、水を注ぐだけ。ミントの爽やかな香りがいっぱいに広がり、レモンとの相性もばっちり。お子さんには、はちみつを加えてあげるのがおすすめです。 ※1歳未満の乳児には、はちみつは与えないでください。
目にも楽しいハーブ活用術3選
ほかにも、ハーブを使うアイデアはたくさん。とくに、親子で一緒にできる手軽なハーブの活用法を紹介します。
・7月のバースデーハーブ 【サフラワー(紅花)のパエリア】
魚介たっぷりのパエリアといえば「サフラン」が欠かせませんが、サフラワーでも鮮やかな黄色になるため、サフラン代わりに使えます。乾燥させたサフラワーにお湯をそそいでしっかり色を出したあと、スープに合わせるだけ。おもてなしに自家製パエリアを作ってみては?
・9月のバースデーハーブ【エキナセアのデトックスウォーター】
アメリカのセレブの間で注目されているデトックスウォーター。エキナセアを水に浸すだけで出来上がり。免疫力を高めるエキナセアは、夏の疲れを癒やし、秋冬の風邪予防の効果も期待できます。そのままでは苦味があるので、はちみつやレモンを加えると飲みやすくなります。 ※1歳未満の乳児には、はちみつは与えないでください。
・11月のバースデーハーブ【ナスタチウムのサンドイッチ】
ナスタチウムは中南米出身のハーブで、ルッコラやクレソンのような、爽やかなほろ苦さが特長。サンドイッチに葉を加えたり、サラダやちらし寿司に散らしたりすると、彩りもよく華やかに仕上がります。種子はおろし金でおろせばワサビ代わりになり、酢漬けにするとケッパーのようにも使えます。
手軽に試せるハーブ活用術が月ごとに紹介されている「バースデーハーブ」本が誕生
薬用ハーブをもっと身近に。名前しか知らないハーブの効用や、意外と簡単な育て方を知ってほしい……そんな思いで、「水戸 養命酒薬用ハーブ園」から出された本が『こころとからだに薬用ハーブの贈り物 Birthday Herb』です。
季節の移ろいを楽しむのと同じように、毎月の旬のハーブを暮らしに取り入れてみてはいかがですか?
例えば、その日の体調に合わせたハーブティーを飲んだり、ベランダで育てたハーブでブーケをつくってプレゼントしたり……。紹介されているアイデアは、自宅で楽しめる簡単なものばかりです。
薬用ハーブにまだ出会っていない方へ。
「Birthday Herb」とは、暮らしに役立つ薬用ハーブを四季を通して手軽に生活に取り入れてもらうため、ハーブの花や実が旬を迎え、活用しやすい時期をもとに、12カ月それぞれの月ごとに選定したものです。活用法はすぐに実践できるものばかり。おもてなしにも活かせるので、贈り物やちょっとした祝いの席にもぴったりです。
『こころとからだに薬用ハーブの贈り物 Birthday Herb』では、1月から12月まで12か月分24種類のハーブを紹介しています。今回は、その中から7月のハーブをピックアップ。
●サフラワー
7月に橙色(だいだいいろ)の花を咲かせるハーブで、和名を「ベニバナ」といいます。血行がよくなることを期待できるので、冷房の効いた室内ではあっさりとした飲みやすいハーブティーでいただくのがおすすめ!
ドライフラワーにしてお湯を注ぐと鮮やかな黄色に変化して見た目もきれいです。また、鍋やスープに加えると体が温まります。比較的、育てやすいハーブなので、プランターなどを使って自宅で育ててもいいですね。
●ラベンダー
ラベンダーの精油は万能薬ともいわれ、鎮静作用が期待できるので、キャリアオイルと混ぜてマッサージに使ったり、アロマオイルとして香りを楽しんでリラックスしたりと重宝します。
また、消臭・抗菌作用もあるので、クローゼットや靴箱にドライのラベンダーを忍ばせるのも効果的。剪定してドライにした花束はインテリアとしても楽しめます。ポプリやサシェ(香り袋)にしてプレゼントしても喜ばれますよ。
【キッチンハーブのススメ】
料理にハーブを使いたいけれど、量の割には意外と高い……と感じたことはありませんか? ミントやバジル、イタリアンパセリ、ルッコラ、チャイブなどは簡単で、キッチンの窓辺で小さなトマト缶を使って育てることもできますよ。ハーブはとても育てやすい植物なので、自宅に小さなガーデンを作ってお子さんと一緒に収穫してみましょう。
【水戸 養命酒薬用ハーブ園】
多種多様なハーブに直接触れ合いたいなら、茨城県の水戸市植物公園内にできた「水戸 養命酒薬用ハーブ園」がおすすめです。薬用ハーブの種類もさることながら、美しい石積みや、パティオ(中庭)を思わせるウッドデッキも魅力。薬用ハーブに関するイベントなども多数あり、目で見て、触って、香って、五感で楽しめるハーブガーデンです。
子どもと一緒にめくるハーブに関する絵本
ハーブにもっと触れ合いたいというママにおすすめなのが、ハーブや植物に関する絵本。たくさんの種類のハーブや植物が紹介されていて、子どもはもちろん、大人も楽しめるのもいいところ。お子さんと一緒にページをめくり、名前や効能について知識を深めたり、絵本で見たハーブを育てたり、料理などに使ったり。親子で一緒にハーブの世界を楽しんでくださいね。
ハーブや植物に関する絵本
みなさん、ハーブティーをのんだことはありますか? この本では、ハーブの薬屋さん、ジャレットがハーブティーのいれ方や、ティーパーティーのひらき方をごしょうかいします。楽しいクラフトや情報がいっぱいの、ハーブティーについてくわしくなれる本です!
ハーブって、実はとっても育てやすいって知っていますか?育て方の基本からいろいろな活用法まで、ハーブ47種をイラストで楽しく紹介するハーブ入門絵本!
お気に入りのハーブを育てて香りや味を楽しもう。バジル、ローズマリー、タイム、セイジ、ミント、ラベンダー、カモミール…15種の一坪ガーデンのつくり方と栽培、ハーブティーや料理、クラフト、浴剤、ポプリまで。
ハーブは、心も体も元気にしてくれる、自然が生んだお薬。難しく考えず、身近に感じて、生活のなかにどんどん取り入れてみてください。
ハーブのある暮らしが、健やかな毎日を作ってくれます。
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養命酒製造では、経営理念の『生活者の信頼に応え、豊かな健康生活に貢献する』のもと、日々のよくある体の不調の解決に向けて、健康支援活動を行っています。
ライスタイルや環境の変化により、“病気とまではいえないが健康を保てず、病気に向かいつつある状態”東洋医学でいう「未病」にあたる人が増えています。東洋医学の知見から、この「未病」の予防と対策、衣食住や運動、心身も含め健やかなライフスタイルの提案と普及活動をセミナー、イベント、ウェブサイトを通し、生活者の皆さまへ日々、健康情報を発信しています。
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