第5回 Big, big trouble! (あら大変!)
朝起きたときから夜寝るまで、1日中おおいそがしのママ。今日も朝からフル回転です。
お家のことや仕事のこと、家族全員の予定もあれば、お子さんや自分の予定まで毎日のママのTo Do リストにはいつも予定がギッシリ。だけど、同時にいろいろなことをすすめていると、うっかりミスや失敗だって・・・。いつも頑張ってるママでも、もうお手上げ!って場面は結構あるかもしれません。そんな時には、頑張りすぎずにお子さんやご家族に助けてもらっちゃいましょう。もちろん日本語じゃありませんよ。困った時も英語にチャレンジ!
意外と知らない?でも、きっと知っていたら毎日使ってしまうかもしれない、とっておきの英語フレーズ、早速『小学館の英語教室イーコラボ』のMai先生に教えてもらいましょう。これまでも、小学館の英語教室イーコラボ×絵本ナビ連載企画「えほんDeえいご Say Hello!」では、親子で使える、楽しいとっておきの英語フレーズをご紹介してきました。今回は、いつもの「遊び」から飛び出して日常生活でも大活躍!魔法のフレーズを教えていただきます。このフレーズをいろいろな場面で使ってみましょう。声にだしてみると、不思議と愉快な気持ちになって失敗も笑い飛ばせちゃうかもしれません。
是非、お子さんと一緒に使ってみてくださいね。
【今回の絵本フレーズ】
今回は「ありときりぎりす」で有名なイソップ物語から、“The Lion and the Mouse”をお届けします。お話では、ライオンに捕まったねずみが命乞いをして見逃してもらい、代わりに恩返しを約束します。大きな自分に恩返しをすると言った小さなねずみを笑い飛ばしたライオンですが、ある日人間の仕掛けた罠にかかってしまいます。ライオンのピンチを知ったねずみは、どうするのでしょうか・・・。ねずみやライオンのように「あら大変!」と思ったときに使える、とっておきのフレーズをご紹介します。
Big, big trouble! “Let me go!”
(あら大変!「離して!」)
まずは大きなライオンにつかまった小さなねずみの言葉を真似してみましょう。お母さんが一人二役します。お子さんのぬいぐるみを使って、まずはお母さんがぬいぐるみを捕まえる真似をしてみましょう。その時に、お子さんに「~ちゃん!Big, big trouble!」と声をかけ、ぬいぐるみの声で“Let me go!”と言ってみましょう。そのあとはお子さんに助け出してもらうのも良いですし、お母さんが “Hmm…Ok.”と言って逃がしてあげても良いでしょう。
Big big trouble! “Help me!”
(あら大変!「助けて!」)
今度は罠にかかってしまったライオンの言葉を真似してみます。ぬいぐるみに大きな布をかぶせてみましょう。ここでもお子さんに「~ちゃん!Big, big trouble!」と声をかけます。そして、ぬいぐるみの声で “Help me!”と言ってみましょう。お子さんがぬいぐるみを助け出してあげられたら、“Thank you!”と言ってあげると良いですね。
Big big trouble!
(あら大変!)
最後はごっこ遊びを離れて、実生活で使ってみましょう。お食事中に飲み物がこぼれてしまったとき、お子さんとお散歩をしていて急に雨が降り出したとき、“Big, big trouble!”とお子さんと言ってみましょう。子どもならではの面白い解決策を考えてくれるかも!
【今回の絵本】
絵本:“The Lion and the Mouse”
作:Gail Herman
絵:Lisa McCue
出版社:RANDOM HOUSE INC
ISBN:9780679886747
【先生からのコメント~ご紹介するにあたって】
子どもとの生活は毎日がハプニングの連続。そんなとき、このフレーズをお子さんと一緒に口にしてみることで、困ったことも笑いに変わったり、ときにお子さんのアイデアで解決したりすることもできるのでは、とセレクトした一冊です。
『小学館の英語教室イーコラボ』 Mai先生
【ママへのアドバイス~絵本をつかって+α~】
Big, big trouble! を言うことにすっかり慣れたら、ぜひお子さんとの遊びに取り入れて頂きたい歌遊びをご紹介します。 “London Bridge”という歌はご存知でしょうか。日本語でも「♪ロンドン橋が落ちる」と歌われていますね。
ライオン役になって、同じメロディーで歌ってみましょう。♪I’ll catch you little mouse, little mouse, little mouse. I’ll catch you little mouse. Big, big trouble!です。最後のBig, big trouble.のところでお子さんをぎゅっと捕まえてhug!大きなライオンは怖いけれど、大好きなお母さんになら捕まってとても嬉しいはずです。
『小学館の英語教室イーコラボ』では、お母さんが絵本の英語を使いながらお子さんと一緒に遊ぶことができるように、言葉と遊び方をお伝えしています。上記のようにお子さんとの遊びの中で絵本のフレーズを使ってみるのも、無理なく楽しめるよう、講師がサポートしていきます。
この年代のお子さんは言葉、人、物などどんなものでも初めてふれる時には、安心できるお母さんの存在が必要です。大好きなお母さんの声と笑顔とふれあいがあってこそ、英語がお子さんに心地よいものとして入っていくということを大切に考えています。
【小学館の英語教室イーコラボってどんなところ?】
口から英語があふれだす!
そのひみつは「ストーリーベースカリキュラム」
イーコラボでは、青山学院大学アレン玉井光江教授が、長年の研究結果を基に開発した、日本の子どもに最適の英語学習メソッド「ストーリーベースカリキュラム」を使用します。
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