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ブーケの代わりに「ブックトス」!絵本ナビスタッフが『書店婚』。

絵本ナビスタッフが日本初の『書店婚』を実現!

2017年9月16日、東京・神保町の書店「ブックハウスカフェ」にて、結婚式を本屋さんで行う『書店婚』が行われました。 翌日の読売新聞に写真入りで大きく掲載されましたので、ご存じの方もいらっしゃることでしょう。 おそらく日本ではじめてのこの『書店婚』を企画して行った新婦のHさんは、実は絵本ナビのスタッフなのです。 

書店婚のアイデア元は…ヨシタケシンスケさんの『あるかしら書店』から

ところでこの『書店婚』、ヨシタケシンスケさんの新刊書籍『あるかしら書店』(ポプラ社)に登場するエピソードがもとになっています。「本にまつわる本」の専門店「あるかしら書店」では、店のおじさんに「○○についての本ってあるかしら?」と聞くと、たいてい「ありますよ!」と言って奥から出してきてくれる、という内容です。「「本にまつわるイベント」の本ってあるかしら?」と聞かれた店のおじさんが、「ありますとも!」と出してきたのがこの『書店婚』というわけです。 

 

『書店婚』では、「1.本が好きな2人のために書店さんを会場にした結婚式。ご祝儀は図書券で。」や「2.新郎新婦入場(台車に乗って)」といった、本好きならニヤニヤしてしまうイベントがたくさん描かれています。無類の本好きである新婦のHさんは、なんとこの本に描かれたことを本当にやってしまおうと考え、ブックハウスカフェさんにお願いして実現してしまった、というわけです!ヨシタケシンスケさん公認です。

斬新な発想と笑えるイラスト
あるかしら書店

「なんでもある」書店の店主が、お客の「ありますか?」にかならず「ありますよ」と本を差し出してくれる。本っていいよねと言いたくなるような一冊。

何したの?!気になる「書店婚」レポート!

台車で入場、そして”ブックトス”に”しおり入本”!

新郎新婦が台車に乗って入場です。台車を押すのは絵本作家の新井洋行さんとカナガキです(写真/市原淳)

当日、会場に参列?したのは、会社の同僚(=絵本ナビスタッフ)、ご縁のある絵本作家さんや出版社の皆さんなど、約30人。 

書店の2階かららせん階段で登場した新郎新婦は、神父…ではなくて店長による宣誓のあと、新婦からのブーケトス…ではなくて、本を投げる「ブックトス」!本の中では「文庫トス」なのですが、トスされたのはなんとヨシタケシンスケさん直筆サイン入りの『あるかしら書店』。ブーケと違って、未婚の女性に限らず誰でも受け取ってよいことにしたので一層盛り上がりました。 

新婦からのブックトス!ヨシタケシンスケさんのサイン入り!

そして本屋の必需品である「台車」に乗って入場。参加者からは紙吹雪が投げかけられますが、よく見ると紙吹雪は本屋さんで本にはさんである「スリップ」というものを切ったもの。さらに二人でのケーキ入刀…に続いての「しおり入本」!

ケーキ入刀ならぬ、「しおり入本」!(写真/市原淳)

書店婚ならではのゲーム、絵本作家さんたちによる「ブックバンド」の演奏…豪華で楽しい内容!

書店だからこそ!のゲームも。店内の本棚に並ぶ絵本の中から、背表紙に二人にまつわるクイズが書かれた本を探すイベントではみんなで必死に書店の本を目を皿にしてさがしました。さらに絵本作家さんたちによる「ブックバンド」の演奏、パントマイムと絵本おはなしのユニット「おむすびひろば」のステージ!新婦の普段の人望の厚さを感じることができる豪華な顔ぶれに、参加者みんなが楽しめるプログラムで、とても贅沢な時間でした。 

ちなみに、新郎は最初はこの企画を聞いたとき、驚いたとか。

”式を終えた新郎は「最初は何を言い出すんだと思ったが、子供心を取り戻せたような気がして楽しかった。」、新婦は「いろいろな人がわがままを受け入れてくれた。おそらく日本で初めての式になった。本好きの人に広まったらうれしい」と笑顔で話した。”(読売新聞より)

おむすびひろばのパフォーマンス。うんとこしょ、どっこいしょ・・・。

参加者みんなが笑顔になった「書店婚」!

参加者だけでなく、この日の話しを聞いた人みんなが笑顔になった素敵な『書店婚』でした。 

絵本っていいな、本屋さんっていいな、本好きっていいな、と感じた幸せな気持ち、皆さんにお裾分けできたらと思います。

新郎新婦、おめでとうございます!! 

 

※書店婚に限らず絵本屋さんでのイベントやってみたい!という方は、ぜひブックハウスカフェさんに相談してみてくださいね。

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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