みんなのレオ・レオーニ展『スイミー』の原画来日!2019年7月13日から新宿で開催
魚の絵本「スイミー」、ねずみの「フレデリック」でお馴染みの絵本作家レオ・レオーニの作品をレオ―ニの生涯と合わせながら紹介する展覧会が東京で開催されます。貴重な原画や絵画、彫刻など見応えたっぷりの展覧会です。絵本作家、アート・ディレクターとしての仕事、絵画、彫刻など幅広い活動をしたレオーニが子どもの絵本に初めて抽象表現を取り入れるに至った道筋にも光を当てています。この夏、親子のお出かけにいかがでしょうか。レオーニの絵本を読んだり、絵本の世界を映像や造作物で体感したりなど、親子で楽しめるコーナーもありますよ。
絵本ナビではプレミアム会員向けにチケットプレゼントを実施中です。会員の方は是非応募してくださいね。
合わせて、2019年9月29日(日)まで期間限定でレオ・レオニカフェが銀座で開催されています。こちらもチェックしてくださいね。
プロフィール
レオ・レオーニ(1910~1999)
1910年、オランダ生まれ。
イタリアで暮らしていたが、第二次世界大戦が始まるとユダヤ人であるレオニはアメリカ合衆国に亡命。
イラストレーター、グラフィックデザイナーとして活躍していた。
1959年、孫のために制作した「あおくんときいろちゃん」で絵本作家デビューを果たす。その後、40冊ほどの絵本が発表され、日本でも数多くの作品が翻訳されている。
主な作品は、「スイミー」「フレデリック」「じぶんだけのいろ」「コーネリアス」など。
絵本「スイミー」の原画が来日!
世代を超えて日本中で愛されている絵本『スイミー』。幻とされた原画(スロバキア国立美術館所蔵)が来日します!
計5点の原画は絵本『スイミー』の絵とは少し異なり、絵本のパネルと比較しながら見ることができます。
絵本『スイミー』
みどころ
ちいさな黒い魚のスイミー。
海の中で出会ういろいろな海の生き物たち。
小さな赤い魚たちが集まってできた赤い大きな魚。
ページいっぱいに描かれている海の様子は、きっと子供たちの目を引くことでしょう。
また「虹色のゼリーのような…」「ドロップみたいな岩から…」といったいろんなイメージが広がる表現や「スイミーは考えた。いろいろ考えた。うんと考えた。」というリズムに乗った文章を読み手も一緒に楽しんでみてくださいね。
――(ひじり あい ;絵本ナビ オフィシャルライター)
絵本の原画を中心に、作品約200点を展示!
「みんなのレオ・レオーニ展」では、絵本原画をはじめ、ポスターなどのグラフィック・デザイン、絵画、彫刻、アニメーションの素材など、生涯取り組んだ多彩な作品約200点を展示し、レオ・レオーニの生涯を、作品を通じて紹介します。
その一部展示作品を絵本と合わせてご紹介します♪
「マシューのゆめ」原画
「アレクサンダとぜんまいねずみ」原画
人間に嫌われているねずみアレクサンダと、持ち主にかわいがられている ぜんまいねずみウィリーの話。ウィリーのことがうらやましいアレクサンダは、 魔法使いのとかげに自分をぜんまいねずみに変えてもらおうとするが・・・。 コルデコット賞次点作。
絵本『アレクサンダとぜんまいねずみ』
内容紹介
ねずみのアレクサンダは、子供達にちやほやされる玩具のぜんまいねずみがうらやましくて仕方ありません。しかしある日、その玩具はゴミ箱に捨てられていたのです・・・
みんなのレオ・レオーニ展 開催概要
- 会期:2019年7月13日(土)~9月29日(日)
月曜日定休(ただし7月15日、8月12日、9月16日、23日は開館) - 会場:東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館(新宿駅西口より徒歩5分)
〒160-8338東京都新宿区西新宿1-26-1損保ジャパン日本興亜本社ビル42階 - 開館時間:午前10時から午後6時まで
※入館は午後5時30分まで - 観覧料:一般1,300(1,100)円、大学生900(700)円、高校生以下無料
※()内は前売および20名以上の団体料金
※前売券は4月9日(火)から7月12日(金)まで販売。詳しくは美術館HPをご確認ください。
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳を提示のご本人とその付添人1名は無料。被爆者健康手帳を提示の方はご本人のみ無料。 - お問い合わせ:03-5777-8600(ハローダイヤル)
絵本ナビプレミアム会員向けにチケットプレゼントを実施中!
絵本ナビではプレミアム会員向けにチケットプレゼントを実施しています。プレミアム会員の方は、「お知らせページ」のイベントより応募してくださいね。
- 応募期間:2019年6月24日~2019年7月4日 ※応募は終了致しました
この機会に、是非プレミアム会員に登録してはいかがでしょうか。
※画像写真の無断転載を禁じます。
Works by Leo Lionni, On Loan By The Lionni Family
この記事が気に入ったらいいね!しよう ※最近の情報をお届けします |