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「こどもえほんだなプロジェクト」寄贈レポート|アートネイチャー様

SDGs 2025-01-16
アートネイチャー×絵本ナビ

絵本を通じて大人と子どもが豊かな時間を過ごすこと、また、子どもたちに新しい世界や考え方を知るきっかけを提供することを目的とし、子どもの居場所へ絵本を寄贈する「こどもえほんだなプロジェクト」。絵本を求める施設と、それを支援したい企業・団体様をつなぎ、一冊でも多く子どもに絵本を読みわたす機会を作り出しています。SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」等への貢献にもつながるこの取り組みについて、寄贈してくださった方の想いや、子どもの居場所からの「ありがとう」の声を交えながら、実現した寄贈をご紹介していきます。

 

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アートネイチャー様 → 乳児院など4施設へ

●寄贈者様
 株式会社アートネイチャー様(東京都渋谷区代々木3-40-7)
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●寄贈先の子どもの居場所
 日本赤十字社医療センター附属乳児院(乳児院/東京都)
 HUG保育園(認可外保育園/富山県)
 もりのさとふれあいステーション(子ども食堂/愛知県)
 メゾンクオーレ(母子生活支援施設/広島県)

「こどもえほんだなセット」として、絵本約30冊と絵本棚が贈られました。

「子どもたちが喜んでいる姿に、絵本の魅力を改めて実感」

今回支援者として寄贈されたアートネイチャー様からお話を伺いました。

 

ーー今回、本プロジェクトに協賛された理由を教えてください。

アートネイチャーは、「ふやしたいのは、笑顔です。」をモットーに、当社に関わる多くの皆さまの笑顔を増やしていく様々な活動を行っています。今回、未来を担う子どもたちを応援する「こどもえほんだなプロジェクト」の趣旨に賛同し、協賛させていただきました。

ーーこれまでSDGsへの取り組みとして実施されてきたことは?

持続可能な社会の実現に向けた取組みとして、次の2つになります。

 

<環境への取り組み>

省エネルギー対応(施設照明のLED化など)

プラスチック削減(容器における再生PET、エコボトルの採用など)

各資源への取組み(水資源:節水シャワーヘッドの導入、紙資源:帳票の電子化など)

 

<社会への取り組み>

新たなサービス体制の構築(新技術の採用検討、自社固定店舗のサービス見直しなど)

平等な社会の実現(障がい者支援体制の強化、病院内ヘアサロンの開設など)

健康経営の推進(健康診断の受診促進、長時間労働の禁止など)

女性活躍の推進(男性育児休業の取得推進など)

罹患者の活躍推進(罹患者のQOL向上に向けた医療向けウィッグの取扱いなど)

ーー教育についての取り組みは初めてだったのですね。寄贈先の各施設からは色々な声が届きましたが、どう思われましたか?

子どもたちが喜んでいる姿を拝見し、とても心が温まりました。また、子どもたちだけでなく大人の皆さんも一緒に楽しでいただける、そんな“絵本”の魅力を改めて感じています。

ーーこれからどのように「こどもえほんだな」を活用してもらいたいか、また寄贈先の方々に伝えたいことがありましたら。

今後もこのプロジェクトを通じて、たくさんの子どもたちがステキな絵本に出会い、さらに笑顔があふれることを願っています。

子どもたちはもちろん、それを見守る大人たちの笑顔も増えたと思います。お話を聞かせていただきありがとうございました。

 

 

*アートネイチャー公式HPはこちら

 

各施設からの声(抜粋)

絵本を目にした途端、子どもたちは夢中で絵本を読んでいました。保育士による読み聞かせを実施済みで、また今後も実施予定です。引き続き読み聞かせを実施することで子どもたちが今までより絵本や本に興味を示し、幼い頃から本に慣れ親しむことで読書習慣が身につくことを期待しています(日本赤十字社医療センター附属乳児院)

子どもたちはたくさんの本に興味を示している様子で、早速絵本棚から気になる本を選び読んでいました。絵本棚の感想を聞くと「本がたくさん読めて嬉しい」と純粋な子どもの思いが聞けました。子どもたちの心に残る一冊が見つかれば私たちも幸いです(HUG保育園)

設置後、読み聞かせを行いました。子どもたちが絵本を手に取り自分で字を読めるようになったり、字や物語に興味をもつ事が期待できると思っています。部屋の一角にスペースを設けた事により、子どもたちにとってお気に入りの場所になるよう見守っていきたい(もりのさとふれあいステーション)

家や学校では全く本を手に取らないという小学生がいます。特性を持ったその子は自分からとある絵本を手に取り、お母様と一緒に読み続けていました。お母様からは「こんな長い時間本を読んでいる姿は初めて見た、嬉しくて泣きそう」と発言があり、同じような本なら手にとりやすいという発見にもつながっている様子でした(メゾンクオーレ)

 

 

嬉しい報告をありがとうございました♪

これからも本プロジェクトで実現した寄贈をご紹介していきます。

「こどもえほんだな」を設置したい子ども居場所、それを支援してくださる企業・団体様をそれぞれ募集中です

本プロジェクトは、様々な環境下どんな子どもであっても絵本に触れられる機会は平等であるべきと考え、生まれたものです。今回の取り組みのように「こどもえほんだな」を設置したい子どもの居場所(施設)と、それを支援し、一緒に寄贈を実現してくださる企業・団体様を募集しています。

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子どもの取り巻く環境に左右されず、子どもたちが一冊でも多く絵本を手に取れる環境づくりを応援します。

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