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子どもと一緒に作りたい!旬を楽しむレシピ

子どもと一緒につくりたい♪9月におすすめのお料理レシピ

たべる 2017-08-30 連載
日本キッズ食育協会

お手伝いでイライラしない!魔法のレシピをご紹介

子どもたちの“お手伝いをしたい”気持ちと、お家の方の”やってもらいたいけど時間がないから「また今度ね」と言いたくなる”気持ち、どちらの気持ちも汲み取って、一緒に楽しくお料理できるレシピを月に1度ご紹介します!これから毎月連載しますので、楽しみにしていてくださいね。

旬のものを使って、どこでお手伝いしてもらえるといいかを簡単に、でも丁寧にご紹介します!

最高の食育!一緒に作って一緒に食べよう♪

食に一番興味があるのは3〜9歳と言われており、ただ食べるだけでなく、作ってみたい!お家の人のお手伝いをしたいという気持ちとともに、自分の役割を持ちたい気持ちが芽生えます。お手伝いを全うすることで自信と達成感、さらにはお家の方との共同作業で愛情をたっぷりと感じられるのです。幼稚園や保育園のお当番活動も責任感をもちやりきることで達成感を感じるといった意味がありますよね。

でも実際に「お手伝いしたい!」と言われたら…忙しい日々の中では“自分でやったほうが早い!”と思ってしまうこと、ありませんか。せっかく沸いたお子さんの“お手伝いしたい気持ち”を大切にしたいですよね。少しの工夫で子どもたちの満足感を満たすことができるレシピで、心も体も育てて行きましょう!

9月、秋といったらきのこ!エリンギを使った簡単レシピ

今回は秋の味覚きのこの中の「エリンギ」を使ったレシピをご紹介します。

 エリンギは癖のない味、食感の良さが子ども達にも大人気です。その他のキノコが苦手でもエリンギなら食べられる子はたくさんいます。

エリンギのポーク巻き 〜旨味噌ダレ和え〜

材料

 

  • エリンギ・・・2本
  • 豚ロース薄切り・・・8枚
  • 塩こしょう・・・少々
  • ごま油・・・小さじ2
  • トマト・・・お好みで

 

使える!美味しい味噌ダレ材料

  • 味噌・・・大さじ1
  • 砂糖・・・小さじ1
  • 醤油・・・小さじ1
  • みりん・・大さじ1

作り方

  1. エリンギを5〜6cmの長さになるように切りさらに5mmくらいの厚さの拍子切りにする。(32本できると良い)
  2. 豚肉で1のエリンギを4本ずつ巻き塩こしょうをふる。
  3. 材料のを混ぜ合わせる。
  4. フライパンにごま油をひき中火にかけ、2の巻き終わりを下にしていれ、転がしながら火が通るまで3~4分焼く。
  5. 弱火にしを入れ4に絡むよう転がしながら2分ほど煮詰める。
  6. *エリンギ以外でもお試しください。旨味噌ダレは他にも是非使ってみてくださいね。

 

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お子さんと一緒に作りたい!ワンポイントアドバイス

豚肉を巻くのをお子さんに手伝ってもらいましょう。くるくる丸めるというのは手先を器用にする魔法が隠れています。自分で食べる分だけお願いするのも完食へとつながり作って食べるという最高の食育となります。

豚肉の巻き付けが緩くても焼く前にギュッと握るだけでしっかりと巻くことができますよ。

新学期が始まって疲れたときこそ一緒に作りたい!

まだ小さい幼児さんの場合は、一口大に切ってあげることで噛み切りやすくなります。

豚肉にはビタミンB1が含まれているので、新学期の生活に慣れてきた頃の疲労回復にとってもいい食材ですよ。キノコ類の食物繊維とともに召し上がってください。エリンギだけでなく色々な食材を豚肉で巻くだけで好き嫌いを克服できる子もたくさんいます。しゃぶしゃぶ用を使うとより噛み切りやすいですよ。

また、今回の旨味噌ダレはお子さんが喜ぶ味付けです。ナスと豚肉を炒め旨味噌ダレで味付けしたメニューはナス嫌いのお子さんでも嫌いを克服し、おいしいとお代わりしていました。ぜひ他にも使ってみてくださいね。

お手伝いの後の魔法の言葉を忘れずに♪

「〇〇くん、ちゃんがお肉を巻いてくれたからとってもおいしい!」

「お手伝いしてくれて、お母さんはとってもうれしいよ」

という魔法の言葉も忘れないようにしましょう♪

 

幼児さんの集中力は5〜10分と言われています。

「やりたいと言うので手伝ってもらっても途中で飽きちゃうんです」というご相談はよく受けますが、実は手伝ってもらう内容のレベルが高いという可能性もあります。大人にとっては少しのお手伝いでも、子どもにとっては大仕事です!たくさん褒めてあげてくださいね!

今回教えてくれたのは…

爲我井あゆみ(ためがいあゆみ)さん

幼稚園教諭を経たのち、子どものための食育スクール青空キッチン立ち上げメンバーとして2014年6月本部スクールがオープン。現在全国に14店舗あり、子どもの頃からの食の大切さを伝え、食を通して学校、家庭に次ぐ第三の教育の場を提供している。保育園での出張食育レッスンやイベント登壇、青空キッチンカリキュラム制作、キッズ食育トレーナー養成講座開講など、子どもと食のプロとして子どもの頃からの食育=キッズ食育の普及に励んでいる。

子どものための食育スクール「青空キッチン」生徒さん募集中です!

 

青空キッチンとは?

 

料理(調理)と教育の融合。

「さまざまな食材・料理に触れる」「素材から調理する」「自分でやってみる」「お友達と協力する」「新しい知識や発見」料理を通じて、五感を育てます。

考える力表現力、社会性をはぐくみ、子ども達の潜在能力を引き出すお手伝いをします。

「青空キッチン」のカリキュラムは料理をイベント的に体験するのではなく、日常の一コマとして、また、体作りや将来作りのすべての土台を築くための多面的な取り組みをしています。

 

全国に拡大中!詳しくはHPをご覧ください。

http://aozora-kitchen.com/school/

一般社団法人 日本キッズ食育協会とは?

 「本物の食は子ども達の未来を輝かせます」というスローガンの元、食に一番興味がある3歳から9歳の頃から食の大切さを感覚的に学べるのがキッズ食育です。

https://88auto.biz/buenarica/touroku/entryform6.htm

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掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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