冬キャベツでほっこり温まるチャウダー
子どもと一緒に作る♪重ねクッキング♪
暦の上ではもうすぐ冬。
日の入りも段々と早くなってきますね。
外から帰ってくるとあったかい物が欲しくなります。
そんな時にぴったりのスープ。
今回はお子さんと一緒に出来てまるでマジック?とわくわくする様なお手軽チャウダーをご紹介したいと思います。
キャベツは春野菜?実は冬のキャベツもとっても美味しい!!
万能な野菜キャベツは春野菜と思われがちですが実は冬にも冬キャベツがあるのはご存知ですか?
冬キャベツはとても甘くて美味しいです。
農家育ちなので幼い頃から種まき、苗の植え替え、収穫まで見てきました。
春キャベツと冬キャベツは見た目も重さも一目瞭然。
冬キャベツはしっかり葉が巻いていてずっしりと重たいのが特徴です。
そして葉がしっかりとしているので炒めものや煮物料理にはぴったりです。
ロールキャベツも実は冬キャベツが向いているのですね。
これからクリスマスやお正月などイベントが多い時期に入りますね。
そんな時は冬キャベツがとてもいい役目をしてくれます。
キャベツにはビタミンU、通称キャベジンが胃酸の分泌を抑えて胃粘膜の新陳代謝を活発にし、
修復する働きがあるからです。
それでは万能な冬キャベツを使ったほっこりと温まるチャウダーを作ってみましょう。
冬キャベツとホタテのチャウダー
材料 (4人分)
- キャベツ 大きめのもの2枚
- じゃがいも 2個
- 人参 1/2本
- たまねぎ 小1個
- ボイルホタテ 150g
- 白みそ 大さじ2
- 水 2カップ
- 固形スープの素 1個
- 豆乳(又は牛乳)200cc
- 片栗粉 大さじ1
- 塩、胡椒
作り方
- キャベツを手で一口大にちぎりましょう。
玉ねぎ、じゃがいもは皮をむきます。1cm角に切りましょう。
人参も1cm角に切っておきます。 - ホタテは大きいものは4つに切って材料の大きさをそろえましょう。
- 鍋にキャベツ→じゃがいも → 人参 → 玉ねぎ → ほたての順に重ねて入れます。
最後に白みそを4か所ぐらいに分けて乗せ固形スープの素と分量の水も入れます。 - 中火にかけて煮たったら弱火にして野菜がやわらかくなるまで煮ます。
- 片栗粉を豆乳1/4の量で溶き残りの豆乳と混ぜておきます。
4にざっと混ぜてひと煮立ちさせます。
最後に塩、胡椒で味を整えましょう。
*ホタテの代わりにあさりやかきなどでも美味しく作れます。
バターを入れるともっとしっかりした味になります。
お手伝いポイント 1
- 野菜を洗いましょう。
お店で買ってくる野菜にほとんど土は付いていませんが「土の中?それとも土の上で大きくなったお野菜??」と会話しながら洗うのも楽しいですね。「土の中で育ったお野菜はしっかり洗おうね」と一声かけて洗う時から楽しんでくださいね。 包丁を使わなくても手を使ってお手伝い‼
キャベツは手でちぎってもらいます。「○○ちゃんのお口に入る大きさにちぎろうね」その一言で充分です。きゃべつの形も会話になり楽しめます。時間がかかっても見守ってあげたいですね。
お手伝いポイント 2
- お鍋に切った材料を順に入れていきましょう。
キャベツから順番に入れていきます。鍋が熱くないので安心です。
「キャベツの次は何を入れてもらおうかな?」など会話も弾みますね。
- あら!お野菜がやわらかくなってスープに・・
野菜のうまみも出てもあっという間にやわらくなります。
蓋を取れば、あらびっくり!野菜が美味しそうです。
片栗粉で溶いた豆乳を加えたらとろみが出てあっという間にスープの出来上がり!
一つ一つの変化を見せてあげて下さいね。
もうひと工夫でクリスマス料理に♪
チャウダーをもうひと手間かけて豪華なスープにしてみましょう。
材料はパイシート、耐熱の器だけ。
作り方
- チャウダーは冷ましておきます。パイシートは冷蔵庫に移しておきます。
- 耐熱の器を用意します。オーブンを230℃に温めておきましょう。
扱いやすくなったパイシートをより少し大きめに丸くくり抜きます。 - 器に冷めたチャウダーを入れくり抜いたパイシートを乗せて縁を押さえてとめます。
- 230℃に温まったオーブンで13分~焼きます。
しっかりと膨らんで焼き色がつけば出来上がりです。
*クリスマスのクッキーの抜型などを使ってパイ生地をくりぬきパイの上に貼り付けてもいいですね。
水で濡らすか溶き卵をのり代わりに少しつけると失敗なしに仕上がります。。
いかがでしたか?
これから寒い冬に向けてのメニューを紹介しました。
風邪予防にも体の芯から温まるチャウダーをお子さんと作ってみてくださいね。
今回教えてくれたのは…
髙井 智美(たかい ともみ)さん
キッズ食育トレーナー・調理師・フードコーディネーター
調理学校のアシスタントを経験し出産を機に退社。同時に2002年からフリーで活動する。
農家育ちからJAの料理講師に。
活動範囲は得意とする地産地消のメニュー提案や市、企業などのイベントなど様々。
又自宅でもBeans Kitchenを主宰。
キッズ教室も開催するが「もっと料理を通じて色んな事を学んでほしい」という思いから
日本キッズ協会認定のキッズ食育トレーナーの資格を取得する。青空キッチン富田林校開校準備中。
子どものための食育スクール「青空キッチン」生徒さん募集中です!
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料理(調理)と教育の融合。
「さまざまな食材・料理に触れる」「素材から調理する」「自分でやってみる」「お友達と協力する」「新しい知識や発見」料理を通じて、五感を育てます。
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「青空キッチン」のカリキュラムは料理をイベント的に体験するのではなく、日常の一コマとして、また、体作りや将来作りのすべての土台を築くための多面的な取り組みをしています。
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