「もう ぬげない」ごっこってなに…?今最も熱い絵本作家ヨシタケシンスケ爆笑絵本をご紹介
「もうおしまいだ…」
絶望感たっぷりに呟いてるのは、なんと小さな子ども。
そして、その恰好が衝撃的! 半分裸の上に服がめくりあがっていて顔が見えない。
何があったの!?
これは、今一番ホットな絵本作家さんの一人、ヨシタケシンスケさんの絵本『もうぬげない』の一場面です。
その中でも、『もう ぬげない』は小さい子どもから大人までを魅了する、抜群の面白さ。
そのタイトル通り、お着替えの途中に服が脱げなくて身動きが取れなくなった子のお話。
「わかる!」
そう思ったのは子どもの方? ママの方?
両方あるでしょうね。
「うちの子、少し頭が大きめだから、いつも服を脱ぐときに頭にひっかかってどうしようもない状態になるの。」
「ぼくも、よく脱げなくなる! このまま脱げなかったらどうしようって思うよ…。」
ここから爆笑の妄想が広がっていくのが、この絵本。
なんでも、ごっこ遊びにも発展しているとか…すごすぎます。
どんな内容なのでしょう。すでに知っているひとも、知らないひとも、もう一度楽しんでみてくださいね。
レビューと共にご紹介します。
みんな経験があるんですよねぇ~。
またやってしまいました。
書店で、後ろの方にかくれていたのを発掘し、ヨシタケ作品という事で、開いて大爆笑!
小さいお客さんに「何が可笑しいの?」って、声をかけられたしまいました。
我に返り、足早にレジへ。
買いました。家に帰って三度読みました。
高2の息子もケラケラケラ!
夫もムフフフフ~!
みんな経験があるんですよねぇ~。
服が首から頭に引っかかって、脱げないんです。
せめて袖だけでも抜いてから脱げばいいものを。
ボタンがファスナーが襟ぐりのところをしっかり閉じているのかしら?
主人公の男の子の、「このまま ずっと ぬげなかったら どうしよう。」
このまま大人になるのかな?
前はうっすら見えるし、なんとかなりそうな気がする。
脱げないんだったら 脱がなきゃいんだ!
脱がないなりのこれからの生活を想像する様子が、なんとも子どもらしい想像で、可愛いんです。
この後やっぱり、脱ごうと努力し、もしかしたら先にズボンを脱いじゃえばと考えて、……。
この後は、大爆笑間違いなしです。
エンディングで、笑わない方はいないと思います。
(アダム&デヴさん 50代 ママ 男の子17歳)
いかがでしたでしょうか? 「どうやったらぬげるか」という話ではなくて、「ぬがない」と選択した男の子のお話。毎日の生活の中で、ちょっと肩の力を抜く時間として親子で読んでみてはいかがでしょうか?
「我が家で“もうぬげないごっこ”が流行ってしまった」「うちにも同じ格好をした写真がある」などの声が聞こえてくると、同じような出来事が色んな家庭で繰り広げられているかもしれないと思ってワクワクしてしまいます。まだまだ話題になりそうな1冊です。
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