『子ども科学電話相談』から「鳥」と「天文・宇宙」の2ジャンルが同時発売!
今年も『子ども科学電話相談』の夏が来た!
NHKラジオの人気番組「子ども科学電話相談」から、今年は『鳥スペシャル』と『天文・宇宙スペシャル』がNHK出版から2021年6月に発売されました。子どもも大人も楽しめる科学読み物です。
鳥は夢を見る? 大人も知りたい子どものギモンに、人気鳥類学者がお答えします!
NHKラジオ第1の人気番組『子ども科学電話相談』(毎週日曜日 午前10:05~放送)を、誌上で再現。
「黄身が2個ある卵からは、ヒナが2羽生まれるの?」「インコはなぜ人間のことばをまねするの?」などの生活の中から生まれる素朴な疑問や、「鳥の祖先は恐竜なのに、鳥はなぜ恐竜と呼ばれないの?」「鳥はこれからどのように進化していくの?」といった進化にかかわる質問などに、日本野鳥の会会長と人気鳥類学者“バード川上”がわかりやすく回答。子どもの好奇心を引き出すその解説は、大人にも読みごたえあり!
楽しみながら科学的な考え方や知識が身につく読み物として、朝の読書にもおすすめ。
子どもの「?」は、夜空にきらめく星の数ほどいっぱい。知ると宇宙が見えてくる!
NHKラジオ第1の人気番組『子ども科学電話相談』(毎週日曜日 午前10:05~放送)を、誌上で再現。
だれもが一度は不思議に思う「地球はなぜ丸いの?」「月がなくなったらどうなる?」といった疑問や、「ブラックホールが地球にあったらゴミをすいとらせたい」「土星の環の上でスケートはできる?」といった驚きの発想など、大人にもぜひ耳を傾けてほしい子どもの発言を、天文・宇宙の専門家がていねいに受け止めて解説する。
楽しみながら科学的な考え方や知識が身につく読み物として、朝の読書にもおすすめ。
内容紹介
子どもたちが持つ疑問は、夜空にきらめく星の数ほどたくさん。空を見上げることを忘れた大人たちには気づかない不思議が、NHKラジオ『子ども科学電話相談』にはたくさん寄せられています。
今年の“スペシャル!”は「鳥」と「天文・宇宙」。明朗快活・当意即妙な話術で人気の“バード川上”こと川上和人先生や、日本野鳥の会会長の上田恵介先生、ブラックホールの撮影で世界的に活躍の本間希樹先生など、超一流の回答者たちが揃っています。
とはいえ、この2冊は「学問」の本ではありません。子どもたちの経験や観察から生まれた質問ばかりなので、「理系」とは縁遠い人でも楽しめる読み物となっています。たとえば、
「地球にブラックホールをもってきて、そうじ機にしたい!」
なんて発想は、大人からはなかなか出てきませんし、科学らしい質問だと思わないかもしれません。これに答えるのは、“ブラックホール”本間先生。もちろん「無理です」の一言では終わらせません。素粒子から未来のエネルギー問題にまで、話は自然に広がります。
「インコはなぜ人間の言葉をまねするの?」
という疑問は、きっと多くの人が思い当たるでしょう。でも、その理由を調べたことのある人は少ないはず。上田先生は「人間を仲間だと思ってお話をしようとしているから」だと答えつつ、インコの習性についても解説してくれます。ちなみに、インコでよくおしゃべりするのは、メスよりもオスだとか。
科学への入り口は、身近なところに。
「月で野球をしてみたい」
「土星の輪でスケートをしたい」
など、スポーツ好きの子どもたちの欲望(?)を優しく受け止めて、しっかりとお話をしてくれるのは、国司真先生と永田美絵先生。このお二人の、宇宙への愛に満ちた回答で科学的好奇心を引き出すトーク力は、「科学する心を育てる」ための最強のツールといえるかもしれません。
番組登場のたびにSNSを盛り上げてくれるバード川上先生は、
「家の庭にいろいろな野鳥が来ます。どうしたらもっと増やせるかな?」
という質問に、こう答えています。
「鳥を増やすためには、みんなが幸せになる。これがすごく重要なことじゃないか」
人間と鳥が共存するためのヒントであり、子どもたちへの希望でもあるこの言葉は、このほかの質問への回答につながるキーワードでもあります。
各先生方の、子どもの発想や発言を否定せず、ほめながら興味を持たせ情報を与える会話術は、子どもたちとのコミュニケーションのよいお手本になるはず。子どもにとっては科学の新しい知識を得られる読み物であり、大人が読めば子どもと専門家のほほえましいやり取りを楽しめて、気がつくと科学と人間の未来について考えさせられている。そんな本が『鳥スペシャル!』と『天文・宇宙スペシャル!』の2冊です。学校の朝の読書だけでなく、親子で読んで感想を語り合ってみるのはいかがでしょうか。
こんな質問が載っています!
『鳥スペシャル!』
・キツツキはどうして木に虫がいるってわかるの?
・カラスは光るものが好きなのに、なんでCDがカラスよけになるの?
・鳥も夢を見るの?・鳥はこれからどのように進化していきますか? など
『天文・宇宙スペシャル!』
・地球は回っているのに、なぜ人は感じないの?
・だれも銀河系を外から見ていないのに、なぜ銀河系の形がわかるの?
・ブラックホールに吸いこまれたら、どこへ行ってしまうの?
・ボイジャー2号はどこまで行ったの? など
番組情報
NHKラジオ第1『子ども科学電話相談』
毎週日曜日 午前10:05~11:50 放送
番組ホームページ https://nhk.jp/kodomoq/
※夏休みや冬休みの期間中は『夏休み子ども科学電話相談』『冬休み子ども科学電話相談』を放送
書籍紹介
『NHK子ども科学電話相談 鳥スペシャル!』
出版社:NHK出版
発売日:2021年6月18日
定価:1,078円(本体980円+税)
判型:四六判 並製
ページ数:128ページ
ISBN:978-4-14-0011370-7
『NHK子ども科学電話相談 天文・宇宙スペシャル!』
出版社:NHK出版
発売日:2021年6月18日
定価:1,078円(本体980円+税)
判型:四六判 並製
ページ数:128ページ
ISBN:978-4-14-0011371-4
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