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絵本ナビニュース2022

日本の原風景を子どもたちに届けたい。「鯉の川わたし」が題材の『そらいっぱいの こいのぼり』刊行

子どもたちに伝え続けたい こいのぼりの風景

http://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=174365

世界文化社から、徳島県阿南市の「鯉の川わたし」をテーマにした絵本『そらいっぱいの こいのぼり』が3月11日(金)に発売されました。

ゴールデンウィーク、おじいちゃんの家でコイの滝登りを見たケンゴ。そこでおじいちゃんに、こいのぼりの由来について聞き……。「どうしてこいのぼりをあげるの?」という、子どもの素朴な疑問にこたえながら、美しく細密に描かれた絵で、日本の端午の節句の風景を味わえます。コロナ禍による帰省控えや、若者の都心移住により、田舎の風景を知らないまま育つ子どもたちが増えています。子どもたちに美しい日本の原風景や昔ながらの行事を届けたい、そんな想いから誕生した絵本です。

そらいっぱいの こいのぼり

・こいのぼりの由来を伝える行事絵本。
・美しく細密な絵で、日本の風景、伝統を描きます。
・絵探し、文字探しで、子どもも大人も絵を楽しめます。

ゴールデンウィーク、おじいちゃんの家でコイの滝登りを見たケンゴ。
そこでおじいちゃんに、こいのぼりの由来について聞き……。
「どうしてこいのぼりをあげるの?」という、
子どもの素朴な疑問にこたえながら、美しく細密に描かれた絵で、
日本の端午の節句の風景を味わえます。
カバーでは絵探し、文字探しが楽しめ、本文中にも各見開きに
絵本と関わりの深い言葉(5つの文字)が隠されています。
絵を読む楽しさがよりいっそう深まる絵本です。

作者・羽尻利門さん「いつかこの情景をモデルに絵本を描きたい」

マンション育ちの僕にとって、鯉のぼりのある風景は、あこがれの景色の一つです。四国最東端のまち・徳島県阿南市に住みだして間もない頃、妻が僕を加茂谷地区の鯉の川わたしに連れて行ってくれました。たくさんの鯉が、5月の空を気持ちよさそうに泳いでいる姿に大興奮した僕は、まさしく子どものようにはしゃいで妻と写真の撮りあいっこをしました。その時、「いつかこの情景をモデルに絵本を描きたい」という思いを抱きました。(本書 あとがき より)

★本書カバーで「絵探し」「文字探し」が楽しめます。本文中にも各見開きに絵本と関わりの深い言葉(5つの文字)が隠されています。絵を読む楽しさがよりいっそう深まる絵本です。

書籍紹介

『そらいっぱいの こいのぼり』
作:羽尻利門
発売日:2022年3月11日(金)
定価:1,430円(税込)
発行:株式会社世界文化ワンダークリエイト
発行・発売:株式会社世界文化社

著者プロフィール

作者:羽尻 利門
1980年、兵庫県生まれ、京都府育ち。立命館大学国際関係学部卒業。貿易会社勤務ののちイラストレーターに。2006年、第7回インターナショナル・イラストレーション・コンペティションで優秀賞受賞。主な作品に『夏がきた』(あすなろ書房)、『やめろ、スカタン!』(作・くすのきしげのり、小学館)、『えほん遠野物語 おまく』(文・京極夏彦、汐文社)などがある。

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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