【卒園おめでとう】 さようなら、ぼくたちのようちえん、ほいくえん!
たくさんの毎日をすごしてきたようちえん、ほいくえん。いっしょに遊んだり、けんかしたり。うれしいことも、たのしいこともたくさんあって。ここで出会ったきせきを、思い出を、大切にしてくださいね。
「卒園おめでとう」
子どもたちにも、お父さんお母さんにも贈りたくなる「卒園」をテーマにした絵本をご紹介します。
さようなら、ぼくたちのようちえん、ほいくえん! 「卒園おめでとう」絵本
あの名曲が絵本に!『さよならぼくたちの ようちえん ほいくえん』
園での思い出を彩る新沢としひこさん作詞の名曲「さよならぼくたちの ようちえん ほいくえん」が、宮西達也さんとタッグを組み、一冊の絵本になりました。
さよならぼくたちの ようちえん ほいくえん
あの卒園式の名曲が絵本になりました。新沢としひこさんが作詞した『さよなら ぼくたちの ようちえん ほいくえん』は、園での思い出を彩る歌として、長年愛される名曲。新沢さんによると20代の前半に実際に保育園で働いていたことがあり、園を退職したばかりの頃に、とある保育雑誌から「卒園の歌を作ってみませんか」と言われて書いたのがこの歌詞だったそうです。
本書は、そんな園の暮らしを振り返るように、人気絵本作家・宮西達也さんが、こぶたいっぱいの「KOBUTAEN(こぶたえん)」の園庭を定点観測するような構図でユーモラスに描いています。園庭中に散らばったたくさんのこぶたたちが、にぎやかに、転んだりケンカしたり笑ったり……。タイヤブランコや、鉄棒、砂場。元気よく遊ぶこぶたくんを眺めているだけで楽しい。
桜の花びらの下、色とりどりのランドセルを背負ったこぶたくんたちのシーンは眩しくて、わが子やお友だちを重ねてしまいます。園での生活を大切に振り返る……。そんなきっかけにこの絵本がなったらいいですね。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
セブンと一緒に卒園式! 『そつえんセブン』
人気の行事ヒーロー「セブンの行事えほん」シリーズ第8弾! あれあれセブン、泣いている!?
合わせておすすめ!「セブンの行事えほん」シリーズ
ぼくたちはこの園で出会った!『ぼくたちのきせき』
みんなの声より
「保育園の同級生」
そういう存在にお互いがなれたことが、どれほどの小さな奇跡の積み重ねの結果か…
そんなことに思いを馳せさせてくれるお話でした。
短い言葉で淡々と書かれていた点も良かったです。
ぜひ、卒園にあわせて読みたい絵本です。
(さくらっこママさん 30代・ママ 女の子4歳、男の子1歳)
今日は卒園式、こんなに大きくなりました。『そしておめでとう』
そしておめでとう
舞台は幼稚園。おかあさんのうしろに隠れて泣いていたあの子も、今は強い子、優しい子に。今日は卒園式、こんなに大きくなりました。
お絵描き、お砂場、お弁当。
お友だちと過ごす園での生活は、みんな楽しくて忘れない。
けんかもしたけど、すぐ仲直り。
色んなことして遊んだね。
さよならするのは、さみしいけれど。
悲しい時には、みんなで歌ったあの歌を思い出してね。
沢山の元気、勇気、笑顔、ありがとう。
「そして、おめでとう」
入園から卒園までの思い出をつづった詩「そして おめでとう」は、NHK「おかあさんといっしょ」8代目体操のお兄さん(74~87年)をつとめたセトちゃんこと、瀬戸口清文さんが遺された卒園ソング。言葉の端々から感じるのは、小さな子どもたちの成長を見つめるその優しい眼差し。絵本作家・えがしらみちこさんの素敵な絵によって、愛らしくも華やかな絵本になりました。何よりも、色々な場面で、様々な表情を見せてくれる、子どもたちの姿が魅力的!
誰もが迎える卒園シーズンに。この歌と絵本を一緒に贈って、お祝いしてあげてくださいね。見返しには楽譜と歌詞も掲載されています。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
卒園しても、ずっと友だち!『みんなともだち』
だれもが主役!『さよなら ようちえん』
さよなら ようちえん
卒園、おめでとう! 幼稚園を巣立つ子どもたちを描きます。
卒園を迎える幼稚園の子どもたちを、1人1人の個性を大切に、だれもが主役になれるんだよ、
というメッセージをこめて描きます。お名前を書き入れて、卒園の記念に贈りたい絵本です。
そして4月になれば、あたらしい環境へ。とても大切で繊細なこの時期を、私たち大人がしっかりと優しく見守っていってあげたいですね。
磯崎 園子(絵本ナビ編集長)
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